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Honjozo Archive
#cup190:オバステ正宗:長野銘醸
190 本めのカップ酒は、お気に入りのデザインの「オバステ正宗」。シンプルなデザインだけどなんだか気に入っているカップ酒。そう、カップ酒界の「ハイライト」(たばこ)的存在。水色に抜きで「CUP」の文字が大きくあしらわれている。その下には銘柄名がローマ字で「OBASUTE MASAMUNE」とある。気に入っているのは、(右の写真だと半分しか見えていないけど)満月のような黄色い円が描かれていて、そこにも抜きで「オバステ正宗」とプリントされているところ。この商品の正式な名称も「本醸造金月オバステ正宗カップ酒」とのことで、やはりあの黄色い円は月らしい。
普通酒だろうと思い込んで飲んでいたが、よく見ると本醸造酒だった。「正宗」と名乗るだけあってちょっと辛口の酒で、淡い味わい。とはいえ、日本酒度はマイナスの値(-1.0)。
長野にはちょこちょこ行くけど、なかなか買うことができなかった一品。バス旅行で岐阜県の下呂温泉に向かう途中、休憩で立ち寄った土産物屋の近くにあった酒屋にたまたま入ってみたら出会うことができたというもの。その酒屋は、長野県下のカップ酒を数多く集めていて、その中にこの「オバステ正宗」もあったというわけ。
長野銘醸では、日本酒の悪酔いの原因が米起源ではない醸造アルコールにあるのではないかと考え、添加アルコールの原料に米を使うことにし、次の日に残らない酒を造るという試みなどをおこなっているようだ。日本酒は、米からできているんじゃないの......という疑問もあるかもしれないが、実際にはさとうきびから砂糖を製造する工程で出る廃糖蜜などの糖分をアルコールにして使ったりしている。
カップお気に入り度:★★★
- 長野銘醸造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15-16 度
- 日本酒度:-1.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:美山錦
- 精米歩合:65 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- Comments: 0
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#cup185:東北泉:高橋酒造店
ゆるやかな稜線を描く山がデザインされたカップ酒。「東北泉」を醸す高橋酒造店なので、この山は鳥海山だろう。蔵のサイトにも鳥海山の写真が使われていて、カップ酒に描かれた稜線と同じ形をしているのがわかる。
東北の銘酒「東北泉」にカップ酒があるとは思わなかった。山形の上山温泉の酒販店で遭遇したもの。酸味が前面に出てきている味わい。アルコールの辛みもあいまって、辛口の飲みやすい良酒に仕上がっている。
東北泉は、山形を代表的名山である鳥海山の伏流水を使い、特定名称酒を中心に酒造りをおこなっている。そのため、本醸造酒やカップ酒は作っていないと思っていたのだが、意外にもカップ酒を出していた。このカップ酒も悪くないが、せっかくだったらやっぱり純米酒を飲みたいな。
カップお気に入り度:★★
- 合資会社高橋酒造店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
#cup177:金波:光武酒造場
ひさしぶりの金波。これは、アジサイをあしらったフラワーカップ。花の部分が幾何学的というかパターン的なデザインになっているのがいまひとつ......。前回紹介したグラジオラスのほうがいい感じにデフォルメされていて、植物っぽい感じも残っていて、いい雰囲気だと思う。
甘めで飲みやすい酒。べたべたした甘さではなく、甘口に仕上げた本醸造酒のよさが出ているといったところだろうか。
前回蔵のサイトを見たときには書かれていなかったように思うが、いま見てみたら「モンドセレクショントリプル金賞受賞」とある。「魔界への誘い」(芋焼酎)、「舞ここち」(麦焼酎)、「雫しぼり」の 3 アイテムが受賞したらしい。「雫しぼり」だけが日本酒で、残りは焼酎。やはり九州の蔵は焼酎も強いのかな。
カップお気に入り度:★
- 合資会社光武酒造場
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:-1.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:1.3
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:レイホウ
- 精米歩合:65 %
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
#cup169:柏盛:片山本店
以前紹介した「柏盛」のお燗瓶バージョン。こちらは、カップ酒にプリントされていた英語のテキストがない。それ以外は、瓶とカップの違いだけ。ここのカップ酒もそうだったけど、ちゃんと褐色の瓶に入っている。カップ酒は、紫外線に弱いものが多く、管理を怠ると変色してしまうので、こういう紫外線対策のあるプロダクトはうれしい。
このお燗瓶も電子レンジでチンして、お手軽熱燗。ひさしぶりの柏盛。原酒ということで熱燗はキツイかと思ったけど、そうでもない。まろやかな味わいでいい感じ。割り水なしの原酒の熱燗も悪くない。カップ酒のときは冷酒から冷やの温度帯で飲んだと思うけど、それより熱燗のほうがいいのかも。
これは、湯西川温泉で買ったもの(だと思う)。
カップお気に入り度:★★
- 片山酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:19 - 20 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
#cup168:縁喜:玉村本店
ピンク色の小さな花をあしらったデザインのカップ酒。写真に写っているのは、ユキワリソウ。カップの周囲には、他の花もデザインされていて、コマクサ、イワカガミとある。この酒を醸している蔵は、志賀高原の麓、渋温泉にある。きっとこれらの花も志賀高原で見ることのできる花なんだろう。花をあしらったフラワーカップというのはよくあるが、ひとつのカップに 3 種類も花をプリントしたものというのは珍しい。
飲んでみると、なかなかおいしい。甘みと辛みが同時に舌の上に広がるような感覚。どちらの味もいつまでも口の中に残る感じはない。蔵のサイトの商品説明には、淡麗・辛口の酒ではなく、あえて言えば端麗・旨口であると書かれていたが、そのとおりの味わいだと思う。
蔵の創業は、江戸末期の文化 2 年(1805 年)。以来、200 年以上この地で酒造りをおこなっているらしい。
多くの人に飲んでいただける酒に、もちろんしたいと思います。ただ、そのために他と同じ様な酒にはなりたくないと思っています。自分たちが信じるうまい酒を、飲んでいただきたいと思います。均質化のすすむ地方の、万人受けする酒ではなく、個性ある田舎の、個性ある酒でありたいと考えます。小さくても、味は全国トップの水準を目指します。単なる観光地の土産の酒ではなく、この酒を飲むために(も)ここに来たいと思っていただける酒を、不器用でも造っていきたいと思っています
いい目標だと思う。
この酒は、地元(中野市)のスーパーで発見して購入したもの。こういう小造りの蔵の酒は、現地でこまめに探さないとなあ。渋・湯田中の温泉にも行ってみたい。
カップお気に入り度:★★
- 株式会社玉村本店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15-16 度
- 日本酒度:+1.0
- 酸度:1.1
- アミノ酸度:1.0
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:麹米・ひとごこち、掛米・一般米
- 精米歩合:70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup164:高砂:金谷酒造
以前紹介した「高砂」の別デザインのカップ酒。今回のものは、ユリをあしらったもの。ユリのデザインというのは他にもいくつかあるが、これはいまひとつかなあ。もっとシンプルに抽象化されている方がプリントタイプのカップ酒にはあうように思う。
辛口の飲みやすい酒。ハモの八幡巻きにあわせてみたが、すこし八幡巻きの味のほうが強すぎるようだ。もっとあっさりした味わいのつまみのほうがあうだろう。
白山の名水を使って醸した白山菊酒。白山菊酒を名乗るには一定の基準と審査があるらしい。その基準とは......
- 「コク豊かで品格ある風味」であり、各蔵元の個性が生きていること
- 白山市内で醸造し瓶詰めした清酒であること
- 原料水は、白山・手取川水系の自家井戸から採取したものであること
- 国産の格付け一等以上の酒造好適米であること
- 麹歩合は、20 %以上であること
- 酒母は、「生もと」、「山廃」、または、「速醸」であること
- 精米歩合は、70 % 以下であること
- 「増醸」、「液化仕込み」による清酒でないこと
......だとのこと。こういう基準があれば、安心して飲めるというもの。
カップお気に入り度:★★
- 株式会社金谷酒造店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+3.5
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:五百万石・八反錦
- 精米歩合:65 %
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#cup162:特上 生一本:皇国晴酒造
しばらく前に紹介した皇国晴酒造のカップ酒の別デザインのカップ酒かと思ったら、キャップを見るとちょっと違う。前のは「豪華 生一本」、これは「特上 生一本」。どっちがクオリティが上なのかがわからない。多分、「特上 生一本」の方が上なのではないかと思う。スイセンをあしらったデザイン。
鼻に抜けるアルコールが心地よい。特段辛口というわけではなく、うっすらと甘みの感じられる酒。普段遣いとしては、申し分ない。熱燗にするといいかもしれない。
創業当時は「岩瀬酒造」という社名だったが、昭和の初めに皇国日本の勢いにあやかりあやかり
カップお気に入り度:★★
- 皇国晴酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup160:越の磯:越の磯
スイセンのイラストをあしらったデザインのカップ酒。なぜスイセンなのかと思い調べてみたら、蔵のある福井県の県の花はスイセンだとのこと。越前海岸のスイセンが有名らしい。海岸沿いのスイセンの生育面積は日本一の規模。福井県には、この「越の磯」以外にもスイセンをあしらったカップ酒はいくつかあるようだ。
香りは弱い。アルコールの辛みより、甘みのほうが幾分勝っているようだ。バランスは悪くなく、まずまずのクオリティ。レバ刺しを胡麻油でつまみにしてみたが、あまりあわない。干物なんかがいいかも。このカップ酒には、干したカニのフレークがついていた。
越の磯は、明治末期に創業した蔵だが、最近は地ビールに力を入れているらしい。「DIOS」という銘柄で、ピルスナー、アンバー、ダークの 3 種類を出している。
カップお気に入り度:★★
- 株式会社越の磯
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:14 - 15 度
- 日本酒度:+ 3.0
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup158:久寿玉:平瀬酒造店
以前に紹介した「久寿玉」は、地元の伝統玩具のさるぼぼをあしらったものだったが、 今回のものはデザイン違い。何の模様だろう。
すっきり飲みやすい酒。多少辛口かな......という気もするが、さほどでもない。さるぼぼカップが純米酒ということで、それよりもワンランク下の酒ということになる。
飛騨高山の冬場の気候を活かして、地場産の酒造好適米と北アルプスの伏流水を使った造りをおこなっている蔵のようだ。
カップお気に入り度:★★
- 有限会社平瀬酒造店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+2.0
- 酸度:1.6
- アミノ酸度:1.9
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ひだほまれ
- 精米歩合:60 %
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#cup152:福無量:沓掛酒造
シンプルなデザイン。昔風の書体で銘柄名を中央に配置。「信州銘酒」と地酒であることをアピール。
まろやかな味わいの酒。とても飲みやすい、気取りのない酒。香りは淡い。微妙に苦味を感じるが、全体のバランスを崩すようなものではない。本醸造酒らしい味だということかな。
「福無量」は、観音経の一節からのものだという。
觀世音淨聖 於苦惱死厄 能為作依怙 具一切功德 慈眼視衆生 福聚海無量 是故應頂禮
おめでたい言葉ということで書の世界ではよく題材として取り上げられているみたい。
上田の別所温泉の土産物屋で買ったもの。
カップお気に入り度:★
- 沓掛酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:±4.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:美山錦
- 精米歩合:65 %
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#cup141:神結:神結酒造
木馬とうさぎのポップでキュートなデザインが特徴的。カップ酒のデザインとしては、最高ランクのお気に入り。配色も好みの黄色・オレンジ系統。木馬、うさぎ、木馬、うさぎ......とカップの周囲に描かれている(うさぎが正面の写真は、こちら)。
価格、原材料から見て、普通酒だろうと思っていたけど、意外に飲めてしまう。おいしいというわけではないんだけど、味が整っているというんだろうか。調べてみると、本醸造酒だった。香りは、いかにも普通酒っぽいんだけど。味で、まず感じるのは甘み。原材料に糖類が含まれていないので、もともと甘口に作られているんだろう(日本酒度は、マイナスの値だった)。灘ではないけど、兵庫の瀬戸内よりの蔵なので、辛口かと思いこんでいた。
カップお気に入り度:★★★
- 神結酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 度
- 日本酒度:-1.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:65 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
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#cup137:鶴齢:青木酒造
リンドウの花をカップの周囲にあしらったフラワーカップ。イラストの抽象化というか簡略化がいまひとつで、リアル感もなければ、アイコンとしての美しさにも欠けているのが残念。カップ酒のデザインに限定すれば、同じ「鶴齢」なら、以前紹介した普通酒のデザインのほうがいい感じ。
ひさしぶりの新潟の酒。以前飲んだ「鶴齢」は普通酒だったけど、これは本醸造酒。新潟の酒らしく辛口。本醸造酒なので、ある程度アルコール添加されているわけだけど、それをすこし感じてしまうが、基本的には悪くない味。甘みも若干あって、辛口一本槍でないところがいいのかな。蔵の酒造りのポリシーとして、淡麗辛口ではなく、旨味のある酒を醸すことにしているらしいが、こうした普段遣いの酒にもその造りが反映されているようだ。
蔵は、コシヒカリで有名な魚沼にある。あのあたりを電車に乗っていると、広い水田が広がっていて、夏場には緑の絨毯のようで、懐かしい雰囲気。創業は、1717 年(享保 2 年)というから、かなりの老舗。蔵のサイトに「蔵人日記」というブログが併設されているが、見てみると BY20 の造りがちょうど始まったところだった。つい数日前に洗米が始まったそうだ。
カップお気に入り度:★★
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#cup128:北光正宗:角口酒造店
この手の白地プリントで文字が抜きになっているものは、キレイに撮影することができないのが残念だけど、このカップはかなりお気に入りのデザイン。「北光」と中央に大書。その脇を固めるように小さな文字で左に「正」、右に「宗」。「北光」の上には、北斗七星。この北斗七星がいい。日本酒のデザインに天体が使われることがない中で、北斗七星を選んだというのがなんともいいセンス。
香りからして「正宗」の名のとおりの辛口らしい印象。しかし、口に含んでみると、ほんのすこし甘味を感じるかな。普通酒ながら、しっかりとしたボディの感じられる酒。
この「北光正宗」を醸す角口酒造店は、長野県の北の果て。温泉はもちろんスキーでも有名な野沢温泉の近く。野沢温泉は新潟との県境に近く、以前、野沢温泉を訪れた際にも、新潟側から入ったのを思い出す。鍋倉山のブナの原生林を源にする良水と涼冷な気候、県産の金紋錦や美山錦、しらかば錦などの酒米を使った造りをしているようだ。
カップお気に入り度:★★
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#cup119:自然郷・さわやか:大木代吉本店
太い線で描かれた酒蔵のイラスト。きっとこの蔵を描いたものなんだろう。イラストの上の
酒造最盛期は 11 月中旬頃から 3 月下旬頃までです。酒蔵見学にどうぞお立ち寄り下さいませ。
......という酒蔵見学のお誘いのコピーがおもしろい。
キャップを開けると、ほとんどその縁まで酒が入っていた。そろーりと開けたのでよかったけど、不用意に開けるとこぼれちゃいそう。しばらく普通酒が続いていたので、この本醸造酒がおいしく感じる。舌の上で吟味するまでもなく感じる味の濃さ(特別濃い味というわけではないんだけど)。冷酒から飲みはじめて、常温に近づくにつれ、味がはっきりしてきた。甘すぎず、辛すぎず。
この蔵は、「蔵の素」や「こんにちは料理酒」という料理酒で有名らしい。各種メディアでも取り上げられたみたいで、EC サイトでも扱っている店がけっこうある。料亭向けに醸していたものが、「料理がおいしくなる料理酒」ということで、人気になったらしい。アミノ酸の含有量が多く、旨味の濃い料理酒に仕上がっているとのこと。飲み残しの酒を料理酒に転用するというのはよくやるけど、これではアミノ酸不足。市販の料理酒は、アミノ酸(たぶん、うまみ調味料)は含有されているけど、飲んでもおいしくない(塩分も添加されているし)。しかし、ここの料理酒は飲んでもおいしいものであるらしい。純米仕込みの料理酒。興味あるなあ。本物志向の酒造りを基本に、昭和 40 年代から純米酒造りに取り組み、地元の篤農家との酒米の有機栽培をおこなったり、社員による酒米作りにも取り組んでいるようだ。
カップお気に入り度:★★
- 合名会社大木代吉本店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup110:南部美人:南部美人
浮世絵風の美人画をプリントしたカップ酒。正面と背面とにひとりずつ。
とてもまろやかですっきりした味わい。すっきりした味わいながら、ボディの力強さもかねそなえている。が、それも強調しすぎるものではなく、口からさっと消えていく。甘すぎず、辛すぎず。なかなかの良酒。本醸造酒の本領発揮といったところだろうか。淡い黄みがかかった酒だなと思っていたのだが、この蔵では炭素濾過をやっていないようだ。
岩手の県北部に位置する二戸市で酒蔵を営む南部美人の代表的な銘柄。岩手ということでもちろん南部杜氏を擁し、雑味の多い甘口の酒が跋扈していた昭和中期以降「南部美人」の銘柄名のもと研鑽を重ねているらしい。蔵のサイトにおもしろい記事が載っていた。「世界最古!? 日本酒の自動販売機」。記事によると、明治の中期から後期に制作されたもので、五銭銅貨を入れると、酒が蛇口から出てくるというもの。蛇口はふたつあって、ひとつは酒が出てくる蛇口。もうひとつは、(とっくり?)すすぎ用の水が出てくるもの。この自販機は、二戸市歴史民俗資料館に寄贈されているようだが、そこの記事も読んでみるとおもしろい。
カップお気に入り度:★
- 株式会社南部美人
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15.8 度
- 日本酒度:+5.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:トヨニシキ
- 精米歩合:60 %
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#cup107:翁鶴:大石酒造
川の流れがプリントされ、その上に「保津川下り」と書かれている。京都の北西部の保津川を舟で川下りするのが保津川下り。よく見ると、激流の中に小舟とそれを操る船頭の姿も見える。浮世絵風の波頭がいい感じ。
淡い甘味を感じる。全体的にまろやかな味。酸味や辛味はあまり表にまで出てこない。鼻に抜けるアルコールも軽く感じられる。
蔵元の大石酒造は、嵯峨野トロッコ列車の上流川の起点のある京都府亀岡市にある。蔵の歴史は古く、元禄年間の創業ということなので、300 年以上酒造りをおこなっているようだ。蔵のサイトを見ていると、蔵に併設されている資料館のところに、
『探偵ナイトスクープ』に出演?したマネキンがいます。ここで結婚式を挙げたとか、、、
......と書かれていた。そういえば、こんなのあった、あった。資料館に置いてあるマネキンに一目惚れした女性が、このマネキンと結婚したい......という依頼だった。そうか、ここの蔵だったか。丹波の蔵ということで、杜氏はもちろん丹波杜氏。
カップお気に入り度:★★
- 大石酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup102:白露:高野酒造
白地に青く銘柄名がプリントされている。シンプルですっきりとしてはいるけど、それだけと言えばそれだけのデザイン。もうすこし銘柄名を小さくプリントすればバランスがいいかも。書体に特徴があるので、もうすこし控えめでもいいように思う。
淡麗辛口の新潟らしい味わい。本醸造だとのことだけど、すこし平板な味。もうすこし味の膨らみがほしいところ。
「白露」とは、蔵のサイトによると、二十四節気のひとつで、秋分の直前の期間だとのこと。Wikipedia いわく、
太陽黄経が165度のときで、大気が冷えて来て、露ができはじめるころ。八月節。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」と説明している
......とのこと。この「白露」は、9 月 8 日ごろから秋分までの約 2 週間で、この 9 月 8 日に生まれた酒ということで、「白露」と名付けたらしい。明治 32 年のこと。
カップお気に入り度:★
- 高野酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:1.1
- アミノ酸度:1.3
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:五百万石
- 精米歩合:60 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup100:愛宕の松:新澤酒造店
ついに、ついに、このカップ酒紹介も 100 本め♪ つまり、10 升、1 斗! 飲んだなあ。10 升めの記念カップは、こちら、「愛宕の松」。この銘柄の紹介も 3 本め。最初は、「ブラックカップ」、次が「中取り PLATINUM」、そして最後がこの「フラワーカップ」。
カップの周りに黄色とオレンジの花のイラストがぐるりとプリントされている。このキュートさ、レトロさがたまらなくお気に入り。カップ酒コレクションの原点のひとつともなったカップ(このカップに触発されて買ったのが、このコップ)。
この「フラワーカップ」以外は、特別純米酒だけど、これは本醸造酒。いままでの特別純米酒とは違う味わいだけど、ていねいに造られている。ベースには似たような味があるけど、どこか違う。雑味はなく、旨味のあるいい酒。淡い味のつまみに合いそう。
これも上高田の「味のマチダヤ」にて購入。
カップお気に入り度:★★★
- 株式会社新澤醸造店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15.5 度
- 日本酒度:+5.0
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:1.2
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:美山錦
- 精米歩合:60 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup095:日の丸:日の丸醸造
別名「秋田まつりカップ」。インパクトがあるので、なまはげの写真を掲載したが、このカップには、秋田を代表する祭りが 3 つ描かれている。ひとつが、男鹿のなまはげ。残るふたつは、秋田の「竿燈まつり」、横手の「かまくら」。楽しいデザインでいいんじゃないかな。
冷酒で飲んでも濃い味を感じる。無骨な野武士のようなどっしりとした昔の日本酒のような味。飲んだあとにも口の中にその味が残る。甘味はあまりない辛口で、すこし酸味が感じられる。
とはいえ、勝手に推測して「日の丸」としてみたが、実はこのカップ酒の中身、なんだかわからない。蔵のサイトを見てみたところ、この蔵の主力銘柄は「まんさくの花」。かなり流通している地酒。でも、中身が「まんさくの花」なら、そう書きそうなものだ。しかも、「まんさくの花」のカップは、それとして販売している。『カップ地酒と車窓旅』には、このカップ酒が紹介されていて、本醸造酒であるとあった。この蔵で出している「まんさくの花」でない本醸造酒は、「日の丸」。たぶんあってると思うんだけどな。
カップお気に入り度:★★
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#cup090:久寿玉:平瀬酒造店
カップ酒 9 升めの記念カップは、「久寿玉」。カップ酒のコレクションを始めるきっかけともなった一品。お気に入りのデザイン。カップにあしらわれたイラストは、蔵元のある飛騨高山地方の民芸玩具さるぼぼ。Wikipedia には、
飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味である。災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われている。
......とあった。このさるぼぼが腹掛けをしているのだが、小さく「久」、「寿」、「玉」と銘柄名の一字ずつを使っているのがかわいらしい。「久寿玉」のカップ酒は、上撰と佳撰の 2 種類があるが、こちらは、上撰のほう。
飲みやすい酒。甘過ぎず、辛すぎず。燗をつけてみたところ、柔らかい味がふくらんだ。若干酸味が出てきたような気もするけど、特筆すべきレベルではない。普段遣いの酒にふさわしいクセのなさ。
記録に残っている限りでは、1623 年には酒蔵として存在していたようなので、相当の歴史のある蔵。清酒を造りはじめたのは、大正時代に入ってからのことらしいが、その清酒「灘流正宗」は好評だったようで、それ以降、石高を増やしていったようだ。現在は、特定名称酒(普通酒は造らない)だけを造っている。蔵は、高山城の近く。高山の街の中心部のようなので、高山に行ったときには散策がてら見学に行ってみてもいいかもしれない。
カップお気に入り度:★★
- 有限会社平瀬酒造店
- 種別:特別純米酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+2.0
- 酸度:1.6
- アミノ酸度:1.9
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ひだほまれ
- 精米歩合:60 %
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#cup089:花の関:花関酒造
この「花の関」は、本社住所こそ福岡市になっているが、工場は太宰府市にあるようだ。太宰府でこの梅をあしらったデザインということになれば、やはり菅原道真。「
しっかりとしたボディが感じられる。本醸造の実力といったところか。酸と旨みのある昔ながらの骨太タイプ。燗にすると、辛口の味わいが急に増してくる。
九州北部ということで、焼酎大国の九州の中では、まだ日本酒の蔵も存在しているエリア。九州の日本酒の蔵には、焼酎も造っているところが多いけど、この花関酒造も例に漏れず、いくつかの銘柄で麦焼酎と米焼酎を造っている。「天神さま」、「管公さま」という焼酎があるようだ。こっちはダイレクトに「ご当地」系。
カップお気に入り度:★★
- 花関酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:レイホウ
- 精米歩合:ー
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#cup086:蓬萊泉:関谷醸造
「愛宕の松・ブラックカップ」のようなデザイン。濃いグレイの地に銘柄名が浮かぶ。横に書かれている文字は「壽至蓬萊不老泉」とある。道教を源流にした神仙思想のキーワード、「蓬莱山」の泉......ということか。かてて加えて、秦の始皇帝の命を受けた徐福が、東方の三聖山のひとつ、蓬莱山に不老不死の霊薬を求めた......そのエピソードに因むものか。漢詩にこういうフレーズがあるのかと思い、調べてみたがよくわからなかった。「寿至蓬萊不老仙」というフレーズはあるので、それに因んだものか。
飲みやすいお酒。普通酒ばかり飲んでいると、本醸造クラスでもおいしく感じる。嫌味のない甘味が口に広がり、消えていく。舌の上で味わうと、すこし辛口っぽい味が。
蔵のサイトを見たところ、商品ラインナップも豊富で、焼酎なども造っているようだ。他にも酒粕を使った酒粕飴や、日本酒のゼリー、地酒まんじゅうなども。主力銘柄の「蓬莱泉」の関連グッズも販売。愛知出身のさほど日本酒に詳しくない友人も知っている銘柄なので、愛知では認知度の高い酒なんだろう。レーシングカーチームのスポンサーもしているようだ。
カップお気に入り度:★
- 関谷醸造株式会社
- 種別:特別本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:夢山水(麹米)・チヨニシキ(掛米)
- 精米歩合:60 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
- Comments: 0
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#cup083:日置桜:山根酒造場
カップには白波の立った海がプリントされている。蔵のある鳥取県の海といえば、日本海だろう。中央には、「貝がら節」と大書されているが、これは酒の銘柄名ではない。銘柄名は、キャップにプリントされている「日置桜」。波のような細かいものは、こういうガラスにプリントするのは難しい。地元の民謡の歌詞がプリントされているということで、ローカル色が感じられるが、図柄に無理があるのがマイナスポイント。
ちょっと薄めの味だけど悪くない。冷やで薄めなら、熱燗なら味が膨らむかと思い、ぬる燗に。ちょっと酸味が表に出てきたけど、甘くもなく、辛くもなく、さすが日置桜......といった味わい。
プリントされているのは、地元の民謡「貝がら節」の一節。
色は黒なる 身はやせる
ヤサホーエイヤーー
ホーエヤエーエ ヨイヤサノサッサ
ヤンサーノエーエ ヨイヤサノサッサ
何の因果で 貝がらこぎなろうた
カワイヤノー カワイヤノー
蔵元の近くを流れる日置川を下っていくと、日本海に注ぎこむ。その近くに長尾岬という景勝地があり、その周辺の伝統的な民謡だとのこと。ホタテ(イタヤガイ)漁の労を忘れるための、労働歌なのだそうだ。調べてみると、「色は黒なる 身はやせる〜」ではなく、「何の因果で 貝がらこぎなろうた〜」のほうが唄の冒頭。なんで逆になっているんだろう。
カップお気に入り度:ー
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#cup071:柏盛:片山酒造
カップ酒には、かなり珍しい茶色のカップ。一升瓶だったら珍しくもなんともないけど、カップ酒で茶色のガラスを使うのは珍しい。「柏盛」の銘柄よりも「原酒」を前面にアピールしているというのも珍しい。銘柄名ぐらいをローマ字であしらったデザインというのはよくあるけど、このカップ酒には、なにやら長々と英文が書かれている。
IN APPOINTMENT TO NIKKO TOSHOGU SHRINE, SPECIALLY BOTTLED PURE JAPANESE SAKE
KATAYAMA BREWERYCO.,LTD. SINCE 1879 IN NIKKO NATIONAL PARK JAPAN
日光は、有名な観光地なので、外国人観光客向け......ということなのだろうか。
味はというと、どうなんだろう......。もっと濃醇な味を想像していたんだけど、そうでもないなあ......。もちろんカップ酒にありがちな淡麗辛口というのとは明らかに一線を画す濃醇さではあるんだけど......と思いながら飲んでいると、悪くない。度数の割には、アルコールの香りもやわらかく、味も甘すぎず、辛すぎず、いい感じ。
仕込み水にこだわり、日光三大霊水のひとつ「酒の泉」と日光連山からの伏流水「千両水」という軟水で「柏盛」を醸しているらしい。また、商品ラインナップにも特徴があり、このカップ酒もそうだけど、原酒にこだわりを持っているようだ。年間 5 本限定の 15 年熟成原酒なんていう代物もあるみたい。若い六代目当主が蔵を盛り上げていこうとがんばっている雰囲気が伝わってくるブログもいい感じ。
年末の湯西川温泉に行く途中の鬼怒川温泉の土産物屋で買い求めたもの。
カップお気に入り度:★★
- 片山酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:19 - 20 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup070:四海王:福井酒造
とてもかわいらしいデザインのカップ酒。イチゴとサクランボとリンゴがプリントされている。シンプルかつ記憶に残るデザイン。
ふくよかな旨味のある酒。独特の味わい。日本酒度的には甘くも辛くもない数値。イラストのとおりのフルーティ......とは言えないけど、飲みやすい酒。アクセントのある酸味も好感。
「四海王」は、この蔵の代表的銘柄。この「四海王」の吟醸酒「極」は、全国新酒鑑評会でも連続入賞の実力派。「四海王」の命名の由来は、
日本を取り巻く四つの海(太平洋、日本海、オホーツク海、東支那海)に囲まれた日本そのものを四海の王にたとえ、日本一のお酒を目指して命名され、弊社の代表登録商標です。
......だとのこと。しかし、それにしてもかわいらしすぎるデザイン。
カップお気に入り度:★★
- 福井酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:±0.0 - +1.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:1.4
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ミネアサヒ
- 精米歩合:70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
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#cup067:高砂:金谷酒造
赤い朝顔がカップを全周。朝顔のやわらかい感じがよく描けているデザインで好感。緑と赤のコントラストもなかなかいい。巻きつく先を求めて伸びるツルや、つぼみも描かれている。朝顔をあしらったカップ酒は他にもあるけど、この「高砂」はお気に入り。
ここのところ普通酒が続いたところでの本醸造ということで、すこしほっとする。いやみのない辛口で好感触。香りは、日本酒らしい香り。この味でこの香りだったら、いいんじゃないのかな。
このカップ酒を買ったのは、有楽町の石川県のアンテナショップ。アンテナショップに出品するぐらいだから大きな蔵なのかなと思ったら、意外にも従業員数は、10 名だとか。小さな蔵のようだ。蔵のサイトにいわく、加賀菊酒の流れを汲む白山菊酒だとのこと。「菊酒」ってなんだろうと思って調べてみた。石川県を流れる手取川上流部には古来より野菊が多く咲き誇るエリアで、この菊を育む水を「菊水」と言う。中国の仙道を起源として、「菊水」を不老長寿の妙薬として珍重していたらしい。その「菊水」を用いて醸す酒を「菊水」と呼ぶらしい。「菊水」は新潟の蔵だけど、「菊姫」は石川県の酒。「菊」の一字を銘柄に用いるのはこれが起源なのだろう。
しかし、金谷酒造の会社概要の業務内容の欄に「IT 関連販売、IT コンサルタント業務」と書かれているのが気になる。若旦那の得意分野?
カップお気に入り度:★★★
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#cup054:金波:光武酒造場
好きなタイプのフラワーカップ。「グラジオラス」と花の名前も書いてあるところがうれしい。カップの周囲の 3 箇所にグラジオラスがプリントされているけど、どれも同じ柄。もうすこし工夫があってもいいような気もするけど、赤と緑の組み合わせがいい感じなので、十分合格点。金波のカップ酒は、実は何種類も存在する。すべてフラワーカップ。
そこそこの旨味も感じる飲みやすい酒。
蔵元は、佐賀県の光武酒造場。九州といえば、焼酎エリアという印象があるけど、意外に日本酒の蔵もけっこうある。以前に紹介した「西の関」の萱島酒造(大分)、「冨の寿」の冨安(福岡)などなど。『The カップ酒 ベストセレクション 900 ー 日本全国カップ酒カタログ』にもいろんな蔵が紹介されていて、掲載されている蔵がないのは、鹿児島だけ(沖縄にも日本酒のカップ酒がある!)。その多くは、日本酒だけでなく、焼酎も造っているところが多いみたいだけど。光武酒造場は、元禄元年の創業という。かなりの歴史。杜氏の輩出も多いらしい。焼酎を造りはじめたのは、ここ 10 年ぐらいのことらしいから、長年の日本酒蔵ということのようだ。
カップお気に入り度:★★
- 合資会社光武酒造場
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:-1.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:1.3
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:レイホウ
- 精米歩合:65 %
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#cup051:越後杜氏:金鵄盃酒造
酒造りをしている二人の杜氏の姿をデザインしたカップ酒。もう少ししっかりした色でプリントされていればいいのに。デザインのバックに地を敷いていないので、カップの裏面のバーコードまで透けて見えてしまってるのは、興醒め。
キャップに「辛口」と書いてあって、またいつもの新潟のカップ酒にありがちな淡麗辛口の平板な味かと思いきや、なかなかおいしい。蔵のサイトによると日本酒度は、+4.0 ということで、しっかり辛口のようだけど、適度な甘みも感じられる。越後杜氏の競い合う自醸清酒品評会で首席総裁賞を獲得するなどいい酒を醸す蔵のようだ。
新潟出張のときに駅前のコンビニで購入したもの。
カップお気に入り度:★
- 金鵄盃酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:1.4
- アミノ酸度:1.2
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:五百万石
- 精米歩合:65 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
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#cup049:男山:永山酒造
豪快に筆文字で「男山」。男らしいデザイン。ロゴの左上に書かれている「金・銀・銅」なちょっと謎。ここの銘柄に「金撰」、「銀撰」というのはあるが、「銅撰」というのはないわけで、謎。
永山酒造。山口は、厚狭の蔵。普段遣いの酒としては、よさそうな口当たり。
十年の永きにわたり、時代の主流として造り続けてきた、男山の心の酒です。
常に、山口県を代表する地酒として、最高品質の普通酒であるための努力を心掛けて参りました。
小規模蔵ならではの手造り感と、口に含んだ瞬間に味わえる「感動」を大切につくり上げました。
との蔵元の言葉も「なるほど」と思わせる。
カップお気に入り度:★
- 永山酒造合名会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+3.0
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:1.6
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:日本晴
- 精米歩合:65 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
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#cup047:四季の松島:阿部勘酒造店
あまり好きでないタイプのカップデザイン。ロゴをベースに背景色なし。写真に撮ると、後ろまで透けて見えちゃって。
カップを開けると、アルコールの香りがふわっと漂う。でも、そんなに長続きはしない。飲んでいてもさほどアルコールっぽさは感じない。電子レンジで少し燗。アルコールの香りがすこし復活。極めて飲みやすい。飲みやすいけど、うまい......というのとは違うなあ。つまみに用意した鶏もものあぶり焼き(柚子胡椒添え)には合ってたかも。
この蔵元は、「於茂多加男山」と「四季の松島」が主力商品みたい。しかし、ウェブサイトがないのでいまひとつ情報不足。1733 年創業とのことだから、歴史のある蔵のようだ。こんなページがあるのを見ると、がんばって造ってるのかなあ......とも思うんだけど、このカップ酒では判断のしようがない。 カップ酒は、地元の日常遣いの酒というだけでなく、旅行者にとってはその蔵元のサンプラー的な意味合いもあるので、もうちょっとがんばってほしいなあ......。
カップお気に入り度:ー
- 阿部勘酒造店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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#cup044:あぶくま:玄葉本店
ちょっと写真だとわかりにくいかもしれないけど、「あぶくま」の文字の左には徳利を持ったこども。その後ろには「酒」の暖簾。ロゴの右には和服の女性。その後ろには酒樽。江戸時代の酒屋の店先の風景といったところだろうか。昭和の初期においても、酒屋に自前の徳利を持っていき、量り売りしてもらうというのは一般的な風景だったみたい。こういうモチーフのカップ酒のデザインは珍しいかも。
辛口のありがちな味。やっぱりもっと旨みというか深みがほしいなあ。
社長が杜氏を兼任している小さな蔵。とはいえ、新酒鑑評会で金賞を受賞するなど、けっこうがんばっているみたい。
カップお気に入り度:★
- 有限会社玄葉本店
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:麹米 65 %・掛米 70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup043:あら玉:和田酒造
白地に緑の文字で「あら玉」。中央のロゴの左右に描かれたイラストはなんだかよくわからない。ちょっと調べてみたところ、蔵のある町、河北町のお祭りの谷地どんが祭りの谷地奴のようだ。何の絵だかわかりにくいのが残念。この谷地どんが祭りとひな祭りがこの町の二大祭りということらしい。河北町は、紅花の里としても有名。
ちょっと辛口。日本酒度の数値以上に辛口に感じる。薄っぺらい味ではない。
この蔵は、すべての銘柄が特定名称酒だったり、亀の尾を使ったお酒も造ってたりして、小さくともまじめな酒造りをしているようだ。
カップお気に入り度:★
- 和田酒造合資会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+3.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:1.5
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:山形 KA
- 精米歩合:70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup042:別格:角星
白地に大きく「別格」とプリント。「特別本醸造」と書き添え、品質をアピール。男前なデザイン。
カップの裏側には精米歩合や日本酒度といったデータがプリントされているのが好印象。「味わい」には「淡麗辛口」と書いてあるが、ありがちな辛口カップ酒にはないボディが感じられる。けっこう飲める味。蔵直営の店舗は、国登録有形文化財とのこと。昭和初期の建造らしい。
記憶が定かでないが、おそらく EC サイトでの通信販売で購入したもの。
カップお気に入り度:★
- 株式会社角星
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:+2.0
- 酸度:1.3
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:60 %
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#cup038:龍力:本田商店
- October 26, 2007 12:03 AM
- +favorites | 1 stars | Honjozo | cup | hyogo
青の単色プリント。堂々たる書体で「龍力」のロゴが光る。山田錦を 20 %、五百万石を 80 % 使った贅沢な特別本醸造酒。
飲んでみてびっくり。こんなにクセのない味わいは初めてかも(カップ酒では)。すいすいと飲めてしまう。甘みも、旨味も感じるおいしいお酒。兵庫だから、灘に似た辛口の男酒かと思いきや、日本酒度は -1.0。いまのところのカップ酒のベストテイスト。カップ酒ながら、dancyu がフィーチャーするのもわかる。
兵庫播州は、酒米の産地。地場産の山田錦と五百万石を使った本格派の地酒カップ。無農薬栽培なども試みたりしていて、その水田にコウノトリが住んでいるという。「コウノトリ育む農法」と呼ばれているらしい。アイガモ農法のアイガモのようにコウノトリがせっせと雑草や害虫などを駆除してくれる......というわけではなく、絶滅が危惧されるコウノトリも育つことができるいい環境......という意味。
カップお気に入り度:★
- 株式会社本田商店
- 種別:特別本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:-1.0
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:1.4
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:山田錦・五百万石
- 精米歩合:ー
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
- 『カップ地酒と車窓旅』掲載
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#cup023:かまくら:阿桜酒造
秋田の冬の風物詩、かまくらをその名に抱き、カップのデザインにも採用。風物詩を取り込んだデザインということだけど、ちょっと絵が弱いかも。
正式名称は、「寒仕込 本醸造 かまくら」。ひとくち口に含むと、すっきりとした甘みを感じた。甘口の酒かと思ったら、そうでもない。日本酒度は、+4.0。いわゆる淡麗辛口なんだけど、そんなに辛口には感じない。秋田の気候をうまく利用した冬期の長期醸造法だという。すっきり飲みやすい酒。本醸造酒ということで香りはあるんだけど、そのわりには味が淡いかな。もらいもののイカの干物をつまみにいただいた。つまみの邪魔をしない味とも言えるかな。
「蔵元便り」というブログも公開中。原料米となる米の一口オーナー制度もおこなっているらしく、その米の生育状況も見られたりする。コンシューマーとの接点が感じられて、好印象(もうすこし更新頻度が高ければなおよし)。
蔵元は、話題の「横手焼きそば」の秋田県横手市にある。
カップお気に入り度:★
- 阿桜酒造株式会社
- 種別:本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15.7 度
- 日本酒度:+4.0
- 酸度:1.5
- アミノ酸度:1.4
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:キヨニシキ
- 精米歩合:麹米 65 %・掛米 70 %
- 『The カップ酒 ベストセレクション 900』掲載
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#cup022:天鷹:天鷹酒造
わかりやすい「ワンカップ大関」フォロワーなデザイン。青地に白抜き文字。文字のみ。カタカナの「カップテンタカ」の文字がなんかかわいい。
いかにもアルコールっぽい香り。淡麗辛口系。ちょっとアルコールの刺激が残るけど、飲みやすいかも。那須に出かけたときに、原酒を買ってみたら、これはおいしかった。原酒ならではの濃醇系で。またあっちに遊びにいったときには買ってみよう。
蔵元である天鷹酒造のサイトのタイトルタグにはなぜか「welcame to TENTAKA !!」と書かれている。「welcome」の過去形なら「welcomed」(いつの間にか、サイトはこぎれいにリニューアルされていた。モノトーンベースのすっきりとしたデザインに:2008/11/02 追記)。
カップお気に入り度:★
- 天鷹酒造株式会社
- 種別:特別本醸造酒
- 容量:180 ml
- 度数:15 - 16 度
- 日本酒度:ー
- 酸度:ー
- アミノ酸度:ー
- 原材料:米・米麹・醸造アルコール
- 使用米:ー
- 精米歩合:ー
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