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Junmai Archive

#cup183:伏見男山:男山本店

伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店

前々から欲しかったカップ酒。なんといってもこのサンマのイラストがかわいい。右の写真は正面なので、銘柄名が大きく書かれているが、裏側にはサンマが描かれている。その顔がなんともバカっぽいのがいい。人の心に隙を与えてしまうようなぽわんとした感じ。和み系だね。3 尾のサンマが海の中をすいーっと泳いでいるようなイラストがいいなあ。魚がプリントされているという点では、「鮎正宗」にもかなり近いデザインだ。

「男山」という銘柄名なので、大辛かと思いきや、辛口ながら淡麗ではなく、力強さが感じられる。特別純米酒ということで、バランスの取れた味わい。冷酒で飲んでいると香りは弱いようだ。冷やに近づくと酸味と甘味がすこし前に出てきたかな。燗映えする酒かも。

伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店「伏見男山」という銘柄名だけど、蔵のあるのは宮城県の気仙沼。にもかかわらず、「伏見」の名を冠しているのは、蔵の創業者が京都伏見の岩清水八幡宮に酒の製造免許を取得できたことをのお礼として参拝したときに宮司よりその銘柄名をいただいたということに由来するとのこと。この岩清水八幡宮は、別名・男山八幡宮とも呼ばれており、神社のある酒に縁の深い「伏見」とこの「男山」を合わせて銘柄名としたものだとのことらしい。「伏見男山」は、この蔵のフラッグシップ・ブランドだが、これ以外にも県産酒造好適米「蔵の華」を使った「華心」や「山田錦」を使った「蒼天伝」などを醸している。

蔵のサイトに小さな写真が掲載されているだけなのだが、なかなか素敵な社屋を構えているようだ。昭和初期の建造の木筋コンクリート造りの 3 階建て。モダンな印象。「洗い出し仕上げの重厚な外壁とモダンな内部構造が特徴」だとのこと。です。国の登録有形文化財に登録されているらしい。この地域はまだ Google Maps のストリートビューの撮影がおこなわれていないようで残念。

カップお気に入り度:★★★

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#cup171:A to Z House:六花酒造

A to Z House:六花酒造A to Z House:六花酒造

かなりデザインのいいカップ酒。なんといっても奈良美智(BLOG: NARA VOICE)のデザインである。いろんなデザインのカップ酒はあるが、MoMa に収蔵されるワールドクラスのアーティストによるカップ酒というのは他にはないはず。このカップ酒は、イラストのとおり「雲の上の女の子」というタイトルらしい。

おいしい。甘くもなく、辛くもない、クセのない味。女性にも飲みやすい酒をボトリングしているんだろうか。飲み疲れしなさそうだ。サイトを見ても、どの酒がボトリングさているのかは定かではなかった。六花酒造は、「じょっぱり」という辛口の酒をメインに製造・販売している蔵だから、中身も「じょっぱり」だという可能性は高い。だとすれば、純米酒のようなので「純米酒 じょっぱり」なんだろう。しかし、「じょっぱり」は辛口の酒という印象が強いため、この飲みやすさは意外だった。

A to Z House:六花酒造この商品は、ケースも凝っていて、写真にあるように 3 階建ての家の形の箱に入ってセット販売されている。円筒形ではないけど、ムーミンの家のようだ。家の外壁(?)にも奈良美智のイラストが薄いグレイのプリントが施され、トータル感が出ている。赤い屋根の上には手提げ用のひももついているのがうれしい。カップ酒の梱包は、すべて手作業だとのこと(詳しくは、こちら)。さらに、この家がすっぽり入る専用の袋もあったり、この家 6 軒を梱包できる特製の箱(こちらもイラスト付き)があったり、かなり凝った商品だ。

奈良美智は、六花酒造のある青森県弘前市の出身。その出身地で開催された「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」というイベントとのコラボレーションから生まれた商品だとのこと。このパッケージの効果もあり、普段日本酒を飲まない人にも売れているようだ。検索してみても、女性の購入者がけっこう多い。

「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」の展覧会の会場は、吉井酒造煉瓦倉庫という大正末期に建造されたすてきな建物。シードル(リンゴ酒)の醸造に使われていた蔵らしい。

カップお気に入り度:★★★

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まだあった、鯉川♪

鯉川(こいかわ):鯉川酒造赤坂に行ったついでに、いつも立ち寄る酒屋を覗いてみた。たまに行くとカップ酒の仕入れが変わっているから、不定期的にチェックするようにしている。店内のリーチインを遠目に見たところ、お馴染みの「秋鹿」が見えた。「きょうも新種発見はないかな」と半分諦め気味に冷蔵庫の前まで行くと、「鯉川」が。しかし、よく見ると違う。演奏している楽器がベースじゃない。ピアノだ。「同じ酒で別デザインのカップ酒も出ているんだ。だったら、ベースとピアノだけじゃなくて、他の楽器担当もいるのかな?」などと考えていたのだが、うちに帰って、よくよく見ると中身は違うようだ。前に紹介したのは純米酒。こっちは、純米吟醸だ。

後ろに控えているのも「鯉川」。こちらは純米で、クラシックなデザイン。ということは、純米酒は、2 種類のデザインで発売しているということか。パソコンで出力したような印刷のあまいシールが貼られている。地酒のカップ酒にはけっこう多いパターン。

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#cup140:竹泉 雄町:田治米

竹泉(ちくせん):田治米竹泉(ちくせん) 雄町:田治米

赤と青の竹林が描かれたお気に入りのデザインのカップ酒。以前紹介した「竹泉醇辛」と同じデザイン。「竹泉醇辛」は、緑と茶色を使った落ち着いた色使いだったけど、こっちはもっとポップなイメージ。デザインはいっしょでも色が違うとずいぶん雰囲気が変わるものだ。

「竹泉醇辛」がおいしい酒だったので、こちらにも飲む前からかなり期待。しかも、こちらは純米吟醸。さらに雄町。その上、無濾過生原酒。期待が膨らまないはずがない。で、飲んでみると......まろやかな香りと味の調和のとれたいい酒。期待どおり。甘味がほどよく、アルコールの辛味と相まって、こなれた仕上がり。かなり好みの味だ。原酒とはいえ、16 度という低めの度数であったせいか、飲みやすく感じた。

蔵元の田治米たじめは、元禄 15 年(1702 年)創業の老舗。300 ねんを超える歴史のある蔵ということになる。但馬の山間の町で但馬杜氏が醸す蔵。

The カップ酒 ベストセレクション 900』や『カップ地酒と車窓旅』に、このカップデザインのカップ酒は、「黒松タケカップ」と紹介されていた。しかも、普通酒。しかし、これは純米吟醸酒。キャップにシールが貼られていて、「もしや」と思い、剥がしてみると、「黒松タケカップ」と書かれていた。普通酒用のカップを流用して、純米吟醸酒を販売しているようだ。もしかしたら、普通酒の造りは止めたのかもしれない。

東京では、ほとんど見かけることがなく、入手したのは、大阪の山中酒の店。見つけたときは、うれしかった♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup138:純米とんぼカップ:泉橋酒造

純米とんぼカップ(じゅんまいとんぼかっぷ):泉橋酒造純米とんぼカップ(じゅんまいとんぼかっぷ):泉橋酒造

通称「赤とんぼカップ」。以前紹介した「純米とんぼカップ」の赤バージョン。イラストを見てみたところ、同じ版のように思われる。のんびりした田舎の風景が郷愁を誘う(でも、蔵があるのは神奈川県)。

ひさしぶりのカップ酒ということで味わって飲む。クセのないすっきりとした味わい。トゲトゲした感じもまったくなく、甘辛酸のバランスのとれた味。どの味が飛び出ていることもない。アルコールがふわっと香る。もうちょっと濃いめの味が好きなんだけど、あっさりめの純米酒が好みの人にはオススメかも。

泉橋酒造は、神奈川県海老名市という首都圏近郊にある酒蔵だが、地場産の米を使った造りや、亀の尾、神力といった生産量の少ない米を使った造りをおこなうなど、特徴のある酒蔵だ。こういう蔵は好感が持てるなあ。

カップお気に入り度:★★

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#cup131:石鎚:石鎚酒造

石鎚(いしづち):石鎚酒造石鎚(いしづち):石鎚酒造

以前紹介した「石鎚」のデザイン違いのバージョン。四国の名峰、石鎚山周辺の山々の水の恵みを受け、街のいたるところで湧き水が見られる西条の親水公園の噴水を描いたもの。前に紹介したものには石鎚山らしき山が描かれていたが、今回のものには山は描かれていない。残念ながら、磨りガラスをベースにしたものなので、デザイン的には好きなものではない。

ふくらみのある味。雑味なし。若干、甘みが感じられるが、それ以上に旨口の酒といった印象。無濾過・純米のおかげか。重厚感はあるが、鈍重ではない。前のものと同様、このカップにも詳細データがのラベルが貼ってあった。中身は同じものなんだろうけど、書かれていることは違っていた。ラベルいわく、

華やかな吟香と押し味のある酸味が調和した味幅のあるすべてに手仕事の純米酒です。

......とのこと。

これも前回同様、池袋の東武百貨店で購入。

カップお気に入り度:ー

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#cup130:御代櫻・純米:御代櫻醸造

御代櫻(みよざくら)純米:御代櫻醸造御代櫻(みよざくら)純米:御代櫻醸造

以前、この蔵の普通酒を紹介したが、きょうのカップ酒は、同じ「御代櫻」の純米酒。パンダのデザインということで、けっこういろいろな店で扱っているのを見かけるが、それは普通酒バージョン。このパンダカップの純米酒バージョンは、笹が緑色でプリントされていて、いいアクセントになっている。パンダのイラスト自体も、この純米酒バージョンのほうがいくぶんかわいいような。

辛口。純米酒ということで、期待して飲んでみたが、思いの外ふくらみに欠ける印象。雑味はなく、悪くはないいのだが、もうひとつといったところ。個人的な嗜好の問題か。甘辛い肉じゃがなんかには合いそう。これといったつまみが見当たらず、冷奴をあてにしてみたが、いまいち。普通酒の日本酒度が +1.0 だったのに対し、この純米酒は +6.5。かなり辛口。

蔵のサイトを見たところ、日本酒以外にも焼酎を造っているようだ。他にも造りに使った酒粕で漬け物を作っているようで、これはおいしそう。「御代櫻」にあうんじゃないかなあ。

このカップ酒は、山中酒の店で買ったもの。なんせ流通量が少ないようで、手に入れるにはちょっと苦労した。

カップお気に入り度:★★

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#cup104:みつくりの里:平和酒造

みつくりの里(みつくりのさと):平和酒造みつくりの里(みつくりのさと):平和酒造

地元の城、伊賀上野城をあしらったデザイン。ほとんどが太めの線で描かれているので、イラストがごちゃごちゃしていないところがいい。

昭和スタイルの日本酒っぽい味。ちょっとクセがあるようにも感じるが、決してイヤな味ではない。ほんの軽く熟成香が感じられる。特別純米酒の実力か。無濾過生原酒だからか、色はかなり黄色い。アルコールは、17 度と軽め。とはいえ、一合飲みきるころには、ほろ酔い気分。

このカップ酒のキャップ部分には、セロテープで小さな紙が貼付けてあり、「みつくり」と書かれていた。この平和酒造で醸している酒は、「みつくりの里」と「富士正宗」。ラベルには「みつくり」としか書かれていなかったが、たぶん「みつくりの里」なんだろう。伊勢神宮の御用達の甘酒なんてのも造っているみたい。伝統的な酒造りを守っているみたい。

大阪の「山中酒の店」で購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup097:澤乃泉 :石越醸造

澤乃泉(さわのいずみ):石越醸造澤乃泉(さわのいずみ):石越醸造

白鳥の絵がプリントされたカップ酒。この蔵のある宮城県登米市の伊豆沼は白鳥をはじめとした渡り鳥の飛来地であり、水鳥の聖地。ラムサール条約にも登録された湿地だとのこと。自然の豊かなところなんだろうな。

なかなかに濃い味わい。特別に濃いわけではないけど、純米酒ならではの飲みごたえがある部類。甘味は少なめの辛口。原酒で飲んでみたくなる一杯。そういえば、ここの蔵の酒は、以前いただきもので紹介したことがある。あのときの酒とは、ずいぶん違った味。

県内第 3 位の生産量とはいえ、2000 石。そんなに大きな蔵とは言えない。小さいからこそ地道に酒造りをおこない、鑑評会でも何度も入賞しているようだ。

カップお気に入り度:★★

  • 石越醸造株式会社
  • 種別:特別純米酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:+3.0
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:55 %

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#cup087:墨廼江:墨廼江酒造

墨廼江(すみのえ):墨廼江酒造墨廼江(すみのえ):墨廼江酒造

正面から見るとシンプルに「すみのえ」と銘柄名がプリントされているだけだけど、ちょっと回すとくじらのイラストが特徴のカップ酒。蔵のある宮城県石巻市は、捕鯨をやっている街なのかと思い、調べてみたところ、ビンゴ。沿岸小型捕鯨の基地としての役割を果たしていたらしい。

酒の味は、くじらとは関係ないようだ。基本的には淡い味わいながら、すこし後口に酸味の感じられると同時に辛口の味わいがさっと消えていく。

小さな蔵だけど、伝統的な手法に基づいてマジメな造りをしているらしい。

カップお気に入り度:★★

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#cup084:愛宕の松:新澤醸造店

愛宕の松:新澤醸造店愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店

再び登場の「愛宕の松」。前回紹介したのは、真っ黒な地の通称「ブラックカップ」。こちらは、カップの裏側に「中取り PLATINUM」とプリントされている。おめでたい雰囲気の松の図柄がシンプルでいい。

日本酒度としては辛口なんだろうけど、甘味を感じる旨口の高品質。甘いと言っても、べたついた甘味ではなく、すっきり消える淡い甘味。燗にすると、華やいだ香りが立ってくる。味もふくよかな感じになる。冷やよりも燗向きのお酒かな。

ここの蔵は、知っている範囲では、あともう 1 種類のカップ酒を出している。残るひとつは、「ブラックカップ」やこの「中取り PLATINUM」が特別純米酒であるのに対し、本醸造。本醸造とはいえ、いい酒を醸している蔵なので、期待。

こちらも上高田の「味のマチダヤ」にて購入。

カップお気に入り度:★★

  • 株式会社新澤醸造店
  • 種別:特別純米酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹
  • 使用米:山田錦
  • 精米歩合:60 %

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#cup080:秋鹿:秋鹿酒造

秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

8 升めの記念にお気に入りのカップ酒。通称、バンビカップ。オレンジ色(!)で鹿の絵と楓の葉がプリントされているとてもいいデザインのカップ。色、かわいい鹿の絵、楓の葉のアクセント......とてもお気に入り(反対側には、牝鹿もプリントされている)。

この蔵の酒は、全量純米(アルコールなどの添加物のある酒は作っていないということ)。まろやかでいい味。甘すぎず、辛すぎず。ポップなデザインで本格的な味(カップのデザインもよく、味もいいカップ酒は、なかなかない)。2/3 を常温で飲んだ後、ぬる燗にしてみる。アルコールのいい香りがふわっと漂う。よりまろやかさが際立つ。

大阪府北部の能勢町という自然豊かなところにある蔵。山を越えるともう京都府。自社田で米を育て、純米にこだわったしっかりとした酒を造っている(「山中酒の店」のサイトに「秋鹿酒造の田んぼの雑草抜きの会」というイベントのレポートがあった。楽しそう♪)。米造りから酒造りまでを蔵自ら手がける「一貫造り」がこの蔵のテーマ。「秋鹿」の創業は明治 19 年で、創業者奥鹿之助が本家より酒造業の免許をもって分家したのが始まりという。能勢の最も良い季節である「秋」と「鹿之助」の「鹿」を組み合わせての命名。

このカップ酒は、東武百貨店で買ったもの。確かあの店では、レギュラー商品のはず。お気に入りの居酒屋「」の定番商品でもある。近場で手に入る良酒ということもうれしい♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup074:黒松 貴仙寿:奈良豊澤酒造

黒松 貴仙寿(くろまつ きせんじゅ):奈良豊澤酒造黒松 貴仙寿(くろまつ きせんじゅ):奈良豊澤酒造

筆で書いた銘柄名と山水画風の山が描かれた地味なカップ酒。カップのデザイン的には、おもしろいものとは言えない。

純米酒ということで期待して飲んでみる。口に含むと濃厚な味が舌に広がる。その割には、その味はさらっと消えていく。淡麗辛口っていうのとはちょっと違うような気がする。酸味がすこし残るのかな。

この蔵元が純米酒を手がけたのは、まだ純米酒が一般的でなかった昭和 40 年代のこと。よい酒を作りたいとの思いから。手頃な価格で純米酒を消費者に届けたいと作り出したのがこの「貴仙寿」。昭和 54 年に他社に先がけて、発売。その後、吟醸系の 9 号系酵母でを完成させ、爆発的にヒットしたらしい。

カップお気に入り度:ー

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#cup059:愛宕の松:新澤醸造店

愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店

真っ黒な地がカップの外周をぐるり。そこに「愛宕の松」と大書。その裏側には「あたごのまつ」と仮名書きで。シンプルなデザイン。シックな黒地のカップは、「ブラックカップ」と呼ばれているらしい。

雑味のないしっかりとした味わい。鼻に抜けるアルコールもいい感じ。さすが特別純米。飲んだあとも舌に残る旨味が何とも言えず、いい。フルーティーな味わいも見え隠れする。きょう 3 本目のカップ酒ということで、締めくくりに特別純米酒を持ってきたのは正解だったかも。つまみに用意したカンパチの酒盗和えとも相性抜群。良質の酒に感じられる独特の甘みもうれしい。カップ酒に山田錦を使っているというのも特筆に値する。

蔵元の新澤酒造店は、生産量 200 石の小さな蔵だとのこと。蔵人の平均年齢は、24 歳だとのこと。蔵人を率いる新澤専務は、利き酒師としても相当の実力らしい。20 歳で純粋純米酒協会主催の利き酒選手権大会で、全問正解とのこと。この記録は、最年少とのこと。20 歳で全問正解とは、いつから嗜んでいたのやら。この蔵の新銘柄「伯楽星」は、『夏子の酒』の尾瀬あきらも絶賛だとか。

上高田の「味のマチダヤ」にて購入。

カップお気に入り度:★★

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#cup041:石鎚:石鎚酒造

石鎚(いしづち):石鎚酒造石鎚(いしづち):石鎚酒造

カップ酒には珍しい磨りガラスタイプ。噴水のある公園の絵をプリント。絵の右下には、「水の都 西条」とある。どうやら、親水公園の噴水を描いているもののようだ。バックにはギザギザの山の背が見える。石鎚山だと思われるが、石鎚山のイメージは鋭角に切り立った山頂が強烈だが、山頂部は東西にのびていることもあり、南北から見るとギザギザの山の背が続いているように見えるようだ。蔵のある西条市は、石鎚山の北に位置する瀬戸内海に面した街なので、こちらからの石鎚山の眺めはこのようになるのだろう。

しっかりした香りと味。無濾過ということもあってか、濃醇な味わい。満足のいく味。カップ酒の説明は、蔵元のサイトを見てもよくわからないことがほとんどだけど、このカップには詳細データがのラベルが貼ってあって、親切。そのラベルいわく、

豊な吟香に加え含み香に重厚さを備えた調和のとれた純米酒。35 日にも及ぶ低温発酵のよるきめの繊細さを感じ取っていただければ幸いです。(原文まま)

アルコール度数は、ちょっと高め。おいしい酒だけに、カップのデザインが好みでないのが残念。西条は、石鎚山を含む四国山地のおかげで、西条は水に恵まれた地域。市内のいたるところで自噴水(湧き水)が見られるらしい。この豊かな水の賜物。経営も酒造も家族でおこなうアットホームな雰囲気がサイトから感じられる。

池袋の東武百貨店で購入。

カップお気に入り度:ー

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#cup034:ろくろ首:信州銘醸

ろくろ首(ろくろくび):信州銘醸ろくろ首(ろくろくび):信州銘醸

ろくろ首というポピュラーな妖怪がプリントされたとてもユニークなデザイン。カップのぐるり一周をろくろ首の長い首が飾る。カップをまわしながら眺めていると楽しい。

詳細なデータが公開されていないので、よくわからないけど、おそらく日本酒はプラスの値。でも、ほのかに甘みが感じられる。かっちりしたベースの味が感じられる。香りはいかにも日本酒っぽい香り。吟醸ではないけど、吟醸酒と同程度に磨き込まれた精米度が印象的。

以前このブログで取り上げた「儀右ェ門」と同じ信州銘醸の酒。ここの蔵は「儀右ェ門」もそうだけど、醸した酒を蔵元のオフィシャルなブランド以外で展開することが多いような気がする。上田市に鹿教温泉という温泉があるのだが、ここに地酒を精力的に紹介している土産物屋「サカエヤ」がある。先日、ここに訪れたときに「風」という蔵出しの酒を買ったんだけど、これも信州銘醸だった。鑑評会でも常連入りの蔵。信州銘醸のウェブサイトにある西澤杜氏の言葉に

キリッとして、清冽、爽やかな味わいを求め
麹とモロミの気持ちを肌で感じ
人・米・水にこだわって
自然を生かした酒造りに徹す

とある。

カップお気に入り度:★★

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#cup031:國権:国権酒造

國権(こっけん):国権酒造國権(こっけん):国権酒造

写真はちょっと見づらいけれど、ひょうたんの中に筆文字で「國権」とプリントされている。単色のシンプルなデザイン。ひょうたんの横には堂々と「純米酒」とも。「和」な雰囲気が漂う。

すっきり、辛口。シャープな味わい。どんなつまみにも合いそうな感じ。

この蔵元の商品のすべてが特定名称酒だという。こだわりの蔵元。

カップお気に入り度:★★

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#cup027:西の関:萱島酒造

西の関(にしのせき):萱島酒造西の関(にしのせき):萱島酒造

だるまのイラストがプリントされたカップ酒。素朴なタッチのイラストがかわいい。だるまの横にプリントされているのは、姫だるまのように見えるんだけど、姫だるまって、蔵元のある国東市じゃなくて、竹田市のはずなんだけど。

普通酒かと思ってたら、純米酒。辛口っていう感じじゃない。詳細データがないのでわからないけど、日本酒度は、±0 ぐらいだろうか。飲みやすい。精米歩合も 60 % 以下ということのおかげか、雑味も少ない。あっという間になくなってしまった。

蔵元のある国東市のある国東半島は、宇佐神宮(宇佐市)や石仏(臼杵市)で有名なところ。「西の関」の「関」は豊後水道の「関サバ」、「関アジ」の「関」だろうか。......と思いきや、

二代目米三郎が「西の関」と命名した。「西の関」と名付けたのは、西日本の代表酒になりたいとの意気込みと願いとを込めたものである

......とのことらしい(萱島酒造ウェブサイトより拝借)。国東では、タチウオがおいしいみたい(知らなかった)。

EC サイトで通信販売されているのをよく見かける。

カップお気に入り度:★★

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#cup020:竹泉醇辛:田治米

竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米

竹林の風景がプリントされているお気に入りのデザイン。竹は黄緑、筍は小豆色。アクセントで一本だけ竹が筍と同じ小豆色でプリントされているのが秀逸。落ち着きのあるデザイン。この蔵元の普通酒の「タケカップ」というのがあるらしい。こちらのカップは、絵柄はこの「竹泉醇辛」(バンブーカップ)と同じだけど、赤と青を使っていて、なかなかきれい。

キャップを開けると、いい香りが漂う。アルコール添加の普通酒より、やっぱり純米酒のほうがおいしい。竹泉醇辛の名に違わぬ芳醇な味わい。辛口は概ね淡麗系の仕上がりになるものが多い(特にカップ酒で顕著)ので、濃醇系好きの自分にはこの味わいは魅力。

ちなみに蔵元の田治米の「田治米」は「たじめ」と読む。お、キリ番 20 本め♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup018:純米とんぼカップ:泉橋酒造

純米とんぼカップ(じゅんまいとんぼかっぷ):泉橋酒造純米とんぼカップ(じゅんまいとんぼかっぷ):泉橋酒造

青と白のプリントで、とんぼ、稲、酒蔵(?)、山(丹沢山系かな)を描いたカップ。とんぼが郷愁を誘ういいデザイン。難を言えば、酒蔵とか稲、山あたりが、昔風のチープなドット絵風なのが残念。とんぼは滑らかな線で描かれているんだけど、それ以外はなんかジャギー......。

純米酒。おいしい。辛口淡麗。すいすい飲めてしまって、味のコメントを書く前にほとんどなくなってしまった......。カップを開けたときに、いい香りがしたことが記憶に残っている。地元の人と地元の米で信条をもって酒造りをしているようだ。好感が持てる。

しかし、このカップ酒、ちょっと不思議。ふつうは、何か銘柄名があって、「○○カップ」という名前がついていることが多いんだけど(このブログでは省略している)、このカップ酒には銘柄名が記載されていない。この蔵元のどのお酒がカップに詰められているのかがわからない。

どこで買ったかは不明(覚えていない)。通販だったか......。

カップお気に入り度:★★

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#cup013:神亀:神亀酒造

神亀(しんかめ):神亀酒造神亀(しんかめ):神亀酒造

一升瓶や四合瓶のラベルは、筆書きのデザインだけど、カップは妙にポップ。亀のイラストが単色でプリントされている。親子亀も。

純米酒。味は、辛口。旨味が感じられる。酸味はさほど感じない。うっすらと黄色がかったお酒。ここの蔵は、1987 年以降、アルコール添加の普通酒をやめて、純米酒以上のものだけを作っているらしい。最低でも 2 年間の熟成期間を置くとのこと。そのためだろうか、こなれた味がする。

カップ酒じゃないけど、ここの蔵だったら、神亀純米活性にごり酒が好き。

カップお気に入り度:★

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#cup012:出羽ノ雪:渡會本店

出羽ノ雪(でわのゆき):渡會本店出羽ノ雪(でわのゆき):渡會本店

お気に入りのデザインのカップの紹介。紅花。山形の県花らしい。紅花をカップにぐるりとプリントしたもの。緑とオレンジの 2 色。「出羽路に酒あり」というフレーズもいい。

生酛純米。やっぱり純米酒はいい。味は、辛口。濃醇系。うまい。最後に酸味が残るかな。薄い黄色がかったお酒。キャップには、アルコール度数は、14 度と書いてあるけど、ほんとかな。けっこうまわるんだけど......。

蔵元の市島酒造は、兄弟で力を合わせて、名酒を醸しているらしい。蔵元のサイト曰く、

過去10年間で開催されなかった平成6酒造年度を除き、8回の入賞、特に最近の4年間は連続金賞受賞しております。15BYよりは、蔵元専務渡會俊仁が杜氏、実弟俊男が、製麹責任者となり、酒質の飛躍的なアップを実現させました。不易流行、温故知新をキ−ワードに、これからも日本酒を愛する皆様に感動と満足を与えられる酒造りを目指して参りたいと思います。
(株式会社 フルネット 金賞受賞蔵ガイド2004 P38より抜粋)

...ということらしい。

近所のコンビニで買ったもの。

カップお気に入り度:★★

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#cup006:儀右ェ門:信州銘醸

儀右ェ門(ぎえもん):信州銘醸儀右ェ門(ぎえもん):信州銘醸

普通のカップ酒とはぜんぜん違う、なんとなくダルマのようなかわいらしい形。カップ酒の多くは 180 cc だけど、このカップは 150 cc。酸味が少々感じられるのと、鼻に軽く抜けるアルコール分が印象的。やわらかい味がする。

諏訪泉」のときに紹介した酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップ 2005 でベストカップ賞を受賞したもの。「日本酒チャンピオンズ・カップ 2005」では、愛知酒類卸協同組合として出品されている。けど、蔵元は信州銘醸。仕込みは信州銘醸で、ボトリング・流通を愛知酒類卸協同組合でやっているということなんだろうか。

たしか、箱根の温泉に行ったときに湯本の酒屋で仕入れた一品。

カップお気に入り度:★

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#cup002:諏訪泉:諏訪酒造

諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造

近所のスーパーで中国地方の食品をフィーチャーしたフェアがあって、そのときに入荷された一品。米と米麹だけで作られた特別純米酒。酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップでグッドカップ賞を受賞したらしい。

デフォルメされた「泉」の文字をえんじ色の地に白文字で大胆にプリントしたお気に入りのデザイン。適度な酸味と若干の黄味のかったお酒。けっこう飲みやすい。

鳥取なのに諏訪?...と思って少し調べてみたら、この諏訪泉酒造のある智頭町にも諏訪神社があるらしい。ここの諏訪神社でも長野の諏訪大社と同じ七年に一度の「御柱祭り」があるらしい。記紀(古事記・日本書紀)を引くまでもなく、出雲と諏訪の関係は密接だ。蔵元のある「八頭郡智頭町」の「八頭」なんかは、いかにも八岐大蛇と関係ありそうな地名。

カップお気に入り度:★★★

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