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#cup190:オバステ正宗:長野銘醸

オバステ正宗(おばすてまさむね):長野銘醸オバステ正宗(おばすてまさむね):長野銘醸

190 本めのカップ酒は、お気に入りのデザインの「オバステ正宗」。シンプルなデザインだけどなんだか気に入っているカップ酒。そう、カップ酒界の「ハイライト」(たばこ)的存在。水色に抜きで「CUP」の文字が大きくあしらわれている。その下には銘柄名がローマ字で「OBASUTE MASAMUNE」とある。気に入っているのは、(右の写真だと半分しか見えていないけど)満月のような黄色い円が描かれていて、そこにも抜きで「オバステ正宗」とプリントされているところ。この商品の正式な名称も「本醸造金月オバステ正宗カップ酒」とのことで、やはりあの黄色い円は月らしい。

普通酒だろうと思い込んで飲んでいたが、よく見ると本醸造酒だった。「正宗」と名乗るだけあってちょっと辛口の酒で、淡い味わい。とはいえ、日本酒度はマイナスの値(-1.0)。

長野にはちょこちょこ行くけど、なかなか買うことができなかった一品。バス旅行で岐阜県の下呂温泉に向かう途中、休憩で立ち寄った土産物屋の近くにあった酒屋にたまたま入ってみたら出会うことができたというもの。その酒屋は、長野県下のカップ酒を数多く集めていて、その中にこの「オバステ正宗」もあったというわけ。

長野銘醸では、日本酒の悪酔いの原因が米起源ではない醸造アルコールにあるのではないかと考え、添加アルコールの原料に米を使うことにし、次の日に残らない酒を造るという試みなどをおこなっているようだ。日本酒は、米からできているんじゃないの......という疑問もあるかもしれないが、実際にはさとうきびから砂糖を製造する工程で出る廃糖蜜などの糖分をアルコールにして使ったりしている。

カップお気に入り度:★★★

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#cup184:八木節:永井本家

八木節(やぎぶし):永井本家八木節(やぎぶし):永井本家

群馬の沼田から三国街道を新潟に向けて進んでいくと、湯宿温泉、猿ケ京温泉、法師温泉と温泉が続く。その途上の酒屋で出会ったカップ酒が、この「八木節」。かなりお気に入りのデザイン。正面から見ると、さほどおもしろみのあるデザインだとは言えないけれど、右と左の側面のイラストが秀逸。先日(2009/05/16)逝去された切り絵・版画作家の滝平二郎の手になるもの。太めの青の輪郭線とアクセントとして使われている白の着色がとてもいい感じ。前々から細い線はカップ酒のデザインとしてはかよわすぎて適していないと思っていたが、このカップ酒により切り絵的なデザインというのが最も適しているのではないかと気づかされた。滝平二郎と言えば、記憶に鮮明に残っているのは『モチモチの木』。全体に暗い絵(表紙からして黒かった......)で、こども心にとてもコワい印象が強かったが、それと同時に『モチモチの木』が夜に放つさまざまな光の美しさもに記憶に残っている(紙の上の印刷で見てもきれいだったけど、きっとディスプレイ上で見ても楽しいだろう)。滝平二郎の絵はとても特徴的なので、一瞬見ただけでわかってしまう。店先でこのカップ酒を見つけたときも、「あ、『モチモチの木』」と思い出してしまったほど。

八木節(やぎぶし):永井本家八木節(やぎぶし):永井本家側面にどんな絵が描かれているかというと、こんな感じ。「八木節」とは、「栃木県足利郡御厨町字八木(現、足利市)から出た名称。江戸時代に例幣使街道にあたってた旧八木宿でおこなわれた盆踊りで、もと越後の「新保広大寺くずし」の口説節が土着したもので、八木宿に近い山辺村堀込(現、足利市)に、通称堀込源太(本名 渡辺源太郎)という馬方の美声がこれをひろめたといわれる」(出典:『世界大百科事典』・平凡社)とのこと。また、「はじめ 樽(たる)を縦にしてその鏡や胴をたたいて篠(しの)笛などを伴奏としたが......」とあり、それを忠実に描いたイラストもプリントされている。反対側にプリントされた傘を持った女性のイラストもいい。

味の方はと言うと、若干の甘味と苦味があるようだ。飲み口はすっきりしているかな。口に含んだ瞬間には、はっきりとした味があるが、キレもある酒。

カップお気に入り度:★★★

  • 株式会社永井本家
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup183:伏見男山:男山本店

伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店

前々から欲しかったカップ酒。なんといってもこのサンマのイラストがかわいい。右の写真は正面なので、銘柄名が大きく書かれているが、裏側にはサンマが描かれている。その顔がなんともバカっぽいのがいい。人の心に隙を与えてしまうようなぽわんとした感じ。和み系だね。3 尾のサンマが海の中をすいーっと泳いでいるようなイラストがいいなあ。魚がプリントされているという点では、「鮎正宗」にもかなり近いデザインだ。

「男山」という銘柄名なので、大辛かと思いきや、辛口ながら淡麗ではなく、力強さが感じられる。特別純米酒ということで、バランスの取れた味わい。冷酒で飲んでいると香りは弱いようだ。冷やに近づくと酸味と甘味がすこし前に出てきたかな。燗映えする酒かも。

伏見男山(ふしみおとこやま):男山本店「伏見男山」という銘柄名だけど、蔵のあるのは宮城県の気仙沼。にもかかわらず、「伏見」の名を冠しているのは、蔵の創業者が京都伏見の岩清水八幡宮に酒の製造免許を取得できたことをのお礼として参拝したときに宮司よりその銘柄名をいただいたということに由来するとのこと。この岩清水八幡宮は、別名・男山八幡宮とも呼ばれており、神社のある酒に縁の深い「伏見」とこの「男山」を合わせて銘柄名としたものだとのことらしい。「伏見男山」は、この蔵のフラッグシップ・ブランドだが、これ以外にも県産酒造好適米「蔵の華」を使った「華心」や「山田錦」を使った「蒼天伝」などを醸している。

蔵のサイトに小さな写真が掲載されているだけなのだが、なかなか素敵な社屋を構えているようだ。昭和初期の建造の木筋コンクリート造りの 3 階建て。モダンな印象。「洗い出し仕上げの重厚な外壁とモダンな内部構造が特徴」だとのこと。です。国の登録有形文化財に登録されているらしい。この地域はまだ Google Maps のストリートビューの撮影がおこなわれていないようで残念。

カップお気に入り度:★★★

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#cup171:A to Z House:六花酒造

A to Z House:六花酒造A to Z House:六花酒造

かなりデザインのいいカップ酒。なんといっても奈良美智(BLOG: NARA VOICE)のデザインである。いろんなデザインのカップ酒はあるが、MoMa に収蔵されるワールドクラスのアーティストによるカップ酒というのは他にはないはず。このカップ酒は、イラストのとおり「雲の上の女の子」というタイトルらしい。

おいしい。甘くもなく、辛くもない、クセのない味。女性にも飲みやすい酒をボトリングしているんだろうか。飲み疲れしなさそうだ。サイトを見ても、どの酒がボトリングさているのかは定かではなかった。六花酒造は、「じょっぱり」という辛口の酒をメインに製造・販売している蔵だから、中身も「じょっぱり」だという可能性は高い。だとすれば、純米酒のようなので「純米酒 じょっぱり」なんだろう。しかし、「じょっぱり」は辛口の酒という印象が強いため、この飲みやすさは意外だった。

A to Z House:六花酒造この商品は、ケースも凝っていて、写真にあるように 3 階建ての家の形の箱に入ってセット販売されている。円筒形ではないけど、ムーミンの家のようだ。家の外壁(?)にも奈良美智のイラストが薄いグレイのプリントが施され、トータル感が出ている。赤い屋根の上には手提げ用のひももついているのがうれしい。カップ酒の梱包は、すべて手作業だとのこと(詳しくは、こちら)。さらに、この家がすっぽり入る専用の袋もあったり、この家 6 軒を梱包できる特製の箱(こちらもイラスト付き)があったり、かなり凝った商品だ。

奈良美智は、六花酒造のある青森県弘前市の出身。その出身地で開催された「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」というイベントとのコラボレーションから生まれた商品だとのこと。このパッケージの効果もあり、普段日本酒を飲まない人にも売れているようだ。検索してみても、女性の購入者がけっこう多い。

「YOSHITOMO NARA + graf A to Z」の展覧会の会場は、吉井酒造煉瓦倉庫という大正末期に建造されたすてきな建物。シードル(リンゴ酒)の醸造に使われていた蔵らしい。

カップお気に入り度:★★★

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#cup153:長者盛:新潟銘醸

長者盛(ちょうじゃさかり):新潟銘醸長者盛(ちょうじゃさかり):新潟銘醸

小千谷市の近くの旧山古志村の名産、錦鯉を二匹描いたなかなかいいデザインのカップ酒。錦鯉を描いたカップ酒は他にもあるけど、この「長者盛」がいちばんストレートでいいデザイン。赤と白が映えている。先日開催された日本酒チャンピオンズカップ 2008 でもデザイン賞の栄誉に輝いた。

日本酒チャンピオンズカップ 2008 に出品されていたけど、てっきり飲んだものとばかり思っていたので会場はテイスティングはしなかった。ずいぶん前に購入していながら、冷蔵庫の奥の奥にしまいこまれていたことに帰宅してから気づいた。200 ml のカップ酒なので、無意識に避けていたようだ。しかし、これを機に、冷蔵庫の奥より取り出す。さてさて。これは、おいしい(200 ml タイプのものの中ではダントツかも)。このタイプは、添加アルコールが本来の味を殺してしまいがちなんだけど、このバランスのよさは特筆すべきもの。新潟の普通酒にありがちな辛口一本槍ではない旨みがある。

米どころであり、水にも恵まれた地の利を活かした酒造りをおこなっているようだ。「長者盛」の大吟醸酒は、鑑評会で連続 9 回も優秀賞を受賞したという。なかなかの実力派の蔵。他にも「越の寒中梅」もあり、この「吟醸生貯 TG」は、日本酒チャンピオンズカップ 2008 でグランプリも受賞した。

カップお気に入り度:★★★

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#cup145:七福神:菊の司酒造

七福神(しちふくじん):菊の司酒造七福神(しちふくじん):菊の司酒造

前にも「七福神」は紹介したが、別デザインのカップなので、再登場。以前の「七福神」は「UniCup」とプリントされた「ワンカップ大関」タイプだったけど、これはフラワーカップ。見てのとおりのチューリップ。花が大きくデフォルメされているのがキュートで、かなりお気に入り。こんなカップに野の花がちょっと生けてあったりすると、絵になるだろうなぁ。それが野仏の前に置いてあったりするとたまらなくいいかも。

新潟の淡麗辛口が続いたので、違う味を求めて岩手へ移動。甘みと辛みがいい感じで混じりあった酒。前回同様、飲みやすい酒。あっという間になくなってしまう。普通酒クラスでも満足のいく味。

蔵元の菊の司酒造は、本社は盛岡の市街地にあり、造りはここと石鳥谷(いしどりや)でおこなっているらしい。石鳥谷と言えば、南部杜氏の里とも言うべき県下有数の酒造地域。石鳥谷にある道の駅は、酒蔵をイメージしたデザインらしく、次に行くときは寄ってみようと思っている(酒匠館、南部杜氏伝承館も!)。蔵のサイトによると、この蔵の二大銘柄の「菊の司」のうち、「菊の司」は盛岡で、「七福神」は、石鳥谷の七福神工場で醸しているらしい。盛岡は近代的な設備での醸造だが、石鳥谷は手作り的な醸造をおこなっているようだ(前回の「七福神」の記事から転載)。

カップお気に入り度:★★★

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#cup141:神結:神結酒造

神結(かみむすび):神結酒造神結(かみむすび):神結酒造

木馬とうさぎのポップでキュートなデザインが特徴的。カップ酒のデザインとしては、最高ランクのお気に入り。配色も好みの黄色・オレンジ系統。木馬、うさぎ、木馬、うさぎ......とカップの周囲に描かれている(うさぎが正面の写真は、こちら)。

価格、原材料から見て、普通酒だろうと思っていたけど、意外に飲めてしまう。おいしいというわけではないんだけど、味が整っているというんだろうか。調べてみると、本醸造酒だった。香りは、いかにも普通酒っぽいんだけど。味で、まず感じるのは甘み。原材料に糖類が含まれていないので、もともと甘口に作られているんだろう(日本酒度は、マイナスの値だった)。灘ではないけど、兵庫の瀬戸内よりの蔵なので、辛口かと思いこんでいた。

カップお気に入り度:★★★

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#cup140:竹泉 雄町:田治米

竹泉(ちくせん):田治米竹泉(ちくせん) 雄町:田治米

赤と青の竹林が描かれたお気に入りのデザインのカップ酒。以前紹介した「竹泉醇辛」と同じデザイン。「竹泉醇辛」は、緑と茶色を使った落ち着いた色使いだったけど、こっちはもっとポップなイメージ。デザインはいっしょでも色が違うとずいぶん雰囲気が変わるものだ。

「竹泉醇辛」がおいしい酒だったので、こちらにも飲む前からかなり期待。しかも、こちらは純米吟醸。さらに雄町。その上、無濾過生原酒。期待が膨らまないはずがない。で、飲んでみると......まろやかな香りと味の調和のとれたいい酒。期待どおり。甘味がほどよく、アルコールの辛味と相まって、こなれた仕上がり。かなり好みの味だ。原酒とはいえ、16 度という低めの度数であったせいか、飲みやすく感じた。

蔵元の田治米たじめは、元禄 15 年(1702 年)創業の老舗。300 ねんを超える歴史のある蔵ということになる。但馬の山間の町で但馬杜氏が醸す蔵。

The カップ酒 ベストセレクション 900』や『カップ地酒と車窓旅』に、このカップデザインのカップ酒は、「黒松タケカップ」と紹介されていた。しかも、普通酒。しかし、これは純米吟醸酒。キャップにシールが貼られていて、「もしや」と思い、剥がしてみると、「黒松タケカップ」と書かれていた。普通酒用のカップを流用して、純米吟醸酒を販売しているようだ。もしかしたら、普通酒の造りは止めたのかもしれない。

東京では、ほとんど見かけることがなく、入手したのは、大阪の山中酒の店。見つけたときは、うれしかった♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup132:秋鹿:秋鹿酒造

秋鹿(あきしか):秋鹿酒造以前紹介した「秋鹿」は、純米酒。今回のものは純米吟醸酒。純米酒の「秋鹿」は、牡鹿と牝鹿がプリントされたものだったが、この純米吟醸酒には、子鹿もプリントされている。さらに大きな違いとしては、豊かに実った稲穂がカップの下の方に描かれている点。ちょっと絵がごちゃごちゃっとしてしまっている気もするけど、かなりお気に入りのデザイン。

辛口。適度な酸味と苦味が辛口の酒にボディを与えている。しかし、まろやかな味わいが感じられ、全体の調和を保っている。

このカップ酒は、全量山田錦。吟醸酒の王道。無農薬の自社田で育てた山田錦を使ったものかどうかはわからないけど、贅沢な一品。この時期は草取りが大変そうだ。

カップ酒の記録をつけはじめてから 1 年。一周年記念で、お気に入りのレアカップ酒。これは、大阪の山中酒の店。前から、「秋鹿」にはデザイン違いの純米吟醸酒のカップ酒があると聞いてはいたが、大阪まで足を伸ばしてようやく入手できた一品。2 本買って、一本は「」のマスターのお土産に。

カップお気に入り度:★★★

  • 秋鹿酒造有限会社
  • 種別:純米酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:16 - 16.9 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹
  • 使用米:山田錦
  • 精米歩合:60 %

こちらが、この純米吟醸酒。
秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

こっちが通常商品の純米酒。
秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

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#cup100:愛宕の松:新澤酒造店

愛宕の松(あたごのまつ):新澤醸造店愛宕の松(あたごのまつ):新澤醸造店

ついに、ついに、このカップ酒紹介も 100 本め♪ つまり、10 升、1 斗! 飲んだなあ。10 升めの記念カップは、こちら、「愛宕の松」。この銘柄の紹介も 3 本め。最初は、「ブラックカップ」、次が「中取り PLATINUM」、そして最後がこの「フラワーカップ」。

カップの周りに黄色とオレンジの花のイラストがぐるりとプリントされている。このキュートさ、レトロさがたまらなくお気に入り。カップ酒コレクションの原点のひとつともなったカップ(このカップに触発されて買ったのが、このコップ)。

この「フラワーカップ」以外は、特別純米酒だけど、これは本醸造酒。いままでの特別純米酒とは違う味わいだけど、ていねいに造られている。ベースには似たような味があるけど、どこか違う。雑味はなく、旨味のあるいい酒。淡い味のつまみに合いそう。

これも上高田の「味のマチダヤ」にて購入。

カップお気に入り度:★★★

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#cup090:久寿玉:平瀬酒造店

久寿玉(くすだま):平瀬酒造店久寿玉(くすだま):平瀬酒造店

カップ酒 9 升めの記念カップは、「久寿玉」。カップ酒のコレクションを始めるきっかけともなった一品。お気に入りのデザイン。カップにあしらわれたイラストは、蔵元のある飛騨高山地方の民芸玩具さるぼぼ。Wikipedia には、

飛騨弁では、赤ちゃんのことを「ぼぼ」と言い、「さるぼぼ」は「猿の赤ん坊」という意味である。災いが去る(猿)、家内円(猿)満になるなど、縁起の良い物とされ、お守りとしても使われている。

......とあった。このさるぼぼが腹掛けをしているのだが、小さく「久」、「寿」、「玉」と銘柄名の一字ずつを使っているのがかわいらしい。「久寿玉」のカップ酒は、上撰と佳撰の 2 種類があるが、こちらは、上撰のほう。

飲みやすい酒。甘過ぎず、辛すぎず。燗をつけてみたところ、柔らかい味がふくらんだ。若干酸味が出てきたような気もするけど、特筆すべきレベルではない。普段遣いの酒にふさわしいクセのなさ。

記録に残っている限りでは、1623 年には酒蔵として存在していたようなので、相当の歴史のある蔵。清酒を造りはじめたのは、大正時代に入ってからのことらしいが、その清酒「灘流正宗」は好評だったようで、それ以降、石高を増やしていったようだ。現在は、特定名称酒(普通酒は造らない)だけを造っている。蔵は、高山城の近く。高山の街の中心部のようなので、高山に行ったときには散策がてら見学に行ってみてもいいかもしれない。

カップお気に入り度:★★

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#cup080:秋鹿:秋鹿酒造

秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

8 升めの記念にお気に入りのカップ酒。通称、バンビカップ。オレンジ色(!)で鹿の絵と楓の葉がプリントされているとてもいいデザインのカップ。色、かわいい鹿の絵、楓の葉のアクセント......とてもお気に入り(反対側には、牝鹿もプリントされている)。

この蔵の酒は、全量純米(アルコールなどの添加物のある酒は作っていないということ)。まろやかでいい味。甘すぎず、辛すぎず。ポップなデザインで本格的な味(カップのデザインもよく、味もいいカップ酒は、なかなかない)。2/3 を常温で飲んだ後、ぬる燗にしてみる。アルコールのいい香りがふわっと漂う。よりまろやかさが際立つ。

大阪府北部の能勢町という自然豊かなところにある蔵。山を越えるともう京都府。自社田で米を育て、純米にこだわったしっかりとした酒を造っている(「山中酒の店」のサイトに「秋鹿酒造の田んぼの雑草抜きの会」というイベントのレポートがあった。楽しそう♪)。米造りから酒造りまでを蔵自ら手がける「一貫造り」がこの蔵のテーマ。「秋鹿」の創業は明治 19 年で、創業者奥鹿之助が本家より酒造業の免許をもって分家したのが始まりという。能勢の最も良い季節である「秋」と「鹿之助」の「鹿」を組み合わせての命名。

このカップ酒は、東武百貨店で買ったもの。確かあの店では、レギュラー商品のはず。お気に入りの居酒屋「」の定番商品でもある。近場で手に入る良酒ということもうれしい♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup067:高砂:金谷酒造

高砂(たかさご):金谷酒造高砂(たかさご):金谷酒造

赤い朝顔がカップを全周。朝顔のやわらかい感じがよく描けているデザインで好感。緑と赤のコントラストもなかなかいい。巻きつく先を求めて伸びるツルや、つぼみも描かれている。朝顔をあしらったカップ酒は他にもあるけど、この「高砂」はお気に入り。

ここのところ普通酒が続いたところでの本醸造ということで、すこしほっとする。いやみのない辛口で好感触。香りは、日本酒らしい香り。この味でこの香りだったら、いいんじゃないのかな。

このカップ酒を買ったのは、有楽町の石川県のアンテナショップ。アンテナショップに出品するぐらいだから大きな蔵なのかなと思ったら、意外にも従業員数は、10 名だとか。小さな蔵のようだ。蔵のサイトにいわく、加賀菊酒の流れを汲む白山菊酒だとのこと。「菊酒」ってなんだろうと思って調べてみた。石川県を流れる手取川上流部には古来より野菊が多く咲き誇るエリアで、この菊を育む水を「菊水」と言う。中国の仙道を起源として、「菊水」を不老長寿の妙薬として珍重していたらしい。その「菊水」を用いて醸す酒を「菊水」と呼ぶらしい。「菊水」は新潟の蔵だけど、「菊姫」は石川県の酒。「菊」の一字を銘柄に用いるのはこれが起源なのだろう。

しかし、金谷酒造の会社概要の業務内容の欄に「IT 関連販売、IT コンサルタント業務」と書かれているのが気になる。若旦那の得意分野?

カップお気に入り度:★★★

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#cup050:福壽:神戸酒心館

福壽(ふくじゅ):神戸酒心館福壽(ふくじゅ):神戸酒心館

このブログで取り上げたカップ酒もついに 50 本め。カップ酒 5 升記念として、いままでのいちばんのお気に入りカップをご紹介。

レトロかつポップなデザインで、カップ酒デザインの最高峰、神戸カップ。中に入っている酒の銘柄は「福壽」なのだが、カップに「神戸カップ」と大書されているので、「神戸カップ」での名が知られている。オレンジの背景色に「神戸カップ」のロゴ。その右には、風見鶏。神戸名物の洋館の風見鶏だろう。さらにその右には、錨のマークの酒蔵。一方、ロゴの左には、船。港町神戸の象徴。さらにその左には洋装の女性。そして神戸タワー。これでもかと言わんばかりの、神戸のイメージを展開。写真には写っていないが、「地震ニモ負ケズ、神戸ハ再ビ発展ス」との文字も見られる。

灘の酒らしく、辛口の男酒。

有楽町のむらからまちから館で購入。

カップお気に入り度:★★★

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#cup045:真鶴:田中酒造店

真鶴(まなつる):田中酒造店真鶴(まなつる):田中酒造店

カップをぐるりと取り巻く鶴の群れ。これだけの細い線で、これだけの絵をプリントしたカップというのは、あまたあるカップ酒の中でもトップクラスかもしれない。写真だと裏側の鶴も映りこんでしまっているので、ちょっと見づらいかも。鶴の飛来地にちなんでというわけではなく、銘柄にちなんでのデザインのようだ。江戸時代に「東華正宗」を伊達藩主に献上したところ、お気に召され、「真鶴」の名を賜ったのだという。1789 年に酒造を始めたという歴史のある蔵のようだ。

飲みやすいお酒。しかし、全然お酒を飲んでいる気にならない。甘みが目立っている。香りからも味からもあまりアルコールが感じられない。糖類添加、酸味料添加ということらしいが......。冷酒から常温に近づくにつれ、少しずつ日本酒っぽい味になってきた。社長のインタビュー記事に

今どきの香り強い酒ではなく、きちんと味があって透明な酒が好きなんです。そんな酒を目指して造っています。

とあった。そんな雰囲気も感じる。

とあるサイトには蔵元のサイトの URL が記載されていたけど、アクセスできない。かつては存在したのかもしれないが、そのドメインはもはや存在していないらしい。

池袋にある宮城県のアンテナショップで購入。

カップお気に入り度:★★★

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#cup040:黒松白鹿:辰馬本家酒造

黒松白鹿(くろまつはくしか):辰馬本家酒造黒松白鹿(くろまつはくしか):辰馬本家酒造

カップ酒には、いくつかバンビカップと呼ばれるものがある。そのうちでも「白バンビ」と呼ばれているのがこの黒松白鹿。背中に斑点のある子鹿がたくさんプリントされている。バンビカップの中でもいちばんかわいいデザインだと思う。お気に入り。カップ酒のプリントは 2 色刷りが多いけど、この「白バンビ」は白、黄緑オレンジの 3 色刷り。

中身は、純米吟醸。えぐ味はないし、悪い味ではないんだけど、純米吟醸と言われてもあまりぴんとこない。吟醸香が感じられないのだ。香りはどちらかというとふつうの辛口の酒のような感じ。

TV でも CM を流しているような大手なので、けっこう流通している。近所のスーパーで購入。

カップお気に入り度:★★★

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#cup035:北の勝:碓氷勝三郎商店

北の勝(きたのかつ):碓氷勝三郎商店北の勝(きたのかつ):碓氷勝三郎商店

大きなカニがプリントされたインパクトのあるデザイン。写真の中央のカニはどうやらタラバガニのようだ。実は、もう一種類別のカニがプリントされている。こちらは、花咲ガニというカニのようだ(イラストで見てもいかにも違う種類のようだったので調べてみた)。花咲ガニは、蔵のある根室を代表する海の幸だとのこと。濃厚な味が特徴で、茹でて食べるととてもおいしいらしい。あと、サケ(魚の鮭)のイラストも。鼻曲がり。緑色は昆布。......ということで、北の海の幸満載のデザイン。けっこうお気に入りのカップ酒。

もしかしたら燗酒がおいしいかもと思い、人肌燗に。うん、いける。冷酒よりまろやかな味になった。ボトリングされているのは、「北の勝」の「鳳凰」。

この「北の勝」は、あまり道外、いや道東以外の道内にすらあまり流通していないらしい。根室市内の酒販店には置いてあるらしいけど。とはいえ、EC サイトでの通信販売は何軒かあるようだ。これは、八重洲の北海道フーディストで購入したもの。

カップお気に入り度:★★★

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#cup025:歡の泉:中田酒造

歡の泉(よろこびのいずみ):中田酒造歡の泉(よろこびのいずみ):中田酒造

どうしても東日本のカップ酒が多くなりがちなので、ちょっと外して岡山のカップ酒。自分の活動エリアの酒販店で見かけることはあまりないけど、居酒屋の看板※なんかこの銘柄名を見かけたりする。

チューリップをあしらったフラワーカップ系。これまた昭和テイストのデザイン。なかなかいい。道ばたのお地蔵さんの前に置いておくととてもマッチしそうなイメージ。

ひさしぶりの非淡麗辛口系。データを見る限りでは、甘口というほどでもないけど。カップを開けると、アルコールの香りが鼻に抜ける。飲んでいる間(おそらく温度が上がって)に微妙な味わいが感じられるようになる。

蔵元は、岡山の一大観光地の倉敷市にある。瀬戸大橋の起点の鷲羽山にもほど近いロケーション。日々草やベゴニアを使った花酵母を使って醸しているらしい。これ以外にも酒造りの様子や原料米の情報などを自社サイトに掲載しているところが好感が持てる。

※居酒屋の看板の上の方に小さく日本酒の銘柄が広告として入っているアレ。

カップお気に入り度:★★★

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#cup020:竹泉醇辛:田治米

竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米

竹林の風景がプリントされているお気に入りのデザイン。竹は黄緑、筍は小豆色。アクセントで一本だけ竹が筍と同じ小豆色でプリントされているのが秀逸。落ち着きのあるデザイン。この蔵元の普通酒の「タケカップ」というのがあるらしい。こちらのカップは、絵柄はこの「竹泉醇辛」(バンブーカップ)と同じだけど、赤と青を使っていて、なかなかきれい。

キャップを開けると、いい香りが漂う。アルコール添加の普通酒より、やっぱり純米酒のほうがおいしい。竹泉醇辛の名に違わぬ芳醇な味わい。辛口は概ね淡麗系の仕上がりになるものが多い(特にカップ酒で顕著)ので、濃醇系好きの自分にはこの味わいは魅力。

ちなみに蔵元の田治米の「田治米」は「たじめ」と読む。お、キリ番 20 本め♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup010:王紋:市島酒造

王紋(おうもん):市島酒造王紋(おうもん):市島酒造

10 本めは、お気に入りのカップ酒。このカップに書かれている「王紋」の「aumont」というフランス語風な綴りと、それを囲むように描かれている盾型のエンブレムが妙にヨーロッパっぽさを醸し出しているのが気になっていたんだけど、市島酒造の四代目がヨーロッパに留学した際にヨーロッパ王室のエンブレムにインスピレーションを受けて、このデザインにしたとのこと。

味は、辛口・淡麗系。酸味が感じられる。

蔵元の市島酒造は、日本初の女性杜氏を抱えたことでも有名らしい。

カップお気に入り度:★★★

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#cup007:月の井:月の井酒造店

月の井(つきのい):月の井酒造店月の井(つきのい):月の井酒造店

動物のイラストをプリントしたいわゆる「キャラクターもの」(カップ酒界のキャラクターものというのは、アニメキャラクターなどをプリントしたようなものではない)。エンゼルフィッシュをプリントしたかわいいカップ。カップとしてのお気に入り度は、かなり高い。口からぷくぷくっと浮いてくる気泡がなんとも(写真には写ってない)。

甘口でも辛口でもない。酸味や旨味が立っているわけでもない。平板な味。成分を見てみると、糖類添加とのこと。いわゆる安酒......とはいえ、意外に飲みやすい気もする(朝から三本目なので、酔っぱらってきたのかな......)。

カップお気に入り度:★★★

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#cup002:諏訪泉:諏訪酒造

諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造

近所のスーパーで中国地方の食品をフィーチャーしたフェアがあって、そのときに入荷された一品。米と米麹だけで作られた特別純米酒。酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップでグッドカップ賞を受賞したらしい。

デフォルメされた「泉」の文字をえんじ色の地に白文字で大胆にプリントしたお気に入りのデザイン。適度な酸味と若干の黄味のかったお酒。けっこう飲みやすい。

鳥取なのに諏訪?...と思って少し調べてみたら、この諏訪泉酒造のある智頭町にも諏訪神社があるらしい。ここの諏訪神社でも長野の諏訪大社と同じ七年に一度の「御柱祭り」があるらしい。記紀(古事記・日本書紀)を引くまでもなく、出雲と諏訪の関係は密接だ。蔵元のある「八頭郡智頭町」の「八頭」なんかは、いかにも八岐大蛇と関係ありそうな地名。

カップお気に入り度:★★★

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