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yamanashi Archive
#cup091:太冠:太冠酒造
力強い文字で中央に「太冠」と大書したトラディショナルなカップ酒デザイン。でもその背景には、細かく風景がプリントされている。写真ではよくわからないと思うが、険しい山肌が描かれている。地元の名勝地「昇仙峡」だとのこと。滝の絵のようには見えなかったので、「覚円峰」と呼ばれる昇仙峡の見どころのひとつを描いたものではないかと思われる。
微妙な甘味の残る辛口の酒。うすっぺらい味というわけではないけど、雑味が残っているかな。香りは薄い。
南アルプスの豊かな水の恵みを受けての酒造りをおこなっているようだ。銘柄名の由来はと言うと、
出世した武官が前途を祝うときにかむられたという「太冠」から命名されている。祝い事に合う様にとそのように名づけられた
......とのこと。
山梨のカップ酒は、紙のラベルを貼付けたものが多く、このようなプリントされたタイプは少ないので、これを見つけたときはうれしかった。JR 山梨駅の売店で購入。山梨らしいなあと思うのだが、山梨ではいろんなところでワインのカップ酒を売っている。去年の夏に山梨に行ったときは、紙カップのカップ酒ワインを飲んだな。
カップお気に入り度:★
- 太冠酒造株式会社
- 種別:普通酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup032:春鶯囀:萬屋醸造店
葛飾北斎の『富嶽三十六景』より「甲州石班沢」(こうしゅうかじかざわ)をプリント。最初はどこの絵だかわからなくて、山梨のお酒なのになんで海なんだろう......と思っていたのだが、山梨での作品だった。石班沢は、笛吹川と荒川、釜無川が合流して富士川となるエリアだという。現在は、「鰍沢」と綴られる。駿河と甲斐を結ぶ水運の交通の要衝だったらしい。蔵元はまさに川の合流地点にほど近いところにあって、まさにこの作品をカップ酒のデザインに採用するにふさわしい蔵と言える。
日本酒度的には、辛口なんだけど、ふわっとした甘みが感じられて、好きな味。カップ酒にありがちな薄っぺらい味でないところがお気に入り。
昭和 8 年に以前より交流のあった与謝野晶子がこの地を訪れた際に、
法隆寺など行く如し甲斐の御酒
春鶯囀のかもさるゝ蔵
と詠んだのを銘柄名に採用したとのこと。
カップお気に入り度:★★
- 株式会社萬屋醸造店
- 種別:普通酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:美山錦(麹米)・日本晴(掛米)
- 精米歩合:70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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