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niigata Archive

#cup191:松乃井:松乃井酒造場

松乃井(まつのい):松乃井酒造場松乃井(まつのい):松乃井酒造場

菱形の井戸の形を意匠した紋の上に赤字で銘柄名があしらわれている。その後ろには松の木が細かく描かれている。松の葉が線香花火のようできれいなデザイン。銘柄名以外は白で描かれているので写真だと見えにくいが、なかなか繊細なデザイン。

新潟のカップ酒は、端淡辛口の酒をベースにした普通酒が入っていることが多く、薄っぺらい味のものが多いので、期待せずに飲んでみたけど、思いのほか旨みの感じられる酒だった。ふだん着の酒としていい感じ。つまみにほろほろ漬けをあわせてみたけど、偶然にもどちらも十日町の産。

米所の地の利を活かして、手作りの酒を醸している小さな酒蔵。地酒ブームのころに東京の百貨店からの取引のオファーを断り、地元重視の姿勢を貫いたという小造りの蔵なのだそうだ。「八海山」や「久保田」とかが東京進出した時代の話かな。

越後湯沢経由で野沢温泉に行ったときに、十日町のスーパーで購入したもの。

カップお気に入り度:★★

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#cup189:越乃景虎:諸橋酒造

越乃景虎(こしのかげとら):諸橋酒造越乃景虎(こしのかげとら):諸橋酒造

写真ではわかりにくいが、中央下の「景虎」の銘柄名の両脇には、長尾景虎(上杉謙信)の兜が左右にデザインされている。それ以外の部分は、「ワンカップ大関」スタイルの青地に白というデザイン。新潟のカップ酒によく見られる「New Cup」の文字も。

ひさしぶりの新潟の酒。辛口の酒。常温で飲んでいるが、普通酒らしい味で、特筆すべきポイントは特にない。普通酒は、個性が失われやすいから、せっかくカップ酒で飲む機会を得ても印象に残らない味になってしまっているものが多いのはとても残念。

この酒を醸しているのは、諸橋酒造。以前紹介した「越乃千禄」の蔵でもある。銘柄名の「景虎」は、もちろん、上杉謙信の元服名、長尾景虎。地元の英雄、上杉謙信にちなんでの命名。

カップお気に入り度:★

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#cup181:越の誉:原酒造

越の誉(こしのほまれ):原酒造越の誉(こしのほまれ):原酒造

褐色のお燗瓶。銘柄名を中心に赤でプリント。両脇に稲穂のついた稲あしらった、いいデザイン。お燗瓶は透明のガラスを使用したものが多いが、こういう褐色の瓶も一升瓶っぽくて、たまにはいいもの。

電子レンジで軽く温めてみた。香りは弱いが、かなり飲みやすい酒。辛口ですっきりした味わい。新潟の酒らしい味......といったところだろうか。普通酒だけど、バランスはよくとれている。食中酒に向いているかも。蔵のサイトでは、冷やもよいが、燗が最高だと書かれている。確かに燗ばえしそうな味。

蔵元の原酒造の創業は、文化 11 年(1814)年の創業。創業 200 年弱ということか。なかなかの歴史だ。ここの製品は、すべて「越の誉」という銘柄名を冠しているが、このお燗瓶は「酒母四段 銀」という名前の酒らしい。この蔵の製品中ではもっとも売れ筋の商品らしく、一升瓶、四合瓶、300 ml、紙パック、カップ酒......と豊富なラインナップで販売しているようだ。

カップお気に入り度:★★

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#cup153:長者盛:新潟銘醸

長者盛(ちょうじゃさかり):新潟銘醸長者盛(ちょうじゃさかり):新潟銘醸

小千谷市の近くの旧山古志村の名産、錦鯉を二匹描いたなかなかいいデザインのカップ酒。錦鯉を描いたカップ酒は他にもあるけど、この「長者盛」がいちばんストレートでいいデザイン。赤と白が映えている。先日開催された日本酒チャンピオンズカップ 2008 でもデザイン賞の栄誉に輝いた。

日本酒チャンピオンズカップ 2008 に出品されていたけど、てっきり飲んだものとばかり思っていたので会場はテイスティングはしなかった。ずいぶん前に購入していながら、冷蔵庫の奥の奥にしまいこまれていたことに帰宅してから気づいた。200 ml のカップ酒なので、無意識に避けていたようだ。しかし、これを機に、冷蔵庫の奥より取り出す。さてさて。これは、おいしい(200 ml タイプのものの中ではダントツかも)。このタイプは、添加アルコールが本来の味を殺してしまいがちなんだけど、このバランスのよさは特筆すべきもの。新潟の普通酒にありがちな辛口一本槍ではない旨みがある。

米どころであり、水にも恵まれた地の利を活かした酒造りをおこなっているようだ。「長者盛」の大吟醸酒は、鑑評会で連続 9 回も優秀賞を受賞したという。なかなかの実力派の蔵。他にも「越の寒中梅」もあり、この「吟醸生貯 TG」は、日本酒チャンピオンズカップ 2008 でグランプリも受賞した。

カップお気に入り度:★★★

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#cup148:長陵:高橋酒造

長陵(ちょうりょう):高橋酒造長陵(ちょうりょう):高橋酒造

青と白というカップ酒らしい配色。よく見ると、意外に凝ったデザインで、写真だとわかりにくいかもしれないが、白地の部分には、ところどころ色が抜けているところがあって、そこは透明になっていて、円形の注連縄のようなデザインになっている。これがポイントになっていて、単調なデザインにならずにすんでいる。この縄は、この蔵のシンボルらしく、サイトにも全面的にフィーチャーされている。

新潟らしい辛口の酒。普通酒なので、全体的にすこし薄い印象ながら、バランスがいい。この蔵のハイクラスの酒にも期待できそうに感じる。塩納豆を肴に飲んでいるが、いい感じ。

蔵の創業は、江戸時代末期の安政年間。大正時代に建造された煉瓦造りの蔵や煙突などは、長い年月の間に立て替えられたりもしているようだが、いまだに煉瓦の建造物は残っているらしく、六角形の特徴的な煙突は、おそらく地域のランドマーク的な存在になっているのではないかと思われる。2007 年には、国の登録有形文化財に指定されたらしい。

カップお気に入り度:★★

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#cup146:千代の光:千代の光酒造

千代の光(ちよのひかり):千代の光酒造千代の光(ちよのひかり):千代の光酒造

六角形の枠の中に銘柄名と鳳凰がデザインされたカップ酒。こういうデザインは珍しい。この六角形の枠が大きいせいか、なんだかバランスの悪いところが残念。緑色を使っていたり、ワンポイントの鳳凰があったりと、要素としては楽しめるデザインなんだけど。

糖類、酸味料添加の酒。こうした酒にはありがちだが、香りが弱い。吟醸香がなければ......というわけではないけど、「あぁ、酒を飲んでいるな」とわかるような香りは欲しい。味の方はというと、調味されているおかげ(?)で、平板というわけではないが、やはり隠しようのない深みの感じられない味。

すこし離れた吉川町というところが、酒米の五百万石のふるさとらしい。永田ながた農法という農薬や除草剤を使わず、施肥もほとんどしない農法で育んだ五百万石で造りをおこなっているらしい。この吉川町は、「杜氏の里」だという。そういえば『夏子の酒』の蔵の杜氏も吉川町出身だったな。商品案内を見てみると、もち米の純米酒を造っているらしい。最近の純米ブームで、コシヒカリを使った酒なんてのが話題になったりするけど、もち米っていうのは珍しい。

カップお気に入り度:★★

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#cup144:謙信:池田屋酒造

謙信(けんしん):池田屋酒造謙信(けんしん):池田屋酒造

「ワンカップ大関」タイプの青地に白い文字が浮かぶデザイン。ちょっとレトロな書体で、「New Cup」と書かれているのがいい。でも、このデザインって、なんか見たことある。「緑川」だ! よく見比べてみると、基本的なデザインは同じ。単色の背景に白字で、「New Cup」と「NIIGATA」。違いは、背景色と、銘柄名があるかどうか(「緑川」は、「清酒」とだけプリントされていて、ちょっと寂しい)。同じメーカーでカップを作ってるんだろうか。

和楽互尊」に続き、新潟の酒。こちらも辛口。ただ、この「謙信」は、辛口一辺倒というわけでもない(単に「和楽互尊」との比較論かも)。こっちも甘味はほとんど感じられないけど、すこし苦味(いい意味で)があるかな。引き続き、鴨のパストラミの続投。鴨肉の甘味が謙信にあう。

上杉謙信が、武田信玄に塩を送るときに通った街道を「塩の道」(糸魚川〜松本)と呼ぶらしいが、その起点の近くに蔵があるようだ。それに因んで、「謙信」という銘柄で酒造りをおこなっているらしい。白馬山系の伏流水を用いた端麗な造りが身上。

カップお気に入り度:★

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#cup143:和楽互尊:池浦酒造

和楽互尊(わらくごそん):池浦酒造和楽互尊(わらくごそん):池浦酒造

中央に銘柄名をプリントしたカップ。蔵の外観かと思って、サイトを見てみたら、思ったとおり。カップの裏側には、目盛がプリントされていて、計量カップとしても使える(そんなに珍しいことでもないけど)。

糖分が切れきったかのような辛口の酒。甘口でなくてもいいけど、もうすこし糖分が残っていたほうがバランスがよくて好みなんだけどな。お気に入りの鴨のパストラミにあわせてみるとすこしは飲める。酒盗を冷奴にのっけてみたが、こっちはいまいち。もうすこし旨味のある酒のほうがいいみたい。

池浦酒造は、幕末期の天保元年(1830 年)の創業。主力銘柄の「和楽互尊」は、長岡の文人、野本互尊の「互尊」に、安岡正篤が「互尊なれば和楽に至る」と呼び、「和楽互尊」となったという。良寛終焉の地ということもあり、その書をラベルとして使っている商品もあるようだ。

カップお気に入り度:★★

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#cup139:高千代:高千代酒造

高千代(たかちよ):高千代酒造高千代(たかちよ):高千代酒造

雪の農村の風景を太めの線でほのぼのタッチで描いたデザイン。意外にありそうでないデザインかもしれない。透明なガラスに白く太い描線に赤字の銘柄名が映える。「雪国のまごころの酒」とある。

味はというと、平板な感じ。新潟の辛口の普通酒を地でいくような味だろうか。甘みはほとんど感じられない。酸も香りもほとんどない。なんとなくこんな味なんじゃないかと思っていたのだが、まさに想像どおり。安売りのカップ酒とはいえ、もうすこしなんとかならないものだろうか。

高千代酒造は、南魚沼、米どころの酒蔵。谷川岳などのある三国山脈の巻機まきはた山(日本百名山のひとつに数えられているようだ)の名水にこだわった造りをおこなっているらしい。高千代酒造は、その水をミネラルウォーターとしても販売していて、「円水」という商品のようだ。ブルーのボトルにいいデザインのロゴがプリントされている。なかなかよさそう。

カップお気に入り度:★★

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#cup137:鶴齢:青木酒造

鶴齢(かくれい):青木酒造鶴齢(かくれい):青木酒造

リンドウの花をカップの周囲にあしらったフラワーカップ。イラストの抽象化というか簡略化がいまひとつで、リアル感もなければ、アイコンとしての美しさにも欠けているのが残念。カップ酒のデザインに限定すれば、同じ「鶴齢」なら、以前紹介した普通酒のデザインのほうがいい感じ。

ひさしぶりの新潟の酒。以前飲んだ「鶴齢」は普通酒だったけど、これは本醸造酒。新潟の酒らしく辛口。本醸造酒なので、ある程度アルコール添加されているわけだけど、それをすこし感じてしまうが、基本的には悪くない味。甘みも若干あって、辛口一本槍でないところがいいのかな。蔵の酒造りのポリシーとして、淡麗辛口ではなく、旨味のある酒を醸すことにしているらしいが、こうした普段遣いの酒にもその造りが反映されているようだ。

蔵は、コシヒカリで有名な魚沼にある。あのあたりを電車に乗っていると、広い水田が広がっていて、夏場には緑の絨毯のようで、懐かしい雰囲気。創業は、1717 年(享保 2 年)というから、かなりの老舗。蔵のサイトに「蔵人日記」というブログが併設されているが、見てみると BY20 の造りがちょうど始まったところだった。つい数日前に洗米が始まったそうだ。

カップお気に入り度:★★

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#cup135:ふじの井:ふじの井酒造

ふじの井(ふじのい):ふじの井酒造ふじの井(ふじのい):ふじの井酒造

ブルーを基調にした、涼しげなすっきりとしたカップデザイン。青地の部分は、透明度の残るもので、それが余計に涼しげなイメージを与える。銘柄名や「Fuji Cup」の文字は、白くプリントされているけど、山の部分にはプリントがされておらず、ガラスそのままの透明。この組み合わせがいい。プリントされている部分を手で触ってみると、すこしざらつきを感じるが、よく見ると縦横に走る繊維が見てとれる。プリントスクリーンの技術でプリントされているのがよくわかる。

すっきり辛口。すこし苦味が感じられる。普通酒にありがちな平板な味。チーズをつまみにしたら、よくあう。

蔵のサイトを覗いてみると、「高橋留美子展」の開催告知とが目立つ。調べてみると納得。この蔵では、地元新潟県出身の高橋留美子にラベルデザインをしてもらった酒を造っているらしいのだ。「酒蔵一刻館」というブランドで、「大吟醸 めぞん一刻」という酒を醸しているようだ。そういえば、『めぞん一刻』の主人公の管理人さんのエプロンに描かれたひよこ(ピヨピヨというらしい)のプリントされた利き猪口がついた日本酒のセットがあるというのは聞いたことがあったが、ここの蔵だったか。『うる星やつら』のラムちゃんの描かれたラベルの商品もあるみたい。

カップお気に入り度:★★

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#cup116:吟醸初花:金升酒造

吟醸初花(ぎんじょうはつはな):金升酒造吟醸初花(ぎんじょうはつはな):金升酒造

カップの全周囲に犬のイラストが描かれているユニークなデザイン。「わん」と吠えているダルメシアンらしき犬もいる。これがホントの「ワン!カップ」ということか。蔵のサイトが工事中だったので、このカップデザインにまつわるエピソードなどを調べることができなかった。猫のイラスを使った、「にゃんかっぷ」もあったな。

ひさしぶりの新潟の酒。新潟の酒ということで「また淡麗辛口か?」と思いきや、けっこう甘みが感じられる(日本酒度は、プラスの値なんだけど)。味はすっきり。淡麗甘口といったところだろうか。吟醸酒だということなんだけど、吟醸香はさほど感じられない。

あまり詳しい情報が入手できてないけど、この蔵の酒は、飯豊山の伏流水を使った造りをしているということ。新潟といっても新発田なので県北部。山形の蔵も新潟県北部のこの蔵も同じ山を源とする水を使っているのかと考えるとおもしろい。たまに見かけるヨーグルトと純米酒から作った異色の酒「ぐるっ酒」(リキュールになるのかな)もこの蔵で作られたもの。

カップお気に入り度:★

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#cup102:白露:高野酒造

白露(しらつゆ):高野酒造白露(しらつゆ):高野酒造

白地に青く銘柄名がプリントされている。シンプルですっきりとしてはいるけど、それだけと言えばそれだけのデザイン。もうすこし銘柄名を小さくプリントすればバランスがいいかも。書体に特徴があるので、もうすこし控えめでもいいように思う。

淡麗辛口の新潟らしい味わい。本醸造だとのことだけど、すこし平板な味。もうすこし味の膨らみがほしいところ。

「白露」とは、蔵のサイトによると、二十四節気のひとつで、秋分の直前の期間だとのこと。Wikipedia いわく、

太陽黄経が165度のときで、大気が冷えて来て、露ができはじめるころ。八月節。『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」と説明している

......とのこと。この「白露」は、9 月 8 日ごろから秋分までの約 2 週間で、この 9 月 8 日に生まれた酒ということで、「白露」と名付けたらしい。明治 32 年のこと。

カップお気に入り度:★

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#cup096:緑川:緑川酒造

緑川(みどりかわ):緑川酒造緑川(みどりかわ):緑川酒造

「緑川」の名に違わぬ緑色のカップ。このタイプのデザインのほとんどは、ワンカップ大関を模した青がほとんどで、緑を使ったカップ酒はあまりない。そんなこともあって、お気に入り。とはいえ、実はこのカップは、汎用カップ。同じデザインで別の蔵も使っている(ホントは、カップの下の方に小さなシールが貼ってあって、ここに銘柄名、社名がプリントされている)。

新潟の酒ということで、淡麗辛口だろうと思って飲んだところ、予想を裏切る味わい。濃醇と言うほどではないけど、甘味もすこし残っている。緑川は特定名称酒で評価の高い酒だけど、このカップ酒は普通酒ながら、なかなかのもの。

蔵のサイトがないので、あまり詳しい情報がわからないが、このカップ酒は、栃尾又温泉に遊びにいったときに、最寄り駅の小出駅前の小さな酒屋にて発見したもの。店の主人が、「この町の地酒ですよ」と言って薦めてくれた。確かに車窓から緑川酒造の蔵が見えたな。緑一面の水田の中にぽつんと工場があった。裏には信濃川の支流の魚野川が流れていて、のどかな風景。小出と言えば、日本有数のローカル線である只見線の起点駅でもある。

カップお気に入り度:★★

  • 緑川酒造株式会社
  • 種別:普通酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:+4.0
  • 酸度:1.5
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹・醸造アルコール
  • 使用米:北陸 12 号
  • 精米歩合:65 %
  • カップ地酒と車窓旅』掲載

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#cup092:鶴齢:青木酒造

鶴齢(かくれい):青木酒造鶴齢(かくれい):青木酒造

小さいカップに薄いピンク色の花がプリントされたかわいいデザイン。何の花だろうか。

キレのあるすっきりした味。完全にアルコール発酵させたかのような淡麗さ。もうすこし味わいがほしいところだけど、新潟地酒らしいと言えば、そうなのかな。

蔵元は、新潟の中でも有数の米どころ、魚沼にある。車窓から眺めていても、一面が水田。これが全部コシヒカリなんだろうなあ、さすが魚沼......と思った。鶴齢は、蔵元の青木酒造のフラッグシップブランド。ここの純米大吟醸は、しっかりした味ですばらしい食中酒。

越後湯沢の駅にある酒販店で購入したもの。越後湯沢駅には、「ぽんしゅ館」という新潟の地場物産を扱う大きな店があり、そこに利き酒コーナーが併設されている。有料だけど、これだけの数の酒の中から好みの酒を探して利き酒できるというのは、おもしろい(カウンターでお金を払って、コインを 5 枚もらう。そのコインを好きな酒、気になる酒のベンディングマシンに投入して利き酒する......というシステム)。

カップお気に入り度:★★

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#cup068:真野鶴:尾畑酒造

真野鶴(まのづる):尾畑酒造真野鶴(まのづる):尾畑酒造

珍しい茶色の地。キャップ部分は紫色。カップの裏側には「おけさカップ」とプリントされている。「佐渡おけさ」からの命名。

普通酒クラスでは、飲みやすくて、けっこういい味かも。クセもないし。

佐渡島の西側のくびれの部分の真野湾を臨む真野地区の蔵。蔵のモットーは、「四宝和醸」。蔵のサイトいわく、

真野鶴では、酒造りに欠かせないといわれる「米」「水」「人」に、これらを生む「自然」を加え、四つの宝の和をもって醸す、という意味で「四宝和醸」という言葉を作ってモットーとしています。

『夏子の酒』に「和醸良酒」という言葉が出てきたが、この「四宝和醸」もいい言葉。昭和 46 年生まれの若い杜氏ががんばっている(全国新酒鑑評会 6 年連続金賞受賞!)というのも好感が持てる。

カップお気に入り度:★

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#cup060:春日山:武蔵野酒造

春日山(かすがやま):武蔵野酒造春日山(かすがやま):武蔵野酒造

さくらのプリントのカップ酒。ある意味、カップ酒らしいとも言えるけど、絵が好きになれない。このデザイン、実は前にも紹介している。「スキー正宗」のとき。まったく同じデザイン。この「春日山」も、「スキー正宗」も同じ蔵。武蔵野酒造。要は使い回しということ。さすがにキャップには、それぞれの銘柄が印刷されているけど。「スキー正宗」に桜の花はあってないけど、「春日山」だったら相性はいい。

味は、よく言えばすっきり。悪く言えば、薄っぺらい味。辛口ながら、舌の上で転がすと、ほんのり甘みを感じる。糖類は無添加とのこと。

蔵のある新潟県上越市は、上杉謙信生誕の地。謙信の居城だった春日山城にちなんでの命名とのこと。

カップお気に入り度:ー

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#cup055:能鷹:田中酒造

能鷹(のうたか):田中酒造能鷹(のうたか):田中酒造

青地に白のプリントというトラッドなカップ酒カラーを配したデザイン。銘柄が力強い書体でプリントされている直球タイプ。「200 カップ」とお得感の演出も怠らない。

200 ml 入りのロングカップにはどうもいい印象がない。もちろん、180 ml だろうが、200 ml だろうが、おいしいものはおいしいだろうし、そうでないものはそうでないんだろうけど、200 ml にはハズレが多いように思う。この「能鷹」は、よく言えば淡麗辛口ということなんだろうけど、どうも水っぽいような気がする。雑味も若干感じてしまう。

蔵元の田中酒造の屋号が、「能登屋」であったことから、「能」の一字を。さらに、「能ある鷹は爪隠す」から「鷹」を。

カップお気に入り度:★

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#cup053:越乃千禄:諸橋酒造

越乃千禄(こしのせんろく):諸橋酒造越乃千禄(こしのせんろく):諸橋酒造

筆文字で「千禄」と大書。その左横には滝の絵。何の滝だろう......。長岡の滝ということで調べてみると「栖吉不動滝」というのがみつかった。写真も何枚かあるが、その同定は困難。栖吉不動滝は、落差 10 m ほどの滝で、修験者の修行場らしい。脇の岩に不動尊が彫ってあるのが特徴。残念ながら、このカップ酒のイラストからは、その不動尊の確認もできない。

辛口。平板な味。

諸橋酒造は、調べてみると、「越乃景虎」の蔵元らしい。おもしろいことに、蔵元のサイトには、この「越乃千禄」に関する記述がまったくない。カップの裏に発売元が新潟市の土田商店とあるが、何らかの理由があって、蔵元の自社サイトでは紹介をしていないのかもしれない。銘柄名の「景虎」は、もちろん、上杉謙信の元服名、長尾景虎。地元の英雄、上杉謙信にちなんでの命名。

カップお気に入り度:★

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#cup051:越後杜氏:金鵄盃酒造

越後杜氏(えちごとうじ):金鵄盃酒造越後杜氏(えちごとうじ):金鵄盃酒造

酒造りをしている二人の杜氏の姿をデザインしたカップ酒。もう少ししっかりした色でプリントされていればいいのに。デザインのバックに地を敷いていないので、カップの裏面のバーコードまで透けて見えてしまってるのは、興醒め。

キャップに「辛口」と書いてあって、またいつもの新潟のカップ酒にありがちな淡麗辛口の平板な味かと思いきや、なかなかおいしい。蔵のサイトによると日本酒度は、+4.0 ということで、しっかり辛口のようだけど、適度な甘みも感じられる。越後杜氏の競い合う自醸清酒品評会で首席総裁賞を獲得するなどいい酒を醸す蔵のようだ。

新潟出張のときに駅前のコンビニで購入したもの。

カップお気に入り度:★

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#cup029:お福正宗:お福酒造

お福正宗(おふくまさむね):お福酒造お福正宗(おふくまさむね):お福酒造

お気に入りのデザインのカップ酒。大きく「やまこしの郷」とプリントされている。新潟中越地震で話題になった山古志村の「やまこし」。その上のイラストはちょっと見づらいけど、錦鯉。あの辺りで養殖しているらしい。下のイラストも山古志の闘牛。こういう地方色豊かなデザインは好き。

普通酒。すこし甘みのある味わい。新潟は、男酒(辛口)が多いので、また男酒かなと思ったんだけど、そうではなかった。淡麗系ではなく、軽くボディを感じるタイプ。

蔵元は、山古志村ではなく、長岡市(旧山古志村は、2005 年に長岡市に編入)。原材料の米を山古志の契約農家に作ってもらっているらしい。きっと地震直後は大変だっただろうなあ。

たしか、このカップ酒は、新潟出張で買ってきたもの。

カップお気に入り度:★★

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#cup016:鮎正宗:鮎正宗酒造

鮎正宗(あゆまさむね):鮎正宗酒造鮎正宗(あゆまさむね):鮎正宗酒造

清流を泳ぐ鮎の姿を描いたカップ。淡い色のイメージでインパクトには欠けるが、黄緑の輪郭線をベースに、涼しげなイメージで好印象。

昭和の初めに若宮博義殿下が蔵元のある妙高は猿橋を訪れ、鮎釣りをお楽しみあそばされた際にいただいた名前とのこと。近くの川にはいまも鮎をはじめとした川魚や沢蟹がいるとのこと。水に恵まれた地域なんだろう。

辛口のカップ酒が多い新潟の銘柄の中では珍しい甘口。旨味も感じて、飲みやすい。

近所のスーパーで購入。

カップお気に入り度:★★

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#cup014:萬寿鏡:マスカガミ

萬寿鏡(ますかがみ):マスカガミ萬寿鏡(ますかがみ):マスカガミ

筆書きの「萬寿鏡」のバックに地球がプリントされた珍しいデザインのカップ。「萬」の字の左あたりにあるのが、日本。「寿」の左がオーストラリア。この写真を見て気づいたんだけど、太平洋に大きな島がプリントされている。これは......と思ってカップを見てみると、裏側にプリントされた新潟県だった。新潟県の中で蔵元の所在がどのあたりなのかがわかるように印がついている。黄緑と水色の色違いがある。

このカップ酒、背面に「マスカガミ ワールドカップ」とプリントされているんだけど、その上には「マスカガミカップ」と書かれたシールが貼ってあって、「ワールドカップ」という文字が見えないようになっている。これは、FIFA にクレームでもつけられたんだろうか。あるいは、初光酒造からか。しかし、初光酒造も FIFA と法廷闘争したようなので、違うのかな。

味は、すっきり。辛すぎない辛口。新潟は、辛口のお酒が多いな。

通信販売で購入したもの。

カップお気に入り度:★★

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#cup011:スキー正宗:武蔵野酒造

スキー正宗(すきーまさむね):武蔵野酒造スキー正宗(すきーまさむね):武蔵野酒造

ちょっと前のエントリで、「ほげほげ正宗」について書いたので、ついでにこのカップの紹介。

「正宗」の名に違わぬ辛口。冷酒で飲んでいる間は、辛口感が強かったけど、しばらく室温になじませてみると、若干の甘みを感じる。とはいえ、辛口のお酒なので、さらりとしたもの。

名前の由来は、蔵元のある越後高田が、日本のスキー発祥の地であることにちなんだものらしい。戦時中は、「スキー」は適性語であるとして、「寿亀正宗」と称していたらしい。

カップのデザインは、桜をあしらったものだけど、これは汎用カップ。カップには銘柄をプリントせず、キャップ部分に銘柄や製造者名をプリントしたもの。同じデザインで流通している別の蔵元のカップ酒もある。雪山でスキーに興じる人たちなんてのは、いいデザインだと思うけど、残念......。なので、評価は、▼

カップお気に入り度:ー

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#cup010:王紋:市島酒造

王紋(おうもん):市島酒造王紋(おうもん):市島酒造

10 本めは、お気に入りのカップ酒。このカップに書かれている「王紋」の「aumont」というフランス語風な綴りと、それを囲むように描かれている盾型のエンブレムが妙にヨーロッパっぽさを醸し出しているのが気になっていたんだけど、市島酒造の四代目がヨーロッパに留学した際にヨーロッパ王室のエンブレムにインスピレーションを受けて、このデザインにしたとのこと。

味は、辛口・淡麗系。酸味が感じられる。

蔵元の市島酒造は、日本初の女性杜氏を抱えたことでも有名らしい。

カップお気に入り度:★★★

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#cup008:越の華:越の華酒造

越の華(こしのはな):越の華酒造越の華(こしのはな):越の華酒造

新潟の夏といえば、花火。その花火をカップ全面にあしらったカップ。大きな橋も描かれているけど、これは阿賀野川か、信濃川か。新潟のシンボルの橋といえば、萬代橋。......ということは、阿賀野川ではなく、信濃川。夏のイメージの花火がフィーチャーされているけど、実はその裏の方には、白鳥と山がプリントされている。どこの山なんだろう。この周囲の名山といえば、八海山だろうか。

カップ酒には、地元の名物・風物詩をプリントしたものがけっこうあるけど、このカップのようにそれらをてんこもりにしたものはおもしろい。「この山はどこの山?」とか「この祭りはなに?」とか調べながらお酒を飲んでいるとなかなか楽しい。

味は、普通かなあ。

たしか、新潟に出張に行ったときに、泊まったホテルの近所のコンビニで買ったような......。

カップお気に入り度:★★

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