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#cup194:道灌:太田酒造

道灌(どうかん):太田酒造道灌(どうかん):太田酒造

陶器の器のカップ酒というのは、有田焼を使った NOMANNE というのが有名だけど、それ以外にはあまり見たことがない。白い陶器なのでまるで湯のみのよう。器に描かれているのは、彦根城。滋賀県草津市の蔵なので、近くの彦根の名城を使ったということなのだろう。他にも紙ラベル(太田道灌の絵がプリントされている)のカップ酒も出しているようだけど、これは限定品なのかも。これを買った酒屋の人が、「このカップじゃ原価割れだよ」と言っていた。確かにその店での価格は 300 円ぐらいだったような気がする。売れ残りだったのだろうか。

太田道灌の絵が描かれたカップ酒のデザインは、有名な山吹伝説に因むもので、雨の中蓑を所望した道灌に山吹の花を差し出す娘の絵があしらわれたもの。

淡い黄色の酒。陶器のカップのおかげで緑茶のように見える。甘みと苦みを感じる。下の上で味わうと、しっかりとしたボディがある。

太田道灌公の末裔である太田若狭守正長がこの地の関守として江戸時代初期にこの地に根付き、後に東海道の宿場町である草津で酒造りを始めたときに太田酒造の歴史は始まるらしい。日本酒から焼酎、ワインまでを造る蔵。

カップお気に入り度:★

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#cup189:越乃景虎:諸橋酒造

越乃景虎(こしのかげとら):諸橋酒造越乃景虎(こしのかげとら):諸橋酒造

写真ではわかりにくいが、中央下の「景虎」の銘柄名の両脇には、長尾景虎(上杉謙信)の兜が左右にデザインされている。それ以外の部分は、「ワンカップ大関」スタイルの青地に白というデザイン。新潟のカップ酒によく見られる「New Cup」の文字も。

ひさしぶりの新潟の酒。辛口の酒。常温で飲んでいるが、普通酒らしい味で、特筆すべきポイントは特にない。普通酒は、個性が失われやすいから、せっかくカップ酒で飲む機会を得ても印象に残らない味になってしまっているものが多いのはとても残念。

この酒を醸しているのは、諸橋酒造。以前紹介した「越乃千禄」の蔵でもある。銘柄名の「景虎」は、もちろん、上杉謙信の元服名、長尾景虎。地元の英雄、上杉謙信にちなんでの命名。

カップお気に入り度:★

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#cup187:菊勇:菊勇

菊勇(きくいさみ):菊勇菊勇(きくいさみ):菊勇

青と白の花弁の細かい菊の花があしらわれたデザイン。シンプルな和柄パターンといったところだろうか。あまりおもしろいデザインとは言えない。

酒本来の味と添加アルコールがケンカしているというか、なんともアンバランスな味。舌でよく味わえば日本酒らしいの味も感じられるが、クイッと飲んでしまうとなんとも頼りない味。普通酒らしいと言えば普通酒らしい味。

菊勇は、山形は酒田の蔵。普通酒から大吟醸まで幅広く醸している。米焼酎も造っているようだが、おもしろいことに「きくいさみ」(ひらがな表記)というブランド名で出している。日本酒の蔵が焼酎も造るというのは珍しくないが、表記が違うとはいえ、同じ銘柄名を使うのは珍しい。

吉祥寺のアンテナショップで買い求めたもの。

カップお気に入り度:★

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#cup177:金波:光武酒造場

金波(きんぱ):光武酒造場金波(きんぱ):光武酒造場

ひさしぶりの金波。これは、アジサイをあしらったフラワーカップ。花の部分が幾何学的というかパターン的なデザインになっているのがいまひとつ......。前回紹介したグラジオラスのほうがいい感じにデフォルメされていて、植物っぽい感じも残っていて、いい雰囲気だと思う。

甘めで飲みやすい酒。べたべたした甘さではなく、甘口に仕上げた本醸造酒のよさが出ているといったところだろうか。

前回蔵のサイトを見たときには書かれていなかったように思うが、いま見てみたら「モンドセレクショントリプル金賞受賞」とある。「魔界への誘い」(芋焼酎)、「舞ここち」(麦焼酎)、「雫しぼり」の 3 アイテムが受賞したらしい。「雫しぼり」だけが日本酒で、残りは焼酎。やはり九州の蔵は焼酎も強いのかな。

カップお気に入り度:★

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#cup176:飛騨の匠:渡辺酒造店

飛騨の匠(ひだのたくみ):渡辺酒造店飛騨の匠(ひだのたくみ):渡辺酒造店

ご当地デザインらしく合掌造りの家屋をあしらったカップ酒。そこに紫色で銘柄名がプリントされている。紫色ってあんまりカップ酒では使われない色。フラワーカップの花の色とかにたまに使われるぐらい。写真では確認できないが、脇には緑色でバーコードがプリントされている。バーコードなんて珍しくないと思われるかもしれないが、ガラスに直接バーコードがプリントされているカップ酒はかなり珍しいものだ。銘柄名の横には、「飛騨美酒 蓬莱・原酒にごり酒」とある。

写真からもわかるように相当にごり成分の多い酒。カップの 2/3 ぐらいは、白いにごり成分が沈澱しているのが見える。先日「七笑」のにごりを飲んだときに、にごり酒を飲んだのがひさしぶりだったせいか、にごり成分がとても多いように感じたが、これは「七笑」とは比較にならない濃さ。酒が口からなくなっても、舌の上や唇のあたりににごり成分が残っているような感覚がある。口に含んだ瞬間は甘く感じるが、さすが原酒ということか、かなりアルコール分を感じる。とはいえ、飲みやすい酒だ。

先に書いたとおりこの酒は「蓬萊」、「蓬萊 小町桜」と同じ渡辺酒造店のもの。

カップお気に入り度:★

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#cup175:宮の雪:宮崎本店

宮の雪(みやのゆき):宮崎本店宮の雪(みやのゆき):宮崎本店

前回紹介した「宮の雪」は、赤い花をあしらったフラワーカップだったけど、今回のは青い花。これまた何の花だかよくわからない。かわいいけど。

ひさしぶりに飲んでみたが、甘い......。とても甘い。甘口の酒もいけるほうだが、これはどうだ。砂糖水にアルコールが混ざっているかのような味わい。酸味もすこし感じるが、添加された酸味料のせいか。同じ酒を飲んでもそのときどきで違った印象を受けたりするが、これに関しては今回も前回も......。

この蔵は、大衆酒場で人気の「キンミヤ焼酎」で有名なだけあって、日本酒以外に焼酎も造っている。米や麦といったよくある材料だけでなく、ゴボウの焼酎なんてのも造っているみたい。「白髭」なる商品らしい。ゴボウで焼酎ねえ。

カップお気に入り度:★

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#cup172:菊正宗:菊正宗酒造

菊正宗(きくまさむね):菊正宗酒造菊正宗(きくまさむね):菊正宗酒造

菊正宗のお燗瓶。このお燗瓶は、いままでに紹介したお燗瓶とはプロポーションが異なる。この瓶は、背が低いずんぐりむっくりタイプ。背が低く、体重(内容量:180 ml)はいっしょ。徳利の形をしているから注ぎ口の部分は同じ。となると必然的に胴回りが太くなる。愛嬌のあるデザインではある。

熱燗にすると、こどものころにかいだ日本酒に限りなく近い香りがする。懐かしいような......。大人はこんなの飲んで何が楽しいんだろう......と思ったものだけど、これは大人になっても......。

カップお気に入り度:★

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#cup170:岩波:岩波酒造

岩波(いわなみ):岩波酒造岩波(いわなみ):岩波酒造

またまた、お燗瓶の登場。紅白で銘柄名がプリントされているシンプルデザイン。その下には波の模様があしらわれている。「岩波」の「波」だろうか。

甘みのすくない辛口寄りの味のする酒。味に厚みはないが、飲みやすい印象はある。普通酒っぽい嫌な味はないようだ。食中酒には適しているのではないだろうか。

蔵のあるのは、長野県松本市。街の東の山の麓で、周りは水田に囲まれたのんびりとした環境の中で酒造りをおこなっているようだ。

この酒、岩手県内で買ったように記憶していて、てっきり岩手の酒だと思っていたら長野の酒だった。記憶違いだろうか......。

カップお気に入り度:★

  • 岩波酒造合資会社
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 度
  • 日本酒度:+1.0
  • 酸度:1.3
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:麹米・ひとごこち、掛米・一般米
  • 精米歩合:70 %

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#cup156:都錦:都錦酒造

都錦(みやこにしき):都錦酒造

これも以前に紹介したカップ酒の再登場。偶然、別の柄のカップが入手できたので、ひさしぶりに飲んでみた。カップのイラストは、オオイヌノフグリ。前回のリンドウも、リンドウらしくない色遣いだったけど、このオオイヌノフグリもそれとはわからない色遣い。フラワーカップは数々あれど、野に咲く小さな花、オオイヌノフグリをデザインしたものはとてもめずらしい。

さらっと飲むとすっきりした辛口。すこし苦味を感じるけど、嫌な感じではない。前に飲んだときよりおいしいような気がする。

この蔵は、清酒だけでなく、花弁を使ったリキュールなども造っているが、料理酒にも力を入れているらしい。アミノ酸たっぷりの料理酒を使って料理をするととてもおいしい仕上がりになることは、大木代吉本店の「こんにちは料理酒」で学習済み。都錦の料理酒も純米酒。こっちの料理酒はどんな味かな。

カップお気に入り度:★

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#cup155:男山:男山

男山(おとこやま):男山男山(おとこやま):男山

ひさしぶりの「男山」。日本各地に同じ「男山」という銘柄の酒はいくつもあるが、これは北海道の「男山」。以前紹介したひまわりのイラストのフラワーカップの別バージョン。花の色がちょっと違うけど、形から判断するにカタクリの花だと思われる。本当はもっと薄い紫っぽい色なのだが、このカップではピンク色に彩られている。イラストのタッチが好きでないことと、磨りガラスを使っているところもいまひとつ......なのは前回同様。カタクリの花は、山の春を教えてくれる花でけっこう好きな花なんだけどなあ。下の写真は、山形の肘折温泉に行ったときに咲きほこっていたカタクリの花。

カタクリの花前回飲んだときは、アルコールが鼻についてしょうがなかった(と記録している)のだが、今回はそれほどには感じなかった。基本的には辛口だが、わずかに甘みも残っているように感じられる。しかし、やはりバランスがいいとは言えない。アルコールの辛さが勝ってしまって、口に残る。舌の上で味わわずにさくっと飲めば、まあまあ。

男山は、おそらく北海道で最大の酒造メーカー。江戸時代に伊丹で創業し、現在は旭川の地で営業している。そこには酒造り資料館という施設が併設されていて、創業以来の蔵の歴史とともに酒造りの歴史と文化を垣間みることができるらしい。喜多川哥麿の浮世絵や江戸時代の資料、文献、酒器などが展示されているとのこと。哥麿の浮世絵が面白いのだが、「名取酒六家選 若那屋白露 木綿屋乃男山」と題されたこの絵には「男山」の四斗樽が描かれている。「木綿屋乃男山」の「木綿屋」がこの蔵の前身。「木綿屋乃男山」は江戸時代初期から禁裏の御免酒であり、また江戸幕府の将軍の御膳酒として供されていたらしい。

カップお気に入り度:★

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#cup152:福無量:沓掛酒造

福無量(ふくむりょう):沓掛酒造福無量(ふくむりょう):沓掛酒造

シンプルなデザイン。昔風の書体で銘柄名を中央に配置。「信州銘酒」と地酒であることをアピール。

まろやかな味わいの酒。とても飲みやすい、気取りのない酒。香りは淡い。微妙に苦味を感じるが、全体のバランスを崩すようなものではない。本醸造酒らしい味だということかな。

「福無量」は、観音経の一節からのものだという。

觀世音淨聖 於苦惱死厄 能為作依怙 具一切功德 慈眼視衆生 福聚海無量 是故應頂禮

おめでたい言葉ということで書の世界ではよく題材として取り上げられているみたい。

上田の別所温泉の土産物屋で買ったもの。

カップお気に入り度:★

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#cup151:酔園:EH 酒造

酔園(すいえん):EH 酒造酔園(すいえん):EH 酒造

青地に白で銘柄名の「酔園」をプリント。その下には、北アルプスの山々が描かれている。抜きの文字で「安曇野の地酒」と書かれているのがいい。このカップ本体よりも面白いのが、キャップ部分。キャップにプリントされているのは、男雛と女雛のような人形の絵。これは、安曇野にいまも多数残る道祖神のイラスト。道祖神にはいろんなタイプがあるのだが、安曇野に多いのは、江戸時代に流行したと言われる双体道祖神タイプ。安曇野市役所にも、道祖神を紹介するページが掲載されている。

酔園(すいえん):EH 酒造深みのある味ではないが、何やら濃い味がする。舌の上で味わうようにしてみると、バランスがとれていないような感じ。切れはいい。カップ酒でなく、本醸造酒や純米酒クラスなら、濃醇な味のけっこうおいしい酒なのかもしれないと思わせる。

カップを見て、まず気になったのは、蔵の名前。EH 酒造。なんとも日本酒の蔵元らしくない名前。蔵のサイトを見てみると、「EH」は「エクセルヒューマン」の略称らしい。もともとは、江戸時代末期に創業した亀屋酒造店と飯野屋、明治時代初頭創業の務台酒造店が、昭和 36 年(1961)に合併して「酔園」としたらしい。それを 2002 年の終わりに EH 株式会社が買収した......ということのようだ。最近の酒造業界の再編のひとつ。買収元の名前を冠するのは、世の常とはいえ、「EH 酒造」では日本酒を飲んでいる気がしないなあ。......とはいえ、このカップ酒からは、酒の造りはしっかりしているのではないかという期待は持てる。「芳醇旨口」がこの蔵の持ち味らしい。

カップお気に入り度:★

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#cup150:白真弓・合掌の郷:蒲酒造場

白真弓・合掌の郷(しらまゆみ・がっしょうのさと):蒲酒造場白真弓・合掌の郷(しらまゆみ・がっしょうのさと):蒲酒造場

150 本記念に、変わり種のカップ酒を紹介。あまりかわいらしい絵とは言えないが、赤地に黄色の柄の入った着物の合掌した少女の姿がプリントされている。輪郭線や文字は黒字なので、都合 3 色を使っている。紙のラベルの場合は、何色でも自由に使えるが、プリントタイプでは 1 色か 2 色刷りが普通。3 色は珍しい。カップには、

飛騨のどぶろく祭り
合掌の郷

いいものはいいね
すきなものはすき

......と書かれている。

濁り成分がとても多い濁り酒。これだけ濁り成分の多い酒も珍しいのではないだろうか。すくなくともカップ酒ではトップクラス。しばらくの間、冷蔵庫に置いてあったのだが、内容物の半分以上は白い沈澱物。飲む前にずいぶんカップを振ったのだが、むらなく混じり合うまでにはすこし時間がかかった。濁り成分の効果で、まろやかな口当たり。気のせいかヨーグルトのような香りがする。

この酒は、以前紹介した「白真弓 歓杯」の蒲酒造場のもの。

カップお気に入り度:★

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#cup149:金水晶(きんすいしょう):金水晶酒造店

金水晶(きんすいしょう):金水晶酒造店金水晶(きんすいしょう):金水晶酒造店

「金水 Cup 200」と書かれた背の高い 200 ml 入りのカップ酒。山の絵が大きく描かれ、下に「吾妻小富士」とプリントされている。イラストに噴火口らしきものが見えるが、この噴火口や山の形が富士山に似ていることから「吾妻小富士」と呼ばれている蔵の地元の山を描いたものらしい。

飲み口のキツい酒。添加アルコールのせいだろうか。なんとも言えない刺激が舌に感じられる。じっくり味わってみると、この刺激以外にも味が感じられるが、刺激に邪魔されてしまい、味のハーモニーを作りだすことにはなっていない。やはりこうした 200 ml のカップ酒は、厳しいクオリティのものが多いようだ。

明治の初頭に創業し、南部杜氏、越後杜氏を経て、地元の杜氏を擁し、地元に愛される伝統的な酒造りをおこなっている蔵だそうだ。ウェブ上にあまり情報がなく、詳しいデータは入手できなかった。蔵の近くに小さな山(青麻山)があり、そこに「水晶沢」なる地名が見える。昔は、ここで水晶を産していたのだろうか。

福島を旅行している間に入手した一本。

カップお気に入り度:★

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#cup144:謙信:池田屋酒造

謙信(けんしん):池田屋酒造謙信(けんしん):池田屋酒造

「ワンカップ大関」タイプの青地に白い文字が浮かぶデザイン。ちょっとレトロな書体で、「New Cup」と書かれているのがいい。でも、このデザインって、なんか見たことある。「緑川」だ! よく見比べてみると、基本的なデザインは同じ。単色の背景に白字で、「New Cup」と「NIIGATA」。違いは、背景色と、銘柄名があるかどうか(「緑川」は、「清酒」とだけプリントされていて、ちょっと寂しい)。同じメーカーでカップを作ってるんだろうか。

和楽互尊」に続き、新潟の酒。こちらも辛口。ただ、この「謙信」は、辛口一辺倒というわけでもない(単に「和楽互尊」との比較論かも)。こっちも甘味はほとんど感じられないけど、すこし苦味(いい意味で)があるかな。引き続き、鴨のパストラミの続投。鴨肉の甘味が謙信にあう。

上杉謙信が、武田信玄に塩を送るときに通った街道を「塩の道」(糸魚川〜松本)と呼ぶらしいが、その起点の近くに蔵があるようだ。それに因んで、「謙信」という銘柄で酒造りをおこなっているらしい。白馬山系の伏流水を用いた端麗な造りが身上。

カップお気に入り度:★

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#cup143:和楽互尊:池浦酒造

和楽互尊(わらくごそん):池浦酒造和楽互尊(わらくごそん):池浦酒造

中央に銘柄名をプリントしたカップ。蔵の外観かと思って、サイトを見てみたら、思ったとおり。カップの裏側には、目盛がプリントされていて、計量カップとしても使える(そんなに珍しいことでもないけど)。

糖分が切れきったかのような辛口の酒。甘口でなくてもいいけど、もうすこし糖分が残っていたほうがバランスがよくて好みなんだけどな。お気に入りの鴨のパストラミにあわせてみるとすこしは飲める。酒盗を冷奴にのっけてみたが、こっちはいまいち。もうすこし旨味のある酒のほうがいいみたい。

池浦酒造は、幕末期の天保元年(1830 年)の創業。主力銘柄の「和楽互尊」は、長岡の文人、野本互尊の「互尊」に、安岡正篤が「互尊なれば和楽に至る」と呼び、「和楽互尊」となったという。良寛終焉の地ということもあり、その書をラベルとして使っている商品もあるようだ。

カップお気に入り度:★★

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#cup137:鶴齢:青木酒造

鶴齢(かくれい):青木酒造鶴齢(かくれい):青木酒造

リンドウの花をカップの周囲にあしらったフラワーカップ。イラストの抽象化というか簡略化がいまひとつで、リアル感もなければ、アイコンとしての美しさにも欠けているのが残念。カップ酒のデザインに限定すれば、同じ「鶴齢」なら、以前紹介した普通酒のデザインのほうがいい感じ。

ひさしぶりの新潟の酒。以前飲んだ「鶴齢」は普通酒だったけど、これは本醸造酒。新潟の酒らしく辛口。本醸造酒なので、ある程度アルコール添加されているわけだけど、それをすこし感じてしまうが、基本的には悪くない味。甘みも若干あって、辛口一本槍でないところがいいのかな。蔵の酒造りのポリシーとして、淡麗辛口ではなく、旨味のある酒を醸すことにしているらしいが、こうした普段遣いの酒にもその造りが反映されているようだ。

蔵は、コシヒカリで有名な魚沼にある。あのあたりを電車に乗っていると、広い水田が広がっていて、夏場には緑の絨毯のようで、懐かしい雰囲気。創業は、1717 年(享保 2 年)というから、かなりの老舗。蔵のサイトに「蔵人日記」というブログが併設されているが、見てみると BY20 の造りがちょうど始まったところだった。つい数日前に洗米が始まったそうだ。

カップお気に入り度:★★

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#cup129:北アルプス:福原酒造

北アルプス(きたあるぷす):福原酒造白とパステルカラーっぽい黄緑色で北アルプスの山々を描いたデザインのカップ酒。まあさほどおもしろいデザインでもない。「北アルプス」の銘柄名の横には、紀行文のようなものがプリントされている(写真ではほとんど読み取れない)。

普通酒だろうから平板な味なんだろうと思っていたら、意外にそうでもない。酸味と苦みを感じる辛口の酒。ちょっとキレが悪い気がする。

この蔵元、ほとんど情報がない。いつも頼りにしているカップ酒のガイドブックにも掲載されていないし、検索エンジンで調べても蔵に関する情報らしきものはほぼ皆無。

カップお気に入り度:★

  • 福原酒造株式会社
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup126:通潤:通潤酒造

通潤(つうじゅん):通潤酒造通潤(つうじゅん):通潤酒造

つばきの花をあしらったフラワーカップ。花のイラストの色の濃淡を表現するために、色の薄い部分を小さなドットのアミかけで表現しているが、どうもこういうのは苦手だ。ガラスプリントの特色を活かしたベタで勝負してほしい。この蔵は、何種類ものフラワーカップを出しているので、コンプリートできるかどうか......。

三倍増醸造酒らしい味かと思ったら、そうでもない。甘味より酸味が強いようだ。すこし雑味があるかな。日本酒度的には、辛口。

この「通潤」を醸す通潤酒造は、日本でもかなり南部の熊本県。九州のちょうどまんなかあたりにあるようだ。この辺りで蔵を構えながら、焼酎は造っていないようだ(九州県下の酒造メーカーは、日本酒だけでなく、焼酎も造っているところが多い。おそらく、そちらの方が売れるのだろう)。くまもと酵母とも呼ばれる協会 9 号酵母を使った、吟醸酒も醸しているようだ。

カップお気に入り度:★

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#cup124:月吉野:若林醸造

月吉野(つきよしの):若林醸造月吉野(つきよしの):若林醸造

背景色なしで、銘柄名「月吉野」と大書。よくあるパターン。「郷土の酒」と書かれているのがいい。

日本酒の味の要素は、甘辛酸苦とあるが、すこし苦味が前面に出てきているような。あとは甘味。すこしアンバランスな感じ。全体的には昔ながらの日本酒の味。

蔵のサイトもないし、あまりいいデータも拾えず......。蔵のあるのは、長野県上田市。別所温泉のそば。別所温泉に遊びにいったときに、土産物屋で購入したもの。上田市の中心部から、この別所温泉までは上田電鉄という私鉄が走っていて、のどかな風景の中、古い車両がごとごとと進んでいく。別所温泉駅は、なんともレトロな駅舎でいい雰囲気。

カップお気に入り度:★

  • 若林醸造株式会社
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup116:吟醸初花:金升酒造

吟醸初花(ぎんじょうはつはな):金升酒造吟醸初花(ぎんじょうはつはな):金升酒造

カップの全周囲に犬のイラストが描かれているユニークなデザイン。「わん」と吠えているダルメシアンらしき犬もいる。これがホントの「ワン!カップ」ということか。蔵のサイトが工事中だったので、このカップデザインにまつわるエピソードなどを調べることができなかった。猫のイラスを使った、「にゃんかっぷ」もあったな。

ひさしぶりの新潟の酒。新潟の酒ということで「また淡麗辛口か?」と思いきや、けっこう甘みが感じられる(日本酒度は、プラスの値なんだけど)。味はすっきり。淡麗甘口といったところだろうか。吟醸酒だということなんだけど、吟醸香はさほど感じられない。

あまり詳しい情報が入手できてないけど、この蔵の酒は、飯豊山の伏流水を使った造りをしているということ。新潟といっても新発田なので県北部。山形の蔵も新潟県北部のこの蔵も同じ山を源とする水を使っているのかと考えるとおもしろい。たまに見かけるヨーグルトと純米酒から作った異色の酒「ぐるっ酒」(リキュールになるのかな)もこの蔵で作られたもの。

カップお気に入り度:★

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#cup111:秀よし:鈴木酒造店

秀よし(ひでよし):鈴木酒造店秀よし(ひでよし):鈴木酒造店

カップ酒にはめずらしい多色刷りのカップ(大体は、2 色)。昔の蔵の構えを描いたものだろうか。

全体的に薄味の水っぽい感じの味わい。添加された糖類のせいか、うっすらとした甘味も感じられる。普通酒にありがちな刺々しい味ではなく、まろやかな感じでまとまっているのは救い。

創業は、元禄 2 年(1689)というから、江戸時代の前期。相当長い歴史がある。銘柄名の「秀よし」は、それまでの秋田佐竹藩の御用酒「清正」よりも優れていると藩主に評され、「清正」よりも「秀でて良し」ということで、「秀よし」の名を賜ったという。また、「清正」(加藤清正)が「秀吉」(豊臣秀吉)の配下であったことからも、「清正」よりも優れているのであれば、「秀吉」だろう......という意味もあるようだ。

地元の駅やその周辺の土産物屋や酒販店などでこうした地酒カップを買えることが多いけど、このカップ酒を購入したのは、なんと京都! なんで? 「秀よし」(豊臣秀吉)だから?

カップお気に入り度:★

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#cup110:南部美人:南部美人

南部美人(なんぶびじん):南部美人南部美人(なんぶびじん):南部美人

浮世絵風の美人画をプリントしたカップ酒。正面と背面とにひとりずつ。

とてもまろやかですっきりした味わい。すっきりした味わいながら、ボディの力強さもかねそなえている。が、それも強調しすぎるものではなく、口からさっと消えていく。甘すぎず、辛すぎず。なかなかの良酒。本醸造酒の本領発揮といったところだろうか。淡い黄みがかかった酒だなと思っていたのだが、この蔵では炭素濾過をやっていないようだ。

岩手の県北部に位置する二戸市で酒蔵を営む南部美人の代表的な銘柄。岩手ということでもちろん南部杜氏を擁し、雑味の多い甘口の酒が跋扈していた昭和中期以降「南部美人」の銘柄名のもと研鑽を重ねているらしい。蔵のサイトにおもしろい記事が載っていた。「世界最古!? 日本酒の自動販売機」。記事によると、明治の中期から後期に制作されたもので、五銭銅貨を入れると、酒が蛇口から出てくるというもの。蛇口はふたつあって、ひとつは酒が出てくる蛇口。もうひとつは、(とっくり?)すすぎ用の水が出てくるもの。この自販機は、二戸市歴史民俗資料館に寄贈されているようだが、そこの記事も読んでみるとおもしろい。

カップお気に入り度:★

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#cup105:猩々:北村酒造

猩々(しょうじょう):北村酒造猩々(しょうじょう):北村酒造

壷というか瓶というか、そんな枠に囲まれて、銘柄名が書かれている。この壷のような形は何だろうと思っていたところ、蔵のサイトに説明があった。この「猩々」は、謡曲「猩々」に因んだもの。「猩々」は中国の想像上の生き物で、顔は人、体は猿、声はこども声に似ていて、赤ら顔で酒が好きだという。

伝説では・・・
高風という若者が霊夢のお告げで、都へ出て酒を売ったところ、商売は繁盛。
賑わう店の中に、毎晩大酒を呑み、平然と帰る客あり。
在る時、名を尋ねたところ、尋陽江に棲む「猩々」と言う。
「猩々」は、高風の親孝行振りを称えて、舞い踊ると共に「酌めども尽きぬ」酒壺を与えたと。

だとのこと。

カップ酒を飲みはじめたころ(まだこのカップ酒でブログを書こうとは思ってなかったころ)に飲んだ一杯に再会。軽めの辛口。大辛ではない。舌の上で味わうと、醸造アルコールっぽい辛さが感じられる。

カップお気に入り度:★

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#cup103:舞姫:舞姫酒造

舞姫(まいひめ):舞姫酒造舞姫(まいひめ):舞姫酒造

カップのデザインとしては、あまりおもしろいものではない。銘柄名が正面にあしらわれ、書体が太くないものだから、背景色なしにプリントされているので、すこし読みづらい。

しかし、このカップ酒のデザインのおもしろさは、実は正面ではなく、横にある。一部のかっぷざけに見られる特徴だけど、側面に目盛りがプリントされているものがある。この「舞姫」もそのひとつ。目盛りには数字がついていることと、そうでないことがあるが、その数値や目盛りでおよその飲酒量を知ることができる。あるいは、飲みおわった後に計量カップとして再利用できたり。しかし、この「舞姫」の目盛りにプリントされているのは、数字ではなく、イラスト。いちばん上の目盛りは音符、次はくちびる(あるいは、口)、最後は虎。つまり、飲み進むにしたがって、陽気になって歌いだし、最後には虎になってしまう......というユーモア。なかなかおもしろい。でも、2 番めのくちびるの意味するところがよくわからない。酔っておしゃべりになってしまうということなのか、キス魔になってしまうということなのか......。いずれにしても、非常に特徴的でユーモラス。

舞姫(まいひめ):舞姫酒造県外では「翠露」で有名な蔵。この「舞姫」は、それよりもリーズナブルな価格帯の普段遣いの酒。ひさしぶりに飲んでみたが、なかなかいい。すこしアルコールがきつい気もするけど、飲みやすい。キレがあるけど、味もある。調和のとれた感じ。

舞姫酒造は、諏訪市の中心部、諏訪駅の近くにある。メインストリートの国道 20 号線に面した場所にあるが、この国道 20 号線は、酒屋通りでもある。「真澄」で有名な宮坂醸造をはじめ、麗人酒造(麗人)、舞姫酒造、伊東酒造(横笛)、本金醸造(本金)がずらっと勢揃い。近代では、製糸業で栄えた諏訪が古くからの街だったことの証のようにも思える。

舞姫酒造は、国道沿いに直販店を出しているが、代々の当主が文庫蔵として使っていた蔵をベースにした「和」な雰囲気のいい店。この店でしか買えない限定ものの酒なども販売している。杜氏は、地元の諏訪杜氏。「和醸良酒」をモットーに、甘・酸・渋・辛・苦の 五味の調和がとれた旨口の酒造りをおこなっている。

カップお気に入り度:★

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#cup102:白露:高野酒造

白露(しらつゆ):高野酒造白露(しらつゆ):高野酒造

白地に青く銘柄名がプリントされている。シンプルですっきりとしてはいるけど、それだけと言えばそれだけのデザイン。もうすこし銘柄名を小さくプリントすればバランスがいいかも。書体に特徴があるので、もうすこし控えめでもいいように思う。

淡麗辛口の新潟らしい味わい。本醸造だとのことだけど、すこし平板な味。もうすこし味の膨らみがほしいところ。

「白露」とは、蔵のサイトによると、二十四節気のひとつで、秋分の直前の期間だとのこと。Wikipedia いわく、

太陽黄経が165度のときで、大気が冷えて来て、露ができはじめるころ。八月節。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」と説明している

......とのこと。この「白露」は、9 月 8 日ごろから秋分までの約 2 週間で、この 9 月 8 日に生まれた酒ということで、「白露」と名付けたらしい。明治 32 年のこと。

カップお気に入り度:★

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#cup094:玉菊:玉泉洞酒造

玉菊(たまぎく):玉泉洞酒造玉菊(たまぎく):玉泉洞酒造

いままでに見たことのないタイプのデザインのカップ酒。木版画のような書体のローマ字で銘柄名がプリントされ、「i」の点が、菊の花になっている。

香りも味も薄い酒。軟水仕込みだろうか、かなり柔らかい味。雑味はほとんどなく、とてもすっきりしてる。そのためか、かなり飲みやすく気がついたらなくなっていた......。

岐阜県南部の昔で言う美濃国は、菊の産地らしい。それもあってか、昭和 32 年に蔵元が銘柄名を公募した際に生まれたのがこの「玉菊」ブランドということらしい。現在の主力銘柄は、「美濃菊」。高級酒のブランドとして「醴泉」というのもある。蔵のサイトには、「玉菊」の文字は見当たらない(いまも「玉菊」が出荷されているのかどうかよくわからない)。玉泉洞酒造は、養老の滝の近くにある、創業 200 年超の酒蔵だとのこと。

このカップ酒は、いつも髪を切ってもらっている H さんにいただいたもの。髪を切ってもらっているあいだに、カップ酒の話をしていたのを覚えてくれていて、帰省したときに買ってきてくれたらしい。感謝♪

カップお気に入り度:★★

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#cup091:太冠:太冠酒造

太冠(たいかん):太冠酒造太冠(たいかん):太冠酒造

力強い文字で中央に「太冠」と大書したトラディショナルなカップ酒デザイン。でもその背景には、細かく風景がプリントされている。写真ではよくわからないと思うが、険しい山肌が描かれている。地元の名勝地「昇仙峡」だとのこと。滝の絵のようには見えなかったので、「覚円峰」と呼ばれる昇仙峡の見どころのひとつを描いたものではないかと思われる。

微妙な甘味の残る辛口の酒。うすっぺらい味というわけではないけど、雑味が残っているかな。香りは薄い。

南アルプスの豊かな水の恵みを受けての酒造りをおこなっているようだ。銘柄名の由来はと言うと、

出世した武官が前途を祝うときにかむられたという「太冠」から命名されている。祝い事に合う様にとそのように名づけられた

......とのこと。

山梨のカップ酒は、紙のラベルを貼付けたものが多く、このようなプリントされたタイプは少ないので、これを見つけたときはうれしかった。JR 山梨駅の売店で購入。山梨らしいなあと思うのだが、山梨ではいろんなところでワインのカップ酒を売っている。去年の夏に山梨に行ったときは、紙カップのカップ酒ワインを飲んだな。

カップお気に入り度:★

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#cup089:花の関:花関酒造

花の関(はなのせき):花関酒造花の関(はなのせき):花関酒造

この「花の関」は、本社住所こそ福岡市になっているが、工場は太宰府市にあるようだ。太宰府でこの梅をあしらったデザインということになれば、やはり菅原道真。「東風こち吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」の一句が思い出される(最近は、「春を忘るな」と書かれているものをよく目にするようになった気がするが、やっぱり「春な忘れそ」がいいな。「な〜そ」 = 「〜しないでください」、係り受け)。カップ酒のデザインには、あまり何も考えてないようなものもあるけど、この「花の関」みたいに、ちょっとでも「ご当地」性の謎かけ(......というほどでもないけど)があると、好感が持てるなあ。写真ではすこしわかりにくいが、紅白の梅があしらわれている。

しっかりとしたボディが感じられる。本醸造の実力といったところか。酸と旨みのある昔ながらの骨太タイプ。燗にすると、辛口の味わいが急に増してくる。

九州北部ということで、焼酎大国の九州の中では、まだ日本酒の蔵も存在しているエリア。九州の日本酒の蔵には、焼酎も造っているところが多いけど、この花関酒造も例に漏れず、いくつかの銘柄で麦焼酎と米焼酎を造っている。「天神さま」、「管公さま」という焼酎があるようだ。こっちはダイレクトに「ご当地」系。

カップお気に入り度:★★

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#cup086:蓬萊泉:関谷醸造

蓬萊泉(ほうらいせん):関谷醸造蓬萊泉(ほうらいせん):関谷醸造

愛宕の松・ブラックカップ」のようなデザイン。濃いグレイの地に銘柄名が浮かぶ。横に書かれている文字は「壽至蓬萊不老泉」とある。道教を源流にした神仙思想のキーワード、「蓬莱山」の泉......ということか。かてて加えて、秦の始皇帝の命を受けた徐福が、東方の三聖山のひとつ、蓬莱山に不老不死の霊薬を求めた......そのエピソードに因むものか。漢詩にこういうフレーズがあるのかと思い、調べてみたがよくわからなかった。「寿至蓬萊不老仙」というフレーズはあるので、それに因んだものか。

飲みやすいお酒。普通酒ばかり飲んでいると、本醸造クラスでもおいしく感じる。嫌味のない甘味が口に広がり、消えていく。舌の上で味わうと、すこし辛口っぽい味が。

蔵のサイトを見たところ、商品ラインナップも豊富で、焼酎なども造っているようだ。他にも酒粕を使った酒粕飴や、日本酒のゼリー、地酒まんじゅうなども。主力銘柄の「蓬莱泉」の関連グッズも販売。愛知出身のさほど日本酒に詳しくない友人も知っている銘柄なので、愛知では認知度の高い酒なんだろう。レーシングカーチームのスポンサーもしているようだ。

カップお気に入り度:★

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#cup077:錦郷:九重雑賀

錦郷(きんきょう):九重雑賀錦郷(きんきょう):九重雑賀

ちょっとヘタウマ風のイラストで、亀の背に乗った浦島太郎がプリントされているカップ酒。バックに盆やると写っているが、竜宮城も描かれている。蔵元のある和歌山に浦島説話の継承地があるのかと思って、すこし調べてみたが、これといったものが見つからなかったで、この記事に浦島説話でも載せようかと思っていたのを断念......。松本清張の『D の複合』をしばらく前に読んだばかりだったからなあ。

甘味もあるが、基本は辛口。すこし雑味が感じられるかな。とは言え、飲みやすい感じではある。

ちょっとした酒販店や居酒屋に「雑賀」という酒を置いているのを見かけるが、同じ蔵の酒。現在は、この「雑賀」がフラッグシップ的銘柄で、「錦郷」は昔からの銘柄というところなんだろうか。九重雑賀のウェブサイトがないので、「雑賀」についてはいろいろ書いてあるけど、「錦郷」についてはよくわからない......。

カップお気に入り度:★

  • 株式会社九重雑賀
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup069:志太泉:志太泉酒造

志太泉(しだいずみ):志太泉酒造志太泉(しだいずみ):志太泉酒造

ねこのイラストでカップ酒界(?)では有名な通称「にゃんかっぷ」。志太泉酒造のサイトを見てみたこところ、「ワンカップ大関」をもじって、「ワン」= 犬の鳴き声 → 犬 → ねこ → 「にゃん」となったエピソードや、イラストレータ探しのエピソードも読めてなかなかおもしろい。地味ながら、カップのプリントに三色(黒+灰色+白)使っているのも興味深い。

カップのデザインはポップだけど、中身は純米吟醸の実力派。さて、そのお味は......。やわらかい吟醸香りがふわっと漂う。下の上で味わうと、おいしさが立ってくる。まったくいやみのない味わい。これはいい♪

この蔵の酒は、山田錦を使ったものが多いみたいだけど、この「にゃんかっぷ」は八反錦。サイトの情報によると、「志太泉 純米吟醸生原酒」をベースにしたお酒なのかな。この志太泉酒造のウェブサイト、なかなかおもしろい。手作り風の地味なサイトながら、読み応え十分。FAQ に併設された MQ(= Maniac Question)なんてコーナーもある。コラムブログもある。

カップお気に入り度:★

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#cup068:真野鶴:尾畑酒造

真野鶴(まのづる):尾畑酒造真野鶴(まのづる):尾畑酒造

珍しい茶色の地。キャップ部分は紫色。カップの裏側には「おけさカップ」とプリントされている。「佐渡おけさ」からの命名。

普通酒クラスでは、飲みやすくて、けっこういい味かも。クセもないし。

佐渡島の西側のくびれの部分の真野湾を臨む真野地区の蔵。蔵のモットーは、「四宝和醸」。蔵のサイトいわく、

真野鶴では、酒造りに欠かせないといわれる「米」「水」「人」に、これらを生む「自然」を加え、四つの宝の和をもって醸す、という意味で「四宝和醸」という言葉を作ってモットーとしています。

『夏子の酒』に「和醸良酒」という言葉が出てきたが、この「四宝和醸」もいい言葉。昭和 46 年生まれの若い杜氏ががんばっている(全国新酒鑑評会 6 年連続金賞受賞!)というのも好感が持てる。

カップお気に入り度:★

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#cup066:國稀:国稀酒造

國稀(くにまれ):国稀酒造國稀(くにまれ):国稀酒造

赤と黄色のリンゴが並ぶデザイン。赤と黄色が交互に並んでいるけど、最後に赤が 2 つ連続して並んでいるのがなんか残念。同じイラストの繰り返しかと思ったら、一個ずつちょっと違っている。思いのほか手がかかっている(......というほどでもないか)。

北海道の蔵の普通酒ということでどうだろうと思って飲んでみたけど、悪くない。蔵のデータによると、日本酒度は高めだけど、そんなに辛口過ぎない。すっきりと飲みやすい感じ。甘みも感じられる。『The カップ酒 ベストセレクション 900』には、日本酒度 ±0 なんだよね。どちらが正しいのか......。

このカップ酒を初めて買ったのは、青森だった。リンゴのプリントだし、青森のお酒かと思っていたら、北海道だった。旭川よりも若干緯度の高い増毛町の蔵。日本最北の蔵だとのこと。かつてはニシン漁で栄えたという日本海を臨む町。北海道は酒米の適作地ではないので、兵庫の山田錦や新潟の五百万石も使っているようだが、近年では地場産の吟風という酒米でも醸しているとのこと。

「國稀」は、元々は「國の誉」だったそうだが、日露戦争で活躍した乃木希典陸軍大将に因んで解明したとのこと。地元の増毛からも多く出兵した旭川第七師団は、日露戦争でも活躍し、二百三高地でも多くの犠牲者を出したという。「希」ではなく、「稀」としたのは、陸軍大将の一字をそのまま使うのは、恐れ多いとの深謀遠慮から。

カップお気に入り度:★

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#cup061:奥羽自慢:佐藤仁左衛門酒造場

奥羽自慢(おううじまん):佐藤仁左衛門酒造場奥羽自慢(おううじまん):佐藤仁左衛門酒造場

白地に青の銘柄名。白地に青ということで、ワンカップ大関とは逆パターンだけど、トラディショナルな色のコンビネーション。芸がないと言えば、芸がない。

味は辛口。何気なく飲むと平板な味のように思えるが、口に含んでしばらくすると旨味が感じられる。

蔵元のある鶴岡市といえば、米どころの庄内平野。この「奥羽自慢」は、地元、櫛引町に古くから伝わる「黒川能」のふるまい酒としても供されるという歴史のある銘柄とのこと。酒蔵は、茅葺き屋根、享保 9 年創業の堂々たる古蔵。当主は代々「仁左衛門」の名を継いでいるという。

カップお気に入り度:ー

  • 佐藤仁左衞門酒造場
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup056:都錦:都錦酒造

都錦(みやこにしき):都錦酒造都錦(みやこにしき):都錦酒造

何だかよくわからない花がプリントされたカップ酒。脇に「りんどう」と書いてあるので、「そうなんだー」と思う。りんどうならりんどうとわかるような色を使えばいいと思うんだけど......。以前に紹介した黒澤酒造の「雪国」のようなデザインなら、直感的にわかるんだが。ちょっと線もごちゃごちゃしているのがよけいにわかりにくくなっている原因かも。

昔懐かしい感じの味のする酒。口に残る味がちょっと気になるかな。

中国山地の豊かな伏流水に恵まれた、江津市に蔵元はある。すぐ近くには、江の川が流れ、日本海も目の前という立地。ボタンやバラの花びらを浸して、その色を生かしたリキュールなんかも作っているようだ。無農薬の米を原料にした「自然酒」なる酒も醸している。

カップお気に入り度:★

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#cup055:能鷹:田中酒造

能鷹(のうたか):田中酒造能鷹(のうたか):田中酒造

青地に白のプリントというトラッドなカップ酒カラーを配したデザイン。銘柄が力強い書体でプリントされている直球タイプ。「200 カップ」とお得感の演出も怠らない。

200 ml 入りのロングカップにはどうもいい印象がない。もちろん、180 ml だろうが、200 ml だろうが、おいしいものはおいしいだろうし、そうでないものはそうでないんだろうけど、200 ml にはハズレが多いように思う。この「能鷹」は、よく言えば淡麗辛口ということなんだろうけど、どうも水っぽいような気がする。雑味も若干感じてしまう。

蔵元の田中酒造の屋号が、「能登屋」であったことから、「能」の一字を。さらに、「能ある鷹は爪隠す」から「鷹」を。

カップお気に入り度:★

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#cup053:越乃千禄:諸橋酒造

越乃千禄(こしのせんろく):諸橋酒造越乃千禄(こしのせんろく):諸橋酒造

筆文字で「千禄」と大書。その左横には滝の絵。何の滝だろう......。長岡の滝ということで調べてみると「栖吉不動滝」というのがみつかった。写真も何枚かあるが、その同定は困難。栖吉不動滝は、落差 10 m ほどの滝で、修験者の修行場らしい。脇の岩に不動尊が彫ってあるのが特徴。残念ながら、このカップ酒のイラストからは、その不動尊の確認もできない。

辛口。平板な味。

諸橋酒造は、調べてみると、「越乃景虎」の蔵元らしい。おもしろいことに、蔵元のサイトには、この「越乃千禄」に関する記述がまったくない。カップの裏に発売元が新潟市の土田商店とあるが、何らかの理由があって、蔵元の自社サイトでは紹介をしていないのかもしれない。銘柄名の「景虎」は、もちろん、上杉謙信の元服名、長尾景虎。地元の英雄、上杉謙信にちなんでの命名。

カップお気に入り度:★

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#cup051:越後杜氏:金鵄盃酒造

越後杜氏(えちごとうじ):金鵄盃酒造越後杜氏(えちごとうじ):金鵄盃酒造

酒造りをしている二人の杜氏の姿をデザインしたカップ酒。もう少ししっかりした色でプリントされていればいいのに。デザインのバックに地を敷いていないので、カップの裏面のバーコードまで透けて見えてしまってるのは、興醒め。

キャップに「辛口」と書いてあって、またいつもの新潟のカップ酒にありがちな淡麗辛口の平板な味かと思いきや、なかなかおいしい。蔵のサイトによると日本酒度は、+4.0 ということで、しっかり辛口のようだけど、適度な甘みも感じられる。越後杜氏の競い合う自醸清酒品評会で首席総裁賞を獲得するなどいい酒を醸す蔵のようだ。

新潟出張のときに駅前のコンビニで購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup049:男山:永山酒造

男山(おとこやま):永山酒造男山(おとこやま):永山酒造

豪快に筆文字で「男山」。男らしいデザイン。ロゴの左上に書かれている「金・銀・銅」なちょっと謎。ここの銘柄に「金撰」、「銀撰」というのはあるが、「銅撰」というのはないわけで、謎。

永山酒造。山口は、厚狭の蔵。普段遣いの酒としては、よさそうな口当たり。

十年の永きにわたり、時代の主流として造り続けてきた、男山の心の酒です。
常に、山口県を代表する地酒として、最高品質の普通酒であるための努力を心掛けて参りました。
小規模蔵ならではの手造り感と、口に含んだ瞬間に味わえる「感動」を大切につくり上げました。

との蔵元の言葉も「なるほど」と思わせる。

カップお気に入り度:★

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#cup046:神鷹:江井ヶ嶋酒造

神鷹(かみたか):江井ヶ嶋酒造神鷹(かみたか):江井ヶ嶋酒造

黒壁の建物が 2 棟描かれている。蔵元の酒蔵かなと思っていたんだけど、蔵元のウェブサイトを見れば一目瞭然。このカップのデザインとまったく同じ建物の写真が掲載されていた。わかりやすい。版画のようにはっきりした画風で、カップ酒にはもってこいのデザインと言えるかもしれない。明治 20 年代に建造された蔵だとのこと。全部で 7 棟の木造の蔵があるらしい。

味の方は、辛口、男酒。クセのない味で、飲みやすい。けど、いわゆる淡麗辛口タイプなので、好みの味ではない。

蔵元の江井ヶ嶋酒造は、日本酒だけでなく、焼酎、ウィスキー、ワイン、ブランデー、みりん......と幅広い総合酒造メーカーらしい。焼酎も造っている日本酒の蔵はちょこちょこあるけど、ワインやウィスキーまで造っているのは珍しい。

カップお気に入り度:★

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#cup044:あぶくま:玄葉本店

あぶくま(あぶくま):玄葉本店あぶくま(あぶくま):玄葉本店

ちょっと写真だとわかりにくいかもしれないけど、「あぶくま」の文字の左には徳利を持ったこども。その後ろには「酒」の暖簾。ロゴの右には和服の女性。その後ろには酒樽。江戸時代の酒屋の店先の風景といったところだろうか。昭和の初期においても、酒屋に自前の徳利を持っていき、量り売りしてもらうというのは一般的な風景だったみたい。こういうモチーフのカップ酒のデザインは珍しいかも。

辛口のありがちな味。やっぱりもっと旨みというか深みがほしいなあ。

社長が杜氏を兼任している小さな蔵。とはいえ、新酒鑑評会で金賞を受賞するなど、けっこうがんばっているみたい。

カップお気に入り度:★

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#cup043:あら玉:和田酒造

あら玉(あらたま):和田酒造あら玉(あらたま):和田酒造

白地に緑の文字で「あら玉」。中央のロゴの左右に描かれたイラストはなんだかよくわからない。ちょっと調べてみたところ、蔵のある町、河北町のお祭りの谷地どんが祭りの谷地奴のようだ。何の絵だかわかりにくいのが残念。この谷地どんが祭りとひな祭りがこの町の二大祭りということらしい。河北町は、紅花の里としても有名。

ちょっと辛口。日本酒度の数値以上に辛口に感じる。薄っぺらい味ではない。

この蔵は、すべての銘柄が特定名称酒だったり、亀の尾を使ったお酒も造ってたりして、小さくともまじめな酒造りをしているようだ。

カップお気に入り度:★

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#cup042:別格:角星

別格(べっかく):角星別格(べっかく):角星

白地に大きく「別格」とプリント。「特別本醸造」と書き添え、品質をアピール。男前なデザイン。

カップの裏側には精米歩合や日本酒度といったデータがプリントされているのが好印象。「味わい」には「淡麗辛口」と書いてあるが、ありがちな辛口カップ酒にはないボディが感じられる。けっこう飲める味。蔵直営の店舗は、国登録有形文化財とのこと。昭和初期の建造らしい。

記憶が定かでないが、おそらく EC サイトでの通信販売で購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup038:龍力:本田商店

龍力(たつりき):本田商店龍力(たつりき):本田商店

青の単色プリント。堂々たる書体で「龍力」のロゴが光る。山田錦を 20 %、五百万石を 80 % 使った贅沢な特別本醸造酒。

飲んでみてびっくり。こんなにクセのない味わいは初めてかも(カップ酒では)。すいすいと飲めてしまう。甘みも、旨味も感じるおいしいお酒。兵庫だから、灘に似た辛口の男酒かと思いきや、日本酒度は -1.0。いまのところのカップ酒のベストテイスト。カップ酒ながら、dancyu がフィーチャーするのもわかる。

兵庫播州は、酒米の産地。地場産の山田錦と五百万石を使った本格派の地酒カップ。無農薬栽培なども試みたりしていて、その水田にコウノトリが住んでいるという。「コウノトリ育む農法」と呼ばれているらしい。アイガモ農法のアイガモのようにコウノトリがせっせと雑草や害虫などを駆除してくれる......というわけではなく、絶滅が危惧されるコウノトリも育つことができるいい環境......という意味。

カップお気に入り度:★

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#cup037:男山:男山

男山(おとこやま):男山男山(おとこやま):男山

北海道は旭川の男山(北海道の大手酒造メーカーのひとつ)の「男山」フラワーカップ。フラワーカップには、4 種類あって、これはそのうちの「ひまわり」バージョン。カップ酒には珍しいスリガラス仕様。いろんなメーカーが花柄のフラワーカップを出しているけど、この男山のデザインは、あまり好きではない......。もっとしっかりした線で描かれているのが好き。カップ自体のデザインは、口がすぼまった曲線的なデザインで、これもユニーク。

味の方は、すっきりとした感じ。「男山」という名前なので、辛口なのかなと思うんだけど、そんなに辛く感じない。ひとつ気になるのは、飲んでも飲んでもアルコールの香りが感じられること。キャップを開けたときに、いかにもアルコール......という香りがするものは多いけど、飲んでいる間に気にならなくなるものが多い。この「男山」は、最後までアルコールの香りがする。アル添(アルコール添加)の量が多いのだろうか......。冷酒でこうだと、熱燗にするとキツいかも。

近所のスーパーに地酒カップ酒にちょっとだけ力を入れている店があって、そこで購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup033:此君:佐藤酒造店

此君(このきみ):佐藤酒造店此君(このきみ):佐藤酒造店

青地に白抜き、「CUP」の大書、ワンカップ大関タイプのデザイン。「清酒一日不可無」とコピーが書かれているのがいい。

甘みが感じられ、鼻にアルコールがふわっと抜ける感じがいい。もう少しふくらみが欲しいような気もするけど、薄っぺらい味ではない。好感の持てる酒。

この蔵の酒は、まさに地酒。蔵のウェブサイトで見たところ、ほとんど地産地消的な流通のようだ。山形北部、最上の中心都市、新庄から 20 分ぐらい陸羽東線に揺られたあたりで瀬見温泉にたどりつく。小さな温泉街。歩いて数分程度で終わってしまうの温泉街。兄・源頼朝に追われた義経一行がこの地を訪れた折に弁慶が岩を愛刀・瀬見王丸で突き刺した場所からお湯が湧出したという伝説がある。公民館に地域の人用(缶おこう客も利用可)の温泉もある。その一角に蔵元の佐藤酒造店はある。旅の途中ということもあり、カップ酒をひとつだけを蔵で購入したけど、カップ酒でこの味なら、上位クラスの酒も試してみてもいいかな。

カップお気に入り度:★

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#cup030:御代櫻:御代櫻醸造

御代櫻(みよざくら):御代櫻醸造御代櫻(みよざくら):御代櫻醸造

カップ酒ブームの牽引役ともなった御代櫻。通称、パンダカップ。東京上野動物園にパンダが初来日したのを記念してデザインされたカップ。よく見ると、目のあたりがいまひとつかわいくなかったりするんだけど......。同じくパンダをあしらった純米酒のパンダカップもある。こちらは、別デザインで、笹......というか竹が緑色でプリントされたものの発売されている(あまり流通していない)。

普通酒。甘みが感じられる飲み口。すっきり系。

近所のスーパーで買ったもの。カップ酒を扱っている EC サイトの多くで入手可能。

カップお気に入り度:★

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#cup028:神渡:豊島屋

神渡(みわたり):豊島屋神渡(みわたり):豊島屋

文字主体のデザイン。三社札風の文字で「みわたり こっくんかっぷ」とプリントされている。この「こっくんかっぷ」というネーミングがかわいい。

普通酒。さほどの辛口っていう感じではない。すっきりした味。とはいえ、すこし旨味のようなものも感じられる。

蔵元のある豊島屋は、長野県の諏訪湖畔の岡谷市にある。諏訪湖は冬に結氷する。厳寒期には、その氷に亀裂が走る。さらに亀裂が盛り上がるという現象。これを「御神渡り」という。上諏訪の上社の男神が下諏訪の下社の女神に会いにいくのだという。一度見てみたいけど、ここ数年は暖冬のせいで結氷することも少ないのだとか。

上諏訪、下諏訪の温泉巡りをしている途中に購入したもの。諏訪は湯量が豊富で、共同浴場も多い(共同浴場は、上諏訪よりも下諏訪のほうが多い)。諏訪駅には、足湯もあったりする。

カップお気に入り度:★

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#cup026:丸眞正宗:小山酒造

丸眞正宗(まるまさまさむね):小山酒造丸眞正宗(まるまさまさむね):小山酒造

青地に白抜きの文字というワンカップ大関フォロワーのデザイン。三社札のような書体で「江戸の地酒」とプリントされているのがひとひねり。

「正宗」系の辛口。とはいえ、カップ酒の辛口にありがちなとがった味ではなく、ちょっとまろやかな味わい。甘みはほとんど感じない。アミノ酸度も低いような気がする。飲みやすい。

蔵元は、東京都内唯一の酒蔵。赤羽駅のすこし北側、荒川にほど近いところにある。以前、ちょくちょくこのエリアを散歩してたことがあるから、蔵元の前を通ったことがあるかも。秩父からやってくる伏流水を使っての酒造りをやっているらしい。あんなこところにも造り酒屋があるんだなあ。赤羽と言えば、大衆酒場まるます。ひさしぶりに行きたい......。「まるまさ」、「まるます」......似ている(まるますでは丸眞正宗は扱ってなかったと思う)。近くのおでん屋さん(立ち飲み併設)で、おでんをぱくつきながら、「丸眞正宗」を飲んでいる人がいたなあ。ある意味、地産地消。ちょうどそのおでん屋さんの記事を見かけたので、リンク(トラックバック URL がないの......)。

カップお気に入り度:★

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#cup024:田舎親父:六歌仙

田舎親父(いなかおやじ):六歌仙田舎親父(いなかおやじ):六歌仙

カップには何頭かの動物のシルエット。牛のような、羊のような、鹿のような......。

またまた、カップ酒にありがちな淡麗辛口系。かなりあっさりした味わい。もうすこし(いい意味での)田舎くささ(質実剛健系)があるといいんだけど。なぜかアルコール度数は若干低め。

蔵元は、さくらんぼで有名な山形県東根市。温泉町の名に違わぬ東根温泉も近くにある。

近くのスーパーのレギュラー商品。

カップお気に入り度:★

  • 株式会社六歌仙
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:14 - 15 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:ー
  • 精米歩合:ー

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#cup023:かまくら:阿桜酒造

かまくら(かまくら):阿桜酒造かまくら(かまくら):阿桜酒造

秋田の冬の風物詩、かまくらをその名に抱き、カップのデザインにも採用。風物詩を取り込んだデザインということだけど、ちょっと絵が弱いかも。

正式名称は、「寒仕込 本醸造 かまくら」。ひとくち口に含むと、すっきりとした甘みを感じた。甘口の酒かと思ったら、そうでもない。日本酒度は、+4.0。いわゆる淡麗辛口なんだけど、そんなに辛口には感じない。秋田の気候をうまく利用した冬期の長期醸造法だという。すっきり飲みやすい酒。本醸造酒ということで香りはあるんだけど、そのわりには味が淡いかな。もらいもののイカの干物をつまみにいただいた。つまみの邪魔をしない味とも言えるかな。

蔵元便り」というブログも公開中。原料米となる米の一口オーナー制度もおこなっているらしく、その米の生育状況も見られたりする。コンシューマーとの接点が感じられて、好印象(もうすこし更新頻度が高ければなおよし)。

蔵元は、話題の「横手焼きそば」の秋田県横手市にある。

カップお気に入り度:★

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#cup022:天鷹:天鷹酒造

天鷹(てんたか):天鷹酒造天鷹(てんたか):天鷹酒造

わかりやすい「ワンカップ大関」フォロワーなデザイン。青地に白抜き文字。文字のみ。カタカナの「カップテンタカ」の文字がなんかかわいい。

いかにもアルコールっぽい香り。淡麗辛口系。ちょっとアルコールの刺激が残るけど、飲みやすいかも。那須に出かけたときに、原酒を買ってみたら、これはおいしかった。原酒ならではの濃醇系で。またあっちに遊びにいったときには買ってみよう。

蔵元である天鷹酒造のサイトのタイトルタグにはなぜか「welcame to TENTAKA !!」と書かれている。「welcome」の過去形なら「welcomed」(いつの間にか、サイトはこぎれいにリニューアルされていた。モノトーンベースのすっきりとしたデザインに:2008/11/02 追記)。

カップお気に入り度:★

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#cup021:冨の寿:冨安

冨の寿(とみのことぶき):冨安冨の寿(とみのことぶき):冨安

なんともチープなチューリップのイラスト。植物をプリントしたカップ(通称フラワーカップ)は数々あれど、ここまでシンプルかつチープなイラストは珍しい。昭和テイスト炸裂。

甘みの感じられる味。キャップに書かれていた原材料に「糖類」と書いてあったのだが、そのせいだろうか。

焼酎エリアの九州にも日本酒の蔵元はある。でも、やっぱり北九州エリアがほとんど。この冨安合名会社の商品ラインナップにも、焼酎がある。

カップお気に入り度:★

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#cup017:喜楽長:喜多酒造

喜楽長(きらくちょう):喜多酒造喜楽長(きらくちょう):喜多酒造

青と白のプリントで、鶴を描いたカップ。ちょっと調べてみたけど、蔵元のある町にツルの飛来地があるとか、そういう記述は見当たらなかった。銘柄の名前もプリントされていないので、汎用カップなのかも。

添加された糖類のせいか、甘口に感じる。残念ながら、あんまりおいしくない。とはいえ、独立行政法人酒類総合研究所主催の全国新酒鑑評会にて四年連続金賞受賞と蔵元のウェブサイトには書いてあるので、ちゃんと作ったお酒の方はおいしいのかも。

滋賀に出張に出かけたときにスーパーで購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup013:神亀:神亀酒造

神亀(しんかめ):神亀酒造神亀(しんかめ):神亀酒造

一升瓶や四合瓶のラベルは、筆書きのデザインだけど、カップは妙にポップ。亀のイラストが単色でプリントされている。親子亀も。

純米酒。味は、辛口。旨味が感じられる。酸味はさほど感じない。うっすらと黄色がかったお酒。ここの蔵は、1987 年以降、アルコール添加の普通酒をやめて、純米酒以上のものだけを作っているらしい。最低でも 2 年間の熟成期間を置くとのこと。そのためだろうか、こなれた味がする。

カップ酒じゃないけど、ここの蔵だったら、神亀純米活性にごり酒が好き。

カップお気に入り度:★

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#cup006:儀右ェ門:信州銘醸

儀右ェ門(ぎえもん):信州銘醸儀右ェ門(ぎえもん):信州銘醸

普通のカップ酒とはぜんぜん違う、なんとなくダルマのようなかわいらしい形。カップ酒の多くは 180 cc だけど、このカップは 150 cc。酸味が少々感じられるのと、鼻に軽く抜けるアルコール分が印象的。やわらかい味がする。

諏訪泉」のときに紹介した酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップ 2005 でベストカップ賞を受賞したもの。「日本酒チャンピオンズ・カップ 2005」では、愛知酒類卸協同組合として出品されている。けど、蔵元は信州銘醸。仕込みは信州銘醸で、ボトリング・流通を愛知酒類卸協同組合でやっているということなんだろうか。

たしか、箱根の温泉に行ったときに湯本の酒屋で仕入れた一品。

カップお気に入り度:★

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