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#cup140:竹泉 雄町:田治米

竹泉(ちくせん):田治米竹泉(ちくせん) 雄町:田治米

赤と青の竹林が描かれたお気に入りのデザインのカップ酒。以前紹介した「竹泉醇辛」と同じデザイン。「竹泉醇辛」は、緑と茶色を使った落ち着いた色使いだったけど、こっちはもっとポップなイメージ。デザインはいっしょでも色が違うとずいぶん雰囲気が変わるものだ。

「竹泉醇辛」がおいしい酒だったので、こちらにも飲む前からかなり期待。しかも、こちらは純米吟醸。さらに雄町。その上、無濾過生原酒。期待が膨らまないはずがない。で、飲んでみると......まろやかな香りと味の調和のとれたいい酒。期待どおり。甘味がほどよく、アルコールの辛味と相まって、こなれた仕上がり。かなり好みの味だ。原酒とはいえ、16 度という低めの度数であったせいか、飲みやすく感じた。

蔵元の田治米たじめは、元禄 15 年(1702 年)創業の老舗。300 ねんを超える歴史のある蔵ということになる。但馬の山間の町で但馬杜氏が醸す蔵。

The カップ酒 ベストセレクション 900』や『カップ地酒と車窓旅』に、このカップデザインのカップ酒は、「黒松タケカップ」と紹介されていた。しかも、普通酒。しかし、これは純米吟醸酒。キャップにシールが貼られていて、「もしや」と思い、剥がしてみると、「黒松タケカップ」と書かれていた。普通酒用のカップを流用して、純米吟醸酒を販売しているようだ。もしかしたら、普通酒の造りは止めたのかもしれない。

東京では、ほとんど見かけることがなく、入手したのは、大阪の山中酒の店。見つけたときは、うれしかった♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup132:秋鹿:秋鹿酒造

秋鹿(あきしか):秋鹿酒造以前紹介した「秋鹿」は、純米酒。今回のものは純米吟醸酒。純米酒の「秋鹿」は、牡鹿と牝鹿がプリントされたものだったが、この純米吟醸酒には、子鹿もプリントされている。さらに大きな違いとしては、豊かに実った稲穂がカップの下の方に描かれている点。ちょっと絵がごちゃごちゃっとしてしまっている気もするけど、かなりお気に入りのデザイン。

辛口。適度な酸味と苦味が辛口の酒にボディを与えている。しかし、まろやかな味わいが感じられ、全体の調和を保っている。

このカップ酒は、全量山田錦。吟醸酒の王道。無農薬の自社田で育てた山田錦を使ったものかどうかはわからないけど、贅沢な一品。この時期は草取りが大変そうだ。

カップ酒の記録をつけはじめてから 1 年。一周年記念で、お気に入りのレアカップ酒。これは、大阪の山中酒の店。前から、「秋鹿」にはデザイン違いの純米吟醸酒のカップ酒があると聞いてはいたが、大阪まで足を伸ばしてようやく入手できた一品。2 本買って、一本は「」のマスターのお土産に。

カップお気に入り度:★★★

  • 秋鹿酒造有限会社
  • 種別:純米酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:16 - 16.9 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹
  • 使用米:山田錦
  • 精米歩合:60 %

こちらが、この純米吟醸酒。
秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

こっちが通常商品の純米酒。
秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

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#cup108:奥能登の白菊:白藤酒造店

奥能登の白菊(おくのとのしらぎく):白藤酒造店奥能登の白菊(おくのとのしらぎく):白藤酒造店

ひさしぶりの無印カップ酒(カップにプリントされていないという意味)。カップを縦にぐるりと囲む紙の封が上品な感じ。一昔前の Apple Comuputer の箱のようなイメージ。カップには何もプリントされておらず、封に銘柄名と成分表が印刷されている。

これはおいしい♪甘口の柔らかい味の酒。常温でもいやな甘味が残ることなく、いい感じのアルコールが広がる。封に

軟水の山水を仕込水とした柔らかな甘さのお酒です。

......とある。まさにそんな感じ。

輪島の廻船問屋から始まり、質屋などを生業としていたが、江戸時代末期より造り酒屋としての歴史が始まったらしい。現在の杜氏は、九代目。家族中心の小さな蔵だが、まじめな酒造りをしているという印象。

カップお気に入り度:★★

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#cup084:愛宕の松:新澤醸造店

愛宕の松:新澤醸造店愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店

再び登場の「愛宕の松」。前回紹介したのは、真っ黒な地の通称「ブラックカップ」。こちらは、カップの裏側に「中取り PLATINUM」とプリントされている。おめでたい雰囲気の松の図柄がシンプルでいい。

日本酒度としては辛口なんだろうけど、甘味を感じる旨口の高品質。甘いと言っても、べたついた甘味ではなく、すっきり消える淡い甘味。燗にすると、華やいだ香りが立ってくる。味もふくよかな感じになる。冷やよりも燗向きのお酒かな。

ここの蔵は、知っている範囲では、あともう 1 種類のカップ酒を出している。残るひとつは、「ブラックカップ」やこの「中取り PLATINUM」が特別純米酒であるのに対し、本醸造。本醸造とはいえ、いい酒を醸している蔵なので、期待。

こちらも上高田の「味のマチダヤ」にて購入。

カップお気に入り度:★★

  • 株式会社新澤醸造店
  • 種別:特別純米酒
  • 容量:180 ml
  • 度数:15 - 16 度
  • 日本酒度:ー
  • 酸度:ー
  • アミノ酸度:ー
  • 原材料:米・米麹
  • 使用米:山田錦
  • 精米歩合:60 %

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#cup080:秋鹿:秋鹿酒造

秋鹿(あきしか):秋鹿酒造秋鹿(あきしか):秋鹿酒造

8 升めの記念にお気に入りのカップ酒。通称、バンビカップ。オレンジ色(!)で鹿の絵と楓の葉がプリントされているとてもいいデザインのカップ。色、かわいい鹿の絵、楓の葉のアクセント......とてもお気に入り(反対側には、牝鹿もプリントされている)。

この蔵の酒は、全量純米(アルコールなどの添加物のある酒は作っていないということ)。まろやかでいい味。甘すぎず、辛すぎず。ポップなデザインで本格的な味(カップのデザインもよく、味もいいカップ酒は、なかなかない)。2/3 を常温で飲んだ後、ぬる燗にしてみる。アルコールのいい香りがふわっと漂う。よりまろやかさが際立つ。

大阪府北部の能勢町という自然豊かなところにある蔵。山を越えるともう京都府。自社田で米を育て、純米にこだわったしっかりとした酒を造っている(「山中酒の店」のサイトに「秋鹿酒造の田んぼの雑草抜きの会」というイベントのレポートがあった。楽しそう♪)。米造りから酒造りまでを蔵自ら手がける「一貫造り」がこの蔵のテーマ。「秋鹿」の創業は明治 19 年で、創業者奥鹿之助が本家より酒造業の免許をもって分家したのが始まりという。能勢の最も良い季節である「秋」と「鹿之助」の「鹿」を組み合わせての命名。

このカップ酒は、東武百貨店で買ったもの。確かあの店では、レギュラー商品のはず。お気に入りの居酒屋「」の定番商品でもある。近場で手に入る良酒ということもうれしい♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup069:志太泉:志太泉酒造

志太泉(しだいずみ):志太泉酒造志太泉(しだいずみ):志太泉酒造

ねこのイラストでカップ酒界(?)では有名な通称「にゃんかっぷ」。志太泉酒造のサイトを見てみたこところ、「ワンカップ大関」をもじって、「ワン」= 犬の鳴き声 → 犬 → ねこ → 「にゃん」となったエピソードや、イラストレータ探しのエピソードも読めてなかなかおもしろい。地味ながら、カップのプリントに三色(黒+灰色+白)使っているのも興味深い。

カップのデザインはポップだけど、中身は純米吟醸の実力派。さて、そのお味は......。やわらかい吟醸香りがふわっと漂う。下の上で味わうと、おいしさが立ってくる。まったくいやみのない味わい。これはいい♪

この蔵の酒は、山田錦を使ったものが多いみたいだけど、この「にゃんかっぷ」は八反錦。サイトの情報によると、「志太泉 純米吟醸生原酒」をベースにしたお酒なのかな。この志太泉酒造のウェブサイト、なかなかおもしろい。手作り風の地味なサイトながら、読み応え十分。FAQ に併設された MQ(= Maniac Question)なんてコーナーもある。コラムブログもある。

カップお気に入り度:★

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#cup059:愛宕の松:新澤醸造店

愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店愛宕の松(あたごのまつ):新澤酒造店

真っ黒な地がカップの外周をぐるり。そこに「愛宕の松」と大書。その裏側には「あたごのまつ」と仮名書きで。シンプルなデザイン。シックな黒地のカップは、「ブラックカップ」と呼ばれているらしい。

雑味のないしっかりとした味わい。鼻に抜けるアルコールもいい感じ。さすが特別純米。飲んだあとも舌に残る旨味が何とも言えず、いい。フルーティーな味わいも見え隠れする。きょう 3 本目のカップ酒ということで、締めくくりに特別純米酒を持ってきたのは正解だったかも。つまみに用意したカンパチの酒盗和えとも相性抜群。良質の酒に感じられる独特の甘みもうれしい。カップ酒に山田錦を使っているというのも特筆に値する。

蔵元の新澤酒造店は、生産量 200 石の小さな蔵だとのこと。蔵人の平均年齢は、24 歳だとのこと。蔵人を率いる新澤専務は、利き酒師としても相当の実力らしい。20 歳で純粋純米酒協会主催の利き酒選手権大会で、全問正解とのこと。この記録は、最年少とのこと。20 歳で全問正解とは、いつから嗜んでいたのやら。この蔵の新銘柄「伯楽星」は、『夏子の酒』の尾瀬あきらも絶賛だとか。

上高田の「味のマチダヤ」にて購入。

カップお気に入り度:★★

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#cup041:石鎚:石鎚酒造

石鎚(いしづち):石鎚酒造石鎚(いしづち):石鎚酒造

カップ酒には珍しい磨りガラスタイプ。噴水のある公園の絵をプリント。絵の右下には、「水の都 西条」とある。どうやら、親水公園の噴水を描いているもののようだ。バックにはギザギザの山の背が見える。石鎚山だと思われるが、石鎚山のイメージは鋭角に切り立った山頂が強烈だが、山頂部は東西にのびていることもあり、南北から見るとギザギザの山の背が続いているように見えるようだ。蔵のある西条市は、石鎚山の北に位置する瀬戸内海に面した街なので、こちらからの石鎚山の眺めはこのようになるのだろう。

しっかりした香りと味。無濾過ということもあってか、濃醇な味わい。満足のいく味。カップ酒の説明は、蔵元のサイトを見てもよくわからないことがほとんどだけど、このカップには詳細データがのラベルが貼ってあって、親切。そのラベルいわく、

豊な吟香に加え含み香に重厚さを備えた調和のとれた純米酒。35 日にも及ぶ低温発酵のよるきめの繊細さを感じ取っていただければ幸いです。(原文まま)

アルコール度数は、ちょっと高め。おいしい酒だけに、カップのデザインが好みでないのが残念。西条は、石鎚山を含む四国山地のおかげで、西条は水に恵まれた地域。市内のいたるところで自噴水(湧き水)が見られるらしい。この豊かな水の賜物。経営も酒造も家族でおこなうアットホームな雰囲気がサイトから感じられる。

池袋の東武百貨店で購入。

カップお気に入り度:ー

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#cup038:龍力:本田商店

龍力(たつりき):本田商店龍力(たつりき):本田商店

青の単色プリント。堂々たる書体で「龍力」のロゴが光る。山田錦を 20 %、五百万石を 80 % 使った贅沢な特別本醸造酒。

飲んでみてびっくり。こんなにクセのない味わいは初めてかも(カップ酒では)。すいすいと飲めてしまう。甘みも、旨味も感じるおいしいお酒。兵庫だから、灘に似た辛口の男酒かと思いきや、日本酒度は -1.0。いまのところのカップ酒のベストテイスト。カップ酒ながら、dancyu がフィーチャーするのもわかる。

兵庫播州は、酒米の産地。地場産の山田錦と五百万石を使った本格派の地酒カップ。無農薬栽培なども試みたりしていて、その水田にコウノトリが住んでいるという。「コウノトリ育む農法」と呼ばれているらしい。アイガモ農法のアイガモのようにコウノトリがせっせと雑草や害虫などを駆除してくれる......というわけではなく、絶滅が危惧されるコウノトリも育つことができるいい環境......という意味。

カップお気に入り度:★

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#cup020:竹泉醇辛:田治米

竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米竹泉醇辛(ちくせんじゅんから):田治米

竹林の風景がプリントされているお気に入りのデザイン。竹は黄緑、筍は小豆色。アクセントで一本だけ竹が筍と同じ小豆色でプリントされているのが秀逸。落ち着きのあるデザイン。この蔵元の普通酒の「タケカップ」というのがあるらしい。こちらのカップは、絵柄はこの「竹泉醇辛」(バンブーカップ)と同じだけど、赤と青を使っていて、なかなかきれい。

キャップを開けると、いい香りが漂う。アルコール添加の普通酒より、やっぱり純米酒のほうがおいしい。竹泉醇辛の名に違わぬ芳醇な味わい。辛口は概ね淡麗系の仕上がりになるものが多い(特にカップ酒で顕著)ので、濃醇系好きの自分にはこの味わいは魅力。

ちなみに蔵元の田治米の「田治米」は「たじめ」と読む。お、キリ番 20 本め♪

カップお気に入り度:★★★

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#cup013:神亀:神亀酒造

神亀(しんかめ):神亀酒造神亀(しんかめ):神亀酒造

一升瓶や四合瓶のラベルは、筆書きのデザインだけど、カップは妙にポップ。亀のイラストが単色でプリントされている。親子亀も。

純米酒。味は、辛口。旨味が感じられる。酸味はさほど感じない。うっすらと黄色がかったお酒。ここの蔵は、1987 年以降、アルコール添加の普通酒をやめて、純米酒以上のものだけを作っているらしい。最低でも 2 年間の熟成期間を置くとのこと。そのためだろうか、こなれた味がする。

カップ酒じゃないけど、ここの蔵だったら、神亀純米活性にごり酒が好き。

カップお気に入り度:★

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#cup012:出羽ノ雪:渡會本店

出羽ノ雪(でわのゆき):渡會本店出羽ノ雪(でわのゆき):渡會本店

お気に入りのデザインのカップの紹介。紅花。山形の県花らしい。紅花をカップにぐるりとプリントしたもの。緑とオレンジの 2 色。「出羽路に酒あり」というフレーズもいい。

生酛純米。やっぱり純米酒はいい。味は、辛口。濃醇系。うまい。最後に酸味が残るかな。薄い黄色がかったお酒。キャップには、アルコール度数は、14 度と書いてあるけど、ほんとかな。けっこうまわるんだけど......。

蔵元の市島酒造は、兄弟で力を合わせて、名酒を醸しているらしい。蔵元のサイト曰く、

過去10年間で開催されなかった平成6酒造年度を除き、8回の入賞、特に最近の4年間は連続金賞受賞しております。15BYよりは、蔵元専務渡會俊仁が杜氏、実弟俊男が、製麹責任者となり、酒質の飛躍的なアップを実現させました。不易流行、温故知新をキ−ワードに、これからも日本酒を愛する皆様に感動と満足を与えられる酒造りを目指して参りたいと思います。
(株式会社 フルネット 金賞受賞蔵ガイド2004 P38より抜粋)

...ということらしい。

近所のコンビニで買ったもの。

カップお気に入り度:★★

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#cup002:諏訪泉:諏訪酒造

諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造諏訪泉(すわいずみ):諏訪酒造

近所のスーパーで中国地方の食品をフィーチャーしたフェアがあって、そのときに入荷された一品。米と米麹だけで作られた特別純米酒。酒文化研究所主催の日本酒チャンピオンズ・カップでグッドカップ賞を受賞したらしい。

デフォルメされた「泉」の文字をえんじ色の地に白文字で大胆にプリントしたお気に入りのデザイン。適度な酸味と若干の黄味のかったお酒。けっこう飲みやすい。

鳥取なのに諏訪?...と思って少し調べてみたら、この諏訪泉酒造のある智頭町にも諏訪神社があるらしい。ここの諏訪神社でも長野の諏訪大社と同じ七年に一度の「御柱祭り」があるらしい。記紀(古事記・日本書紀)を引くまでもなく、出雲と諏訪の関係は密接だ。蔵元のある「八頭郡智頭町」の「八頭」なんかは、いかにも八岐大蛇と関係ありそうな地名。

カップお気に入り度:★★★

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